【サッカー】2戦連続PKもGK勝本が止めた!関西3位でシーズンを終える!

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◇The KSL Cup 2017 3位決定戦対AS.ラランジャ京都◇12月16日◇ヤンマースタジアム長居◇
【前半】関大FC2008 0-0 AS.ラランジャ京都
【後半】関大FC2008 0-0 AS.ラランジャ京都
【試合終了】関大FC2008 0-0 (PK9-8)AS.ラランジャ京都

準決勝でアミティエSC京都にPK戦で敗れたFC2008。今日の試合は4回生にとっても、チームにとってもこのチームで戦う最後の試合となった。「1人1人やれることをしっかりやって、全員で勝って終わろう」(朝比奈孝佳チームキャプテン=政策4)と臨んだゲームは両者ゴールを奪えず、PK戦の末FC2008が勝利をつかみ取り、ラストゲームを笑顔で終えた。

前半、劣勢からの入りとなる。2分にこの試合初シュートを打たれると8分にもフリーキックからピンチを迎えた。守備の時間が長くなるが、11分MF吉塚泰斗(文4)が相手パスをインターセプトすると、そのまま駆け上がりクロスを供給する。

しかし、これは中の選手に合わず。13分には朝比奈が右サイドから上げたクロスにファーサイドで待つ吉塚が折り返す。

MF三井郁弥(商4)が左足でシュートを狙うも決めきれず、もどかしい時間が続く。24、27分には立て続けにピンチを迎えるが、GK勝本絢介(法3)を中心に堅い守りを見せた。その後も両者決め手を欠き、後半に折り返した。

関大は選手を2人変え、変化をつけようと試みる。迎えた後半、前半とは打って変わり関大のペースで試合が進む。開始早々1分にFW美座大輝(商4)がシュート放つと、3、9分にも吉塚がシュートを打つ。

試合の流れは関大がつかむが、得点に結びつかない。その後も吉塚、MF鐘尾駿介(人3)、FW西岡武瑠(安全4)を中心に攻めこむもゴールは奪えず、決着はPK戦へと持ち込まれた。

PK戦は1人目2人目と両チーム成功し、迎えた3人目。鐘尾が失敗し、関大が劣勢に立たされる。

相手チームの5人目が決めれば負けの場面、相手選手の蹴ったボールがバーをたたき、6人目以降に決着が持ち越されると、決着がついたのは10人目。この日再三のピンチを防いできたGK勝本が大仕事を果たす。相手が蹴ったボールを弾く、見事なPKストップ。選手たちが勝本のもとに駆け寄り歓喜の輪が生まれた。

FC2008は関西3位となり優勝には届かなかったが、このチームで戦える最後のゲームを劇的な勝利で終えた。【文:大島涼太郎・水野真/写真:大島涼太郎】

▼田畑勇規(社4)学生コーチ
「最後の試合というのは全く関係がなかった。4年生のためにとかでもなく、1つの試合だということをみんなに強調してやることは変えずにしっかりとやっていこうと伝えた。試合運びとしては守備からリズムを作っていくというところを練習からやっていた。そこで0-0で終えることができたのはすごく良かった。攻撃のところで最後のシュートのクオリティは課題だった。この大会を通して全試合に言えることだと思う。ここが実力だったと感じている。勝てたのは大きい。 PK 戦になることは多かったが悲観はしていない。いままで FC は失点が多かった。改善したいところだった。ここから失点をかなり抑えることができた。体育会での4年間は求められることが多かった。人としてサッカー部で成長できた。このサッカー部は自分が求めたらどこまでも追求できる部活だと思う。自分次第でどんなものにでもなれる。誰かがやってくれる、このコーチに従うということもあまりなく求め続けることが大切だと感じた。どこまでも本気になって求め続けることができるということを4年生ではなくて、もっと早い段階から気づいて後輩たちにはより成長してほしい」

▼保手濱コーチ
「4年生が最後でFCとしても最後だったのでやってきたことの集大成を見せれたらと。うまくプレーすることは求めていない。全力でプレーすることを求めていた。この大会は田畑に任せていた。最後なので選手同士で話をしていた。最後まで諦めずやっていれば結果はついてくるかなというところで、日ごろのトレーニングの結果が後半の最後に生きてきたなと感じた。今年3年目になるが始まった時は一番弱いかなと感じるチームだったが、4回生がきついことにも声をかけたり、下級生の面倒を見て、時には厳しいことも言ったり自分らで妥協することなくやろうとする4年生がいて、夏以降チームとしてまとまって伸びてきたかなと感じた。特別うまい子はいなかったが、全体で目標に向かって一番できたと思う」

▼朝比奈孝佳(政策4)
「4回生も最後だしFCとしてもこのチームでやれるのは最後だったので1人1人やれることをしっかりやって、全員で勝って終わろうと話していた。点が入らなかったのは残念だったが、自分たちが練習でやってきたことを何度も出すことはできた。最後PK戦、大事な時に負けている中で前回外した選手もしっかり決めて勝てたのはチームの成長を感じた。(個人としては)全然。もう少しできればよかったがこれくらいだと思う。(4年間を振り返って)関大のサッカーが今まで自分がやってきたサッカーとは違って最初戸惑ったこともあったが、その中でも自分の良さを出して3年までIリーグでプレーできたのは良かった。でもやっぱり4年間で今年のチームが一番頑張ったかなと感じている。FCのチームに対しても、全員サッカーを掲げている中でキャプテンの自分がそれに伴った行動をしないと3回生以下が多い中でついてこないと思った。チーム全体に対して行動できたのがよかったと思う。後輩には1人でも多く紫紺のユニフォームを着てトップチームで試合に出ている姿を見ることをできれば、この1年やってきたことが次につながっていると思える。そうじゃなかったとしても今年、自分以外の4回生も頑張ってくれたのでその4回生に恥じない、頑張ってますよと言ってくれるようなプレーをピッチで魅せてほしい」

▼亀井脩平(情4)
「試合自体はみんな緊張してたのかなという感じがあった。固い感じで自分は前半で交代してしまい、地に足がつく前に終わってしまった。もう少しやりたかったというのが本音。最後なので試合終了までピッチに立ちたかった。練習でもPKの練習はしていたし、この大会4試合中3試合PKで初めてではなかったし、4回生はラストマッチでチーム一丸となって強い気持ちを持ってたからこそ相手も外してくれて勝てたのかなと思う。大学4年間と小学校から初めて16年間長いようで短かったと思うし、関大サッカー部の良さを僕は4回になってから気付いたが、下級生にはもっと早くから気付いて、かけがえのない時間なんだなというのを実感してもらいたいと思う」

▼本玉卓平(経4)
「PK戦で負けて(気持ちが)落ちちゃう部分もあったが、最後は勝って終わろうという思いをチーム全員で持ってこの日に向けて全員で準備してきた。(個人としては)前半からミスも多くてみんなに迷惑をかけることもあったが、最後のところで自分の持ち味である粘り強さを出してゴールラインを絶対に割らせないという部分のプレーができたので最後の試合として締めくくれるプレーができた。(PKは)最後やから思い切って蹴って悔いなくやろうと思っていいところにいったので良かった。(4年間を振り返って)正直上手くいかないことばかりで後悔もないって言うと嘘で、いっぱいあるし、できなかったことの方が多いけどいい仲間と巡り合えた。いいチームで一緒に最後できて今日勝って終われてよかった。(トップは)まだインカレをやっているし24日(インカレ決勝戦)までやって笑顔で終わるのが自分の目標なのでそこまでみんなで同期と一緒にやろうと思います」

▼浦上裕太(社4)
「アミティエ戦はベンチ外で外から見てて悔しいっていうのがあったし、自分が試合に出られていないというのは力が足りていないのかなと。今週一週間はスタメンで出させてもらえるチャンスがあったのでこの一週間自分自身としても小学校1年生から始めたサッカーの集大成でもあるなと思ったので悔いなくやろうと取り組んできた。自分自身の持ち味は運動量。足元の技術は他の人に比べてないと思っているので、その中で声や運動量は常に出せると思うでそこだけは意識して自分自身の持ち味を出して終わろうという気持ちだった。(持ち味を出し切れたか)守備にまわることが多くて攻撃になかなか行けてなかったのが後悔というか反省としてはある。それでも自分が今持っている力は出せたかなと。(4年間を振り返って)小学校1年生から今までできたのは、親の力。部費や合宿代なども全部親に払ってもらってて、その中でサッカーができている点では親に感謝したい。小学校1年生からの同期や後輩に恵まれてきてやれたのは自分自身今後社会にも生かせていけるかなと思うし、この関西大学で4年間やれたことは感謝という気持ちを持っています」

▼宮本誠人(経4)
「自分のサッカー人生の最後でシンプルに楽しもうと。後期も前期もこの一年を通してあまり試合に出ていなくて、その中で最後の試合に出させてもらたので楽しく自分なりに全力でプレーしようと思った。後半も出たかったが、自分の前半のプレーを考えたら交代は妥当。自分の今できる全力を出せたので悔いはない。(4年間を振り返って)あっという間で、1年1年に濃いものがあた。自分が大きく成長できたその積み重ねの4年間。その中で同期も後輩も先輩も他の大学にはないつながりができたという気持ちももちろんあるが、まだサッカー部としての活動はまだあるのでそういうのを後輩に最後までしっかり伝えて、もっともっといいものにできるというのを伝えて引退したい」

▼美座
「前回アミティエに勝ったら決勝に行けてたけど負けて、気持ちを切り替えて最後勝って終わろうとチームで言っていた。絶対勝とうという気持ちで臨んだ。フォワードなので得点を取って終われたら一番いい形だったと思うが、チーム全体で粘って守り切って、最後取れればよかったが結果的にはPKで勝って笑って終われたので良かったかなと思う。(4年間を振り返って)いろいろなことがあったが、仲間に助けられてチームメイトに恵まれてすごい助けられたし、刺激にもなって感謝している(後輩には)ここにいるFCの後輩にはできたらトップに行って来年活躍している姿をOBとして見にいけたらいいなと思う。トップに行けなくても応援に行きたいので頑張ってほしい」

▼西岡武瑠(安全4)
「本当は優勝したかった。自分も準決勝でPK外してしまったので、最後は勝って終わろうというのが目標で、勝ってトップチームのインカレにつなげられたらという気持ちだった。前回のアミティエ戦と同様でチャンスはいっぱいあったが、フォワード含め、決めれるところで決められなかったのでそこは反省すべきかなと思う。でも準決勝と同じ状況でPKで勝てたことは壁を越えれたのかなと。(4年間を振り返って)厳しいこともあったし、僕たちの代は問題児が多いと言われている中で始まって、最高学年になってからいい意味で癖のある集団になれたと思っている。今までにない4回生だったかなと思う。自信というか誇りがある。(後輩には)最後監督にも言われたが、結果は出ていないので全部3位、4位で全国には出ていないので結果にはこだわってほしい」

▼吉塚泰斗(文4)
「最後の試合だったので気持ちが入っていい試合ができたと思う。ドリブルが得意なので最後の試合、悔いが残らないように積極的に仕掛けていこうと。それが体現できたと思う。(ハーフタイムにどんな話があったが)守備の面で前半は相手に自由に回されることが多かったのでそこを改善して、攻撃はまず左サイドからチャンスを作れていたのでどんどん左から行こうと。今日の試合はやり切れた。(4年間を振り返って)大変なことも苦しいこともあって4回生になってからサッカーをやめようかと思うこともあった。FCの4回生、朝比奈を筆頭にみんなでやってきて今振り返ると続けてきてよかったと思う。4回生、特にFCの4回生に感謝している。」

▼三井
「4回生としては最後の公式戦だったので悔いのないように楽しんでやろうと話していた。トーナメントなのでまずは失点しないようにと。最後の試合になるけど今までやってきた積み重ねをいつも通りやっていこうと思った。90分で決着をつけたかったけど、無失点でPKで勝てた点は良かったと思う。(個人としては)もう少しやりたいことはあったが、今日できる中で悔いのない100%できたと思う。(4年間を振り返って)4回生になってからすごくチームのことを考えるようになって、4回生になるまでにもっとやっておけばよかったという後悔もあるし、でもこの1年を振り返るとすごく充実した1年間をこのFCのみんなのおかげで送れたと思うので、サッカーにおいても、人間的に成長させてもらったと思っている。後輩たちには今からできることをやって、少しでも早い段階でチームに貢献して上のチームに行ってほしい」