【バスケットボール】新人戦3位。春へ大きな収穫得る

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◇平成29年度関西学生新人戦3位決定戦対近大◇12月10日◇近畿大学記念会館◇

【第1Q】関大22-23近大
【第2Q】関大29-16近大
【第3Q】関大22-16近大
【第4Q】関大16-23近大
【試合終了】関大89-78近大

京産大戦から1時間足らず。関西学生新人3位の座を懸け、近大と激突した。直前にわずか1点の差で決勝進出を逃しただけに、「気持ちの整理っていうのがみんなしようとしていたが、試合が始まったら実際疲れもあって、なかなかいい出だしができていなかった」(足立臣哉=人2)。一時は12点差をつけられる苦しい展開も、窪田充希(法2)、足立のアシストから河野拓海(人2)が得点し、1点差で第1Qを終える。


△足立


△窪田


△河野


△内田宏紀(シス理1)

第2Qに入ると、秋岡和典(人1)が躍動。3Pやバスケットカウントで次々と得点を重ねる。「最後なので気持ちが強い方が流れがくると思うので、攻めの気持ちで」。秋岡は近大戦で22得点を記録。チームは前半終了までに近大を12点差に引き離すと、勢いそのままに後半に突入。第4Qはシュートが入らない時間も続いたが、関野日久(文2)がゴール下で存在感を示し、リードを守り切って試合終了。新人戦を3位で終えた。


△秋岡


△賀谷勇(シス理1)


△村田瑠偉(環都1)


△関野

第1Q序盤、近大に大きくリードされる展開になった点については、疲れなど「いろんな言い訳ができる。そういうのがコートで出てしまった」と尾﨑勇太ヘッドコーチ(HC)。第1Q終了までに1点差まで追いついたものの、「コーチ(=尾﨑HC)に喝入れられてからやった」(足立)、「誰かに言われてやっているようじゃ良くない」(関野)と改善へ向け、反省点を口にした。


△村上勇斗(人1)


△西岡晃司(法1)


△菅原紳太郎(文1)

それでも、3年生不在の今大会、チームをけん引したゲームキャプテンの足立は「1年生のガードも、ゲームを自分で作ったり、自分でアタックできたり、インサイドの1回生も2回生も、しっかり自分でリバウンド取ってシュートにいく気持ちとか、姿勢が見られた」と全員の成長を実感。「足立が変わっていったので、僕らも結構刺激を受けてやっていけたので、みんな変われた大会だった」(関野)、「今後も3回生にそんな頼ってばっかりいられない。もっと自分が何とかできるように成長していきたい」(窪田)と、責任と自覚を新たにする大会となった。


△角田唯(人2)

たくましさを増した関大バスケ部の1、2年生。今大会を通じて「新しい芽が出てきた」と尾﨑HC。チームに吹き込む新たな風にも期待を寄せる。これからしばらくのオフシーズンに入るが、課題や収穫の全てを「大切に、忘れずに」、現3年生とともに春にはきっとまた大きくなった姿を見せてくれるだろう。【文:宮西美紅/写真:谷満梨奈】


△閉会式を待つ選手たち


△表彰式後の集合写真


△試合を見守った上回生


△関西学生連盟長を務め上げた宮彬倫(シス理4)

▼尾﨑HC
「(前試合からの時間の短さは)かなりタフだが、状況は(相手も)一緒だしその中でも勝ち切れた。その勝ち切れたっていうのも、1から始めないって言ったが去年とは違うシステムで今バスケットボールをやっているので、なかなかチームに馴染まなくてうまくいかない時期というのも続いたが、今日はその新しくやろうとしているオフェンスとかシステムで前半得点が50点まで近くいって、最終100点近くまでいったので、そういう意味では自分たちでもつかんだものがあったのかなと思う。優勝を目指しているチームだったので、どうしても3位決定戦は難しいところもあるし、色んな言い訳ができる。疲れているし、2試合目だし。やっぱりそういうのがコートで出てしまったので、それは自分たちの価値を下げることになるよねって話をした。でも言われる前から分かっていたと思う。(新人戦を通して)また新しい芽が出てきたので、チームの中が活性化されるんじゃないかなと。森田(森田雄次=人3)、石野(石野渉生=人3)、梶原(梶原聖大=情3)っていう3年生3人組がずっと試合に出ていて、2年生というのはその1個下の学年。なので、隠れてはいなかったけど、やっぱりその上に頼っていた部分があったと思う。だから実際頼れる上回生がいなくなって、それでも引っ張るやつが出てきたし、森田以上のプレーをしようと足立がしたし、同じポジションの中で今後こういう風が吹いたり、芽が出てきたら、また新しい競争がチームの中に生まれて、また新たな力が出てくると思うので、これを上手くミックスさせて。新人戦っていうのをスタートにして今シーズン、しっかりやりたい。彼らは優勝したいって言ってて、その目標に対して連れて行ってあげるのが僕たちの仕事だと思うが、来年他のチームに2メートルを超える外国人が入ってくるので、そこで勝っていこうと思ったら、個の力を伸ばすことももちろん大事だが、チーム力、組織力を上げていかないといけないというところがあるので、彼らにも任しつつ、練習は継続してやって、しっかり単位も取って。他のチームからの影響で自分たちの目標がなくならないように、目指し続けられるように頑張りたい」

▼足立
「(前の)試合が終わってすぐ、1時間ないくらいでもう始まってしまって、(全試合の)1点差負けっていうのもあって、気持ちの整理っていうのがみんなしようとしていたが、試合が始まったら実際疲れもあって、なかなかいい出だしができていなかった。出だしの部分はこれからも課題になってくるかなと思う。(第1Q終了までに1点差まで追い詰めたが)あれも結局、コーチ(=尾﨑勇太ヘッドコーチ)に喝入れられてからやったので、やっぱりそういうのは言われる前に自分たちでやらないといけない。それ以降は、みんな自分の役割をやろうやろうって思っていて、1年生もその中で、今まではなかなか自分を出せなかったやつらも自分のパフォーマンスをアピールしようっていう気持ちがあって、みんなでやっていけた。(新人戦で主将を務めて)正直3位とかまで来れるんかなっていう気持ちはあったが、その中でもみんなすごいしゃべってくれて、同級生も引っ張ってくれて、1年生もしっかりついてきてくれたので、それは今後、3回生が戻ってきたチームでもやっていかないといけない。3回生に任せるんじゃなくて2回生も引っ張る気持ちで、1年生もしっかりそれについて行ってっていう形をまたチームに戻ってもやりたい。インサイドは梶原さん(梶原聖人=情3)に任せているというか、あの人がリバウンドに何回も何回もいって、ガード、上のポジションは森田さん(森田雄次=人3)がゲーム作ってみたいな。全部最後の最後は任せてしまって、みたいなのがあるので、今日は実際に1年生のガードも、ゲームを自分で作ったり、自分でアタックできたり、インサイドの1回生も2回生も、しっかり自分でリバウンド取ってシュートにいく気持ちとか、姿勢が見られたので、またそれは今後、3回生に任せるんじゃなくて、1、2回生もできるって分かったと思うので、それは全員でやっていかないとと思う。大会を通して全員が成長できて、なかなか出れなかった人も出れて、その中でうまくいかないということもあったので、1人1人が課題を見つけられたし、直していくべきポイントであったり、良かったポイントも、チームも個人もそれぞれあると思うので、それを大切に、忘れずにやって、チーム全体がレベルアップしていけるようになったら、今回の大会は準決勝で負けてしまって優勝できなかったが、これからの成長につながるかなと思う」

▼窪田
「立ち上がりはどうしてもついさっきまで試合をやっていて、体が温まりきっていなかったり、疲れがあって最初は差を開けられたが、その身体的な条件は相手も一緒なので、そこからはみんなでいつも通り、声出して、相手のやりたいプレーをさせないっていうのをやったら、素の実力の差というか、身長のサイズ差とかもちゃんとミスマッチを生かして立て直せた。(収穫は)かなりあった。自分たちがやらなければいけないっていう立場にになって、今まで正直言って3回生の人たちに頼っていた部分もそれができなくなったので、そう言った部分では僕以外にも河野だとか関野だとか、責任感がこの大会にはあって、僕以上にあったかもしれないし、僕もあいつらには負けていられないし、今後も3回生にそんな頼ってばっかりいられないので、もっと自分が何とかできるように成長していきたい。去年のシーズンを通して、チャレンジマッチやって、よく言われるのが安定したスコアラーがいないということ。森田さんがずっとボール持って点取ってるだけではチームの流れがよくならないっていうのもあるから、自分がチームのスコアラーになれるように練習したいと思っている」

▼関野
「近大戦は(前の試合から)30分くらいしか開かなくて、みんな気持ちとか大丈夫かなって思っていて、僕は結構負けたら落ち込むタイプだったが、とりあえず空元気だけ出しといた。みんな思ったより元気で良かったが、やっぱり入りでガーッといかれてしまって、そういうときに切り替えられる選手がコートにいなかったから、それはまた今後直していかないといけない。10点くらい近大に開けられたときに、尾﨑さんが僕たちにがーんって言って、それでようやく僕たちも頑張れだしたので、誰かに言われてやっているようじゃ良くないと思ったから、しっかりこれから全体で練習していくときも、自分たちがもっと自覚持ってやっていこうと思う。僕全然うまくないので、点取るのは他の子がやってくれるので、そういうときに泥仕事というか、そういうところをやるやつが逆に少ないので、そういうところをやっていったら自分も試合に出られるし、チームもうまいこと回っていくかなと思ったので。しんどいし目立たないからあれだが、やっていたら応援してくれる人や分かってくれる人もいるし、そういう人がいるからやっていこうと思っているので、そういうのをモチベーションにやっている。僕自身は昨日、いっぱいファウルして、『ファウルすんなよ』って交代で出て1分でファウルみたいなのを2回くらい繰り返して、そういうところの意識の低さというか、頭を使えていなかったなというのと、やっぱり普段は3回生がチームを引っ張ってくれて、それで強い関大みたいなイメージがよそもあったと思うが、一応3位にも入れたし、京産大にも1点差まで迫ったから、それはちょっと払拭できたんじゃないかなって。負けて落ち込んだりしているかもしれないが、胸張ってもいい感じだったかなと思った。(チームをけん引する2回生という立場だったが)普段から結構僕はしゃべるタイプなので、あんまり意識したことはなかったが、ここ2、3週間くらい足立がしっかりしゃべって声出してみんなに声かけてくれたりして、足立が変わっていったので、僕らも結構刺激を受けてやっていけたので、みんな変われた大会だった。僕は今年リーグしか出ていなくて、全関西(関西学生選手権大会)とか出る機会がなかったので、来年はしっかり出られるように、自主練とかも冬は時間いっぱいあるからして、しっかり単位取って頑張っていきたい」

▼河野
「去年も決勝までいったとき連戦があって、僕たち2回生は経験済みだったのでまだ走れていたが、1回生が結構出てくれていたけどやっぱり慣れていなくて、結構しんどそうだったので、2回生で中心になってカバーし合おうっていうことでやっていくことができた。足立ともよく話したが、新人戦のおかげで1、2回生ですごく話し合うことができたなって。1人1人の本音を言い合える、そういう上下関係になれた。課題はおのおの見つかったと思うが、チームの方針としては上下関係なく言い合える関係をつくるということができたので、この新人戦でだいぶ大きくなれたと思う。冬の間はオフシーズンに入るので、チーム練習というのはあまりなくなるが、1人1人課題は絶対あるのでフィジカルトレーニングで筋トレやったりとか、スキルトレーニングでシューティングとかドリブルとか練習して、この期間でしっかり自分を見つめ直して、次のシーズン始まるまでに解決できるようにしていきたい」

▼秋岡
「(近大戦は)足は重かったが、最後は勝たないといけないので頑張った。最後なので気持ちが強い方が流れがくると思うので、攻めの気持ちでドライブいっぱいいって、シュートいっぱい打って点取って、やりました。プレータイムも長くて、シュートチャンスも多かったので、今後もそういうのでいっぱい点を取っていきたい。課題は、もっと体をごっつくなって、当たり負けしない体をつくっていかないといけないと思った。収穫は点取れるってことが分かったので良かった。個人的にはいっぱい試合に出させてもらったので、前まであまり出られていなかった分、いっぱい経験できて、今後の大会、全関(関西学生選手権大会)とかに向けて、いい経験になった。これからは3回生が戻ってきてくれるので、頼りすぎずに新人戦で得たものを生かしていきたい」