【サッカー】加賀山のPK弾を守り切り、ベスト8進出

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◇第66回全日本大学選手権大会2回戦◇対明大◇12月16日◇浦安市運動公園陸上競技場◇

【前半】関大1―0明大
【後半】関大0―0明大
【試合終了】関大1―0明大

関大が紫紺の対決を制し、昨年に続くベスト8進出を果たした。スタンドには初戦の数をはるかに超える応援団。「命ある限り関大を愛したい」「you’ll never walk alone」と書かれた新しい横断幕も掲げ、ピッチとスタンドが一体感を持って戦った。

開始直後から両校激しいプレスをかけ、中盤でのセカンドボール争いも互いに譲らない。前線にボールを送ることができず硬直状態が続くが、MF森主麗司(文3)豊富な運動量でプレッシャーをかけボールを奪取。攻撃の起点となり、自陣に攻める回数が増えていく。


▲森主


▲竹下

後半38分、FW加賀山泰毅(人3)が上げたクロスボールが相手の手に当たりPKを獲得。「自分で獲得して、この大会で結果を残したいと思っていたので蹴りにいった」(加賀山)。落ち着いてゴール左隅に決め先制に成功した。


▲塩谷(左)と加賀山

後半はこの1点を全員で守り切った。前半に続き森主とMF塩谷仁(人3)は縦横無尽にピッチを走り回り相手の攻撃を封じ、選手交代も有効に使いながら徐々にディフェンスを固める。明大は終盤からパワープレーを続けるが、DF荒木隼人(商3)中心に最終ラインが空中戦で強さを見せ、ボールを弾き返し同点弾は許さなかった。


▲羽田


▲黒川


▲白澤

ベスト8が出揃い、準々決勝は順大とベスト4進出をかけて戦う。昨年のインカレは準々決勝で筑波大に屈し「全員サッカーで日本一」は達成できなかった。順大も役者揃い。明大戦以上に厳しい戦いが予想されるが、全員で強豪に立ち向かう。【文:川﨑恵莉子/写真:西井奈帆、野村沙永】

▼前田監督
「背後を狙って、早いうちからプレスをかけるチーム同士。相手のプレスが強く手前で受ける余裕を与えてくれないので、背後中心のゲームになった。竹下と加賀山中心に前からプレスに行かせて相手の流れを処理していくのは、計画通りにいったと思う。(羽田、鯉沼、荒木の3人は)高さには特徴がある。大学まで来ているのである程度それができる選手がそろっている。後半は後ろで枚数をかけてワンチャンスを意識した。関大は2点も3点も平均して取れないチームなので、守備の所は全部押さえていきたいと思っている。(順大は)しんどいチーム。コンディションを整えて、代わりのメンバーもしっかり全員活躍して、全員でいけたらチャンスはあると思う」

▼竹下
「強度が高いのは関大の持ち味で、2試合目だったけど全員で戦うことができた。PKだったのでラッキーな形で先制して、後半点は入らなかったけど守備は最後まで体を張れたので良かった。(自分自身は)体力面はまだかなとは思うけど控えにも良い選手がたくさんいるので、そこは全員で戦っていきたい。(順大は)ピッチとスタンドが一体となって戦えば勝てない相手ではないと思う。しっかり守備から入って、少ないチャンスにはなると思うけど、そこをしっかり決めきりたい」

▼加賀山
「相手が上手いのは分かっていたことだったので、多少は劣勢になるかなとは思っていた。公式戦ということもあって前の定期戦よりも迫力を持って入ってきたなという感じだった。(PKは)自分で獲得して、この大会で結果を残したいと思っていたので蹴りにいった。多少読まれてたかなと思うけど、PKは8割方決まるので決まって良かった。相手が基本ボールを支配している状況で、なかなか落ち着いてプレーできなかったのは課題。ボールに寄せるところであったり、フリーで打たせないところは良くできていて、やられたなという形はあまり作らせなかったのは収穫だと思う。順大は明大以上にポゼッションを徹底してくるとは思うけど、一回戦っているということで準備はできるので、前回以上の戦いはできると思う。今日含めて2日で調整して、高いコンディションで3戦目も戦えるようにしたい」