【サッカー】[FC2008] PK戦までもつれ込むも、2年ぶりの決勝進出ならず

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◇The KSL Cup 2017準決勝対アミティエSC京都◇12月9日◇ヤンマースタジアム長居◇

【前半】関大FC2008 0-0 アミティエSC京都
【後半】関大FC2008 0-0 アミティエSC京都
【試合終了】関大FC2008 0-0 (PK2-4)アミティエSC京都

準々決勝では相手を寄せ付けず快勝で準決勝に駒を進めた関大FC2008。今日の相手は今年の関西リーグを制した難敵アミティエSC京都だ。そんな王者相手に関大は自分達の「らしさ」を貫き、白熱の好ゲームを演じるもあと一歩届かなかった。

試合開始直後から、相手の速い攻撃に襲われる。前半7分、相手にディフェンダーの間を抜かれキーパーと1対1に持ち込まれるも、GK勝本絢介(法3)がセーブ。さらに、続くコーナーキックでも相手選手にフリーでヘッディングシュートを打たれるも、これも、GK勝本がスーパーセーブを見せ得点を与えない。


△相手の攻撃を防ぐGK勝本

対する関大も決定機を迎える。前半17分DF小山新(商1)のクロスをFW美座大輝(商4)が頭ですらす。そのボールをDF坂口貴哉(人1)が頭で押し込む。しかし、相手DFがそのシュートを防ぎ、ゴールラインを割ることができなかった。


△DF坂口

その後も、セットプレーで何度も相手ゴールに迫るも、なかなか相手のディフェンスを崩すことができず攻めあぐねる。そこから、試合はしばらく膠着状態になる。

しかし、前半終了間際に関大がチャンスを作る。MF吉塚泰斗(文4)が相手DFを絶妙なボディフェイントでかわし、右サイド敵陣深いところからクロスを上げる。そのボールを中に走りこんでいたFW美座が頭で合わせるも枠をとらえられず、前半をスコアレスで折り返す。


△FW美座

後半に入ると、相手にボールを支配される時間が増える。しかし、「最後まで体を張る事を意識した」(三井)。自分たちの持ち味である前からのプレス、GKも含めて最後まで体を張る「自分達らしい」守備で相手に簡単にボールを回させない。

後半15分、関大はカウンターから攻撃のリズムを作る。MF吉塚が左サイドを駆け上がり、DFを引き付ける。そこから、フリーになったMF奥野圭亮(法1)にボールが渡る。奥野が供給したアーリークロスを、FW西岡武瑠(安全4)がピンポイントで頭に合わせる。しかし、ボールは無情にも枠の左上に外れた。


△MF吉塚


△FW西岡

後半残り5分過ぎに、この日最大のピンチが訪れる。左サイドから相手がふわりと上げたクロスはDF坂口貴哉(人1)の頭上を越え、ペナルティエリア内にポジショニングしていた相手FWの足元へ。完全にフリーの状態でシュートを放たれるも、GK勝本がこの日一番のスーパーセーブ。決められていれば、時間帯的にも決勝進出は絶望的になるだけに、観客席は大きな拍手をGK勝本に送る。そのまま、ヒヤりとする場面を何とか乗り切り、決着はPK戦に委ねられた。


△PK戦を前に円陣を組む

先攻は関大。1人目のキッカーFW西岡のシュートは相手GKに読み切られ、失敗。止められた瞬間、思わず天を仰いだ。続く後攻相手の1人目のシュートはGK勝本がコースを読み切るも決められ、いきなりリードを許す。

絶対に決めたい2人目のキッカーは、FC2008の主将・朝比奈孝佳(政策4)。「後悔が無いように思いっきり蹴った」というキックはゴール右上隅に決まった。

しかし、3人目MF奥野のキックをまたしても相手キーパーに止められリードを2本差に広げられる。4人目DF本玉卓平(経4)が確実に決めるも、相手のキッカー4人全員に決められ、2年ぶりの決勝進出とはならなかった。


△PKを止められ悔しがる奥野を励ます主将・朝比奈

準決勝で敗れたため、3位決定戦に回ることになった関大。「ずっとやってきた前からボールを奪いにいくことと、速い攻撃を最後まで貫きたい」(朝比奈)。勝っても負けてもFC2008のラストマッチとなる3位決定戦でも、自分達の「らしさ」を貫き、最後は笑って有終の美を飾る。【文:永津星斗/写真:野村沙永】

▼朝比奈(FC2008主将)
「前半から、相手が食いついてくることはわかっていたので背後にボールを出して、美座と吉塚を中心にボールを前に運んで起点を作ることを意識した。狙い通りにボールを運べたので、前半は決定機を多く作ることができた。後半からは、(相手の攻撃が)来ると思っていたので、粘り強く最後に失点しなければ大丈夫という気持ちで、全員で体を張って止めることができ、無失点に抑えることができた。PK戦は1回戦と同じように後悔が無いようにように思いっきり蹴った。(3位決定戦では、)ずっとやってきた前からボールを奪いにいくことと、速い攻撃を最後まで貫きたい」
▼三井
「取ってからのカウンターという攻め方を日頃の練習から意識して取り組んでいたので、今日の試合はその攻め方を意識した。前半は結構押し込めてたので、そこでサイドの選手がしっかりクロスを上げて、コーナーにつながった。セットプレーはFC2008の強みでもあるので、チャンスを作ることができた。後半攻め込まれた時は、最後まで体を張る事を意識した。PK戦では全員で悔いの残らないように蹴ろうと円陣で話した。次の4回生にとって最後(3位決定戦)の試合でも、FC2008でやってきたことをベンチも含めて全員で団結して、最後まで勝てるように取り組んでいきたい」