【アイススケート】中村、本田表彰台。選手権男子団体優勝!

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◇第66回関西学生氷上競技選手権大会フィギュア部競技◇11月26日◇大阪府立臨海スポーツセンター◇

【B級男子】
17位 久保田哲平(経2)

【選手権女子】
5位 十倉日和(人1)
9位 安原綾菜(情3)
12位 澤井梨紗(文4)
13位 髙木優衣(情2)

【選手権男子】
2位 中村優(政策3)
3位 本田太一(経1)

【選手権男子団体】
1位 関大

フィギュアスケート関西インカレ2日目。午前中はB級男子の競技が行われ、関大からは久保田が出場した。あまり調子が良くなかったという中、冒頭の2回転サルコウを形にしてみせる。今大会を「歓声が聞こえていて、楽しかった」と振り返るも、まだ2年生であることを言い訳にせず、上回生と張り合えるスケートを目指したいと久保田。エレメンツのレベルの向上にも意欲を見せた。


▲久保田

選手権女子の部門では、髙木が関大勢最初の滑走。前半はジャンプが決まらず苦戦するも、後半には3回転ジャンプを着氷する。大会前にジャンプの調子が崩れたが、気持ちは前向きだったと髙木。全日本インカレに向けては3回転ループの習得を目指し、さらに今回感じたという「気持ちの伝わる表現力」も身につけたいと語った。


▲高木

髙木の直後には澤井が登場。冒頭の3回転トーループは両足着氷となるが、続くダブルアクセル+2回転トーループのコンビネーションジャンプを決めると笑顔を見せた。西日本インカレから構成を変更し、3回転を3本に。回転不足だったかも、と前置きしながらも「全部入れれた」と充実の表情だった。


▲澤井

十倉は冒頭2つのジャンプで回転が抜けてしまうが、3つ目の3回転サルコウは成功させる。ステップ後、イナバウアーからの3回転トーループも決めるが、その後のジャンプはクリーンに決められず。さらにジャンプ以外も「スピードがなくて、ところどころつまづいた。滑りが良くなかった」と振り返った。


▲十倉

選手権女子関大勢最終滑走となった安原。冒頭の3回転ループは着氷するも、その後のジャンプはタイミングが合わず精彩を欠く。「練習では結構調子が良かったが、それが出せなくていつもはしないミスをしてしまった」と悔しさをにじませる。次戦は国体予選だが、今日のミスを引きずらないように切り替えたいと立て直しを誓った。


▲安原

関西インカレ最後は選手権男子の競技が行われ、中村が全体の1番目に登場した。前半のトリプルアクセルやコンビネーションジャンプはこらえる。「そこですごく足にきてしまった」と後半も不安定な着氷が続く。前半ジャンプをこらえたことで後半は疲れてしまったと中村。ラストポーズを取るとぐにゃりと氷上で体勢を崩した。1カ月後に迫る全日本選手権大会に向けては「高められるところまで高めていって、全日本でしっかり出し切れればいいなと思う」と意気込んだ。


▲中村

第1グループ最後の本田は、冒頭のトリプルアクセルをクリーンに着氷。「自分の中ではしっくりくるジャンプだったので、そこは満足している」と納得の出来だった。しかし、2本目のトリプルアクセルは着氷が乱れ、後半のサルコウジャンプも1回転になるなど、「他はまだまだ」。西日本選手権大会でそろえられなかったショートプログラム(SP)1本、フリー2本のトリプルアクセルを成功させるべく、全日本選手権に向けさらなる状態の向上を誓った。


▲本田

【文:宮西美紅/写真:多田知生】

全プログラム終了後には初日に競技を行ったクラスも含めた表彰式が開催された。関大アイススケート部の面々は次々に表彰台に上がり喜びの表情を浮かべた。


▲大会初日C級女子で優勝を果たした安田朋(情2)


▲B級女子で1位に輝いた奥野絢音(社2)、B女子団体でも総合優勝を果たした


▲総合優勝に貢献する滑りで6位入賞の小野夏実(安全4)


▲選手権男子では団体総合優勝を達成

▼久保田
「最近不調だが自分なりに最初の難しい2回転サルコウっていうのに挑戦して形にはなったので、そこは良かった。一番は演技してて楽しかった。歓声とかもすごい聞こえてたし、思い出に残る試合になった。課題が多く見つかった試合だったので、その点意味があった。今回はカテゴリ的には上のクラスで出してもらって、他の上回生にはできてて自分にはできていないところ、例えば魅せ方とかそういう1つ1つの所作とかが何年もやってきた人とは違うなって思ったんで、そういうところをこれからの課題にして2月にある試合、そこで1つでも課題を潰せるように頑張りたい。今後に向けては、まだ2年生だからとか言い訳しないような、上回生とも張り合えるスケートの綺麗さ、スケーティングと、ジャンプとかスピンとかのレベルを上げることを目指したい」

▼髙木
「歓声がすごくてうれしかったが、それに応えられなくてすごい申し訳ないのと、最近試合が続いていたが、今回に関しては集中力が欠けていたなと思う。今大会の前にジャンプの調子が崩れてしまったが、スケートがいやになったりすることなく気持ちは前向きに頑張れた。今後は一番近いのが全日本インカレなので、それに向けてジャンプの種類、3回転ループを増やすことと、この大会を観戦していて思ったが、ジャンプ失敗しても気持ちが伝わるような表現をしたいと思う」

▼澤井
「左足を骨折している状態で、今回も痛み止めの注射をして臨んだ。前回の西インカレのときより構成を変えて、3回転3本に挑戦した。回転不足のジャンプはあったと思うが、全部降りることができたので、今できることができたと思う。ジャンプやスピンだけでなく、ジャッジさんや見ている方に笑顔で表現することを意識して演技した。次は2月最後のフリー大会が引退試合なので、悔いの残らないように頑張りたい。フリー大会では今回のプログラムの曲(マイフェアレディ)とは違う曲をやろうと思っている。前回使った曲だが、思い出のある曲なので楽しんで滑れたらいいなと思う」

▼十倉
「今日はあんまり良くはない演技だった。後半に3回転トーループが跳べるようになったのが良かったかなと思う。(ジャンプ以外のところは)今日はスピードが出てなくて、ところどころつまづいたりとかあんまり滑らなかった。滑りが良くないなと感じた。次の土曜日(12月3日)に国体予選があるので、それまでには今日やったミスをしないように練習して、いい成績を出せるように頑張りたい」

▼安原
「練習では結構調子が良くて、練習もしっかりできていたと思うが、本番でそれが全然出せなくて、いつもしないミスとかもしてしまった。原因はよく分からないが、しっかりもっと練習しなければいけないかなって思った。今日の演技を見直して、次の試合につなげていきたいと思う。最近は練習ではいい演技ができていたので、本番で全然ジャンプのタイミングが合わなくて入らなかった。練習でできてても本番でできないことが多くて、それが悔しい。次は国体予選だが、今日のミスを引きづらないように、気持ちを切り替えて自分のできることをしっかりやりたい」

▼中村
「今できることはしっかりできたんじゃないかなと思う。後半に3回転+3回転のコンビネーションは普段から予定してやっているので、そこ(セカンドジャンプ)が唯一2回転になってしまったので全日本では決めれるようにまた頑張っていきたい。今日の感じだとジャンプばかりに意識がいってしまっていたので、あまり演技自体に余裕がなかったかなという印象。後半は結構疲れてしまった。前半に3つとも全てジャンプをこらえる形で降りてきてしまっていたので、そこですごく足にきてしまったなというのがあるので、それで後半のジャンプが不安定になってしまった。試合が結構続いているが、しっかりまとめるということはできるようになってきたので、そこは自分の中では成長したと思う。国体予選でまたSP、フリーとあるので、そこでまた試合の感覚であったり、調整も出来ると思うので、最後の全日本前の調整ということでしっかりやりたい。(全日本に向けては)高められるところまで高めていって、全日本でしっかり出し切れればいいなと思う」

▼本田
「西日本が終わってからちょっと練習が足りてないなと感じていて、万全の状態ではなかったが、トリプルアクセルとか自分が今できることはできたんじゃないかなと思う。全日本まであとちょうど1カ月なので、そこに向けて仕上げていかないといけない。最初の(トリプル)アクセルは自分の中ではしっくりくるジャンプだったので、そこは満足している。他はまだまだ。(全日本に向けては)もちろん理想としては4回転ジャンプの練習に励まなければいけないと思っているが、まずは最低限として西日本のときの修正。SP1本、フリー2本の(トリプル)アクセルを決める状態に持っていく必要があるので、確実にクリアしていかなければいけないと思っている。(全日本は)1年間で1番大事な試合なので、そこに向けてうまく調整していく必要がある。追い込んで、もっと状態を上げていけるようにしたい」