【サッカー】MF森主、スーパーゴール!関西第4代表でインカレ2年連続出場決定!

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◇第95回関西学生リーグ後期第6節(延期分)対姫獨大◇11月25日◇J-GREEN堺メインフィールド◇

【前半】関大0—0姫獨大
【後半】関大1—0姫獨大
【試合終了】関大1—0姫獨大

試合終了間際、勝ち点3を手繰り寄せたのはMF森主麗司(文3)だった。「やりきることが最低限だったので打っちゃえっていうノリと勢いで打った」。フリーで回ってきたチャンス。豪快にゴールめがけて足を振り抜く。鋭い弾丸シュートが枠をとらえ、ゴールネットを揺らした。これが決勝弾となり、関大は2年連続インカレ出場を決めた。

引き分け以上でインカレ出場が決まる関西での最後のリーグ戦。相手は2部降格がすでに決まっている姫獨大だ。「応援もアップから雰囲気を作ってくれて気持ちも入った」(DF鯉沼晃=商4)。負ければインカレ出場は勝ち点が並ぶ桃山大に譲り渡すことになる。全員が気持ちを1つにピッチに入った。

しかし、前半戦は序盤から相手にCKのチャンスを与え、危ない場面が続いた。「風の影響もあって、クリアが思ったように飛ばなかった」(前田監督)。それでもGK白澤慶志郎(経4)のファインセーブと、DF荒木隼人(経3)と鯉沼の連携で壁を固め、失点は許さない。前半41分にはMF塩見仁(安全4)のFK(フリーキック)を荒木が頭で合わせるも、先制点とはならなかった。


▲白澤


▲荒木


▲鯉沼

後半は立ち上がり関大の優勢が続いた。開始直後、右サイドから放ったMF塩谷仁(人3)のクロスをFW永松秀麻(化生4)がヘディングでシュート。しかし、これは相手GKの手中に収まった。その後も2度のCKを得るも、ものにできず、時間は過ぎていく。22分、塩見のロングシュートはGKに弾かれたが、攻守ともに関大の集中力は途切れなかった。

▲永松


▲FW加賀山泰毅(人3)

▲塩見

そして後半46分、待望の瞬間は訪れる。森主のスーパーゴールにスタンドの熱気も最高潮に。興奮冷めやらぬまま試合終了のホイッスルが鳴り響く。引き分け以上の勝利を手にし、関西第4代表を勝ち取った。

▲得点後、一目散にスタンドに走る森主(右)と塩谷


▲スタンドを乗り出して喜ぶ部員たち


▲森主に抱きつくFW吉井佑将(経4=左)と鯉沼

全日本インカレ1回戦の相手は福山大(中国第2代表)に決まっている。「先制されても取り返す力とか、どんな状況でもチームでまとまって戦う力をもっと上げていかないと」と、竹下玲王主将(社4)。12月13日の初戦まですでに1か月を切り、残された時間は限られている。「全員サッカーで日本一」体現へ、今年最後のチャンスを迎えた。どの大学にも負けない応援、一体感を武器に249人全員で東京へ乗り込む。【文:西井奈帆/写真:川﨑恵莉子・野村沙永】


▲インカレ出場を決め、抱き合う酒井佑一郎主務(社4)と永松


▲試合後スタンドの仲間たちとハイタッチを交わす森主

▼前田監督
「あんまりチームには言わなかったけど、チームとしては0−0とか1−1とか、2点以下に抑えたかった。2失点してしまったらきついと思っていた。前半は風の影響もあって、クリアが思ったように飛ばなかった。森主は今日のようなゴールを決めることは少なくて、後ろから上がっていって相手を詰め込んだりはある。(インカレに向けて)まずは(1回戦の相手)福山大に照準を合わせる。11人では絶対に勝ちきれないので、トップチームとインカレ登録されるメンバー中心にしっかりやることを整理していく。技術的には足りない。選手の質もキープしないといけない。今日の試合は、姫獨大が勝ってもおかしくない試合だったので、姫獨大から学ぶこともたくさんあった。そういうところは関西代表として、リーグで戦った経験も生かしてやっていきたい」

▼竹下主将
「今日の試合はハラハラして気が気じゃなかった。最低限勝ち点1取ってくれたらって願っていた。(インカレに向けて)夏の全国大会は2回戦で負けて、今回は1回戦からの参加で、1回勝っても次負けたら終わり。トーナメントならではのメンタル面はしっかりチーム全体で統一して整えていきたい。技術的な面はまだまだなところはあるけど、気持ちの面で勝者のメンタリティーというか先制されても取り返す力とか、どんな状況でもチームでまとまって戦う力をもっと上げていかないと、全国大会となったら関西のレベルを超えてくるチームもある。まだそこが足りないからリーグでも苦しんだし、そこは主将としてまとめていきたい。今年1年振り返ったら主将としても選手としても助けられてきた部分が多くて、最後のインカレぐらいは関大のエースとして主将としてチームを助けるプレーをしたい」

▼鯉沼ゲームキャプテン
「インカレかかった試合だったので応援もアップから雰囲気を作ってくれて気持ちも入ったし、結果勝ったのは本当に良かった。とにかく勝てればいいと思っていて、相手もすごいひたむきに来て難しい試合だったけど、(森主)麗司がスーパーゴール決めてくれて良かった。(前半は風の影響と、太陽とボールがかぶったりして後ろがうまく処理をできていなかったので、後半は逆に追い風でこっちが押し込めた。個人的には(今日のプレー)はあんまり良くなくて、インカレのことを考えたらもっともっとプレーの質とかあげていかないといけない。そこはしっかり準備していきたい。(インカレに向けて)1年間やってきたことをもう1回確認して、それをチームで発揮できるように全員でやっていく。最後のインカレ、気持ちを入れて戦うだけ。
▼森主
「全員でインカレいくというのが最低限の目標だった。アップの時からスタンドがいい雰囲気作ってくれていたので、自分たちも気持ち良くプレーできた。これ絶対に勝つしかないという姿勢で臨んだ。試合の内容は全然良くなかったけど、最低限の勝ち点1をとるということで、ピッチの中では全員が同じ方向を向いて戦えていたので心配なく、最後まで戦うことができた。最後の1試合をまとまってやり通せたのかなと思う。(自身の得点シーンについて)残り時間少なくて、まずはやりきることが最低限だったので打っちゃえっていうノリと勢いで打ったら良いとこ行った。去年よりインカレまでの時間が少ないので、すり合わせ得るところはしっかりやって、まずは全員が切磋琢磨して激しいトレーニングをしつつ最後はまとまった試合の入り方ができればベスト。ピッチに立ったら学年は関係ないって言ってるけど、やっぱり最後4年生には気持ち良く卒業してほしいし、すごいお世話になった学年でもあるので、ピッチで恩返しすることが結果として出たら最高かなと思う」