【ソフトボール】立命大に快勝も、王者神院大に及ばずリーグ戦2位で終幕。

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◇第49回秋季関西学生リーグ戦第4節対立命大◇11月19日◇りんくう翔南高校◇
立命大 000 00 =0
関 大 141 01x=7
(神)高森、幾井、橋本―田苗
(関)髙桒―高濱

何度も雨で延期になった秋季リーグもついにこの日が最終戦。ここまで1敗の関大がリーグ優勝するためには立命大への勝利が絶対条件であり、1敗で並ぶ神院大の結果を待つこととなる。4季ぶりの覇権奪還へ、負けられない一戦に臨んだ。

「神院大戦で1敗したから、最後は絶対勝とう」(黒田圭人主将=文3)。この日の関大ベンチはいつも以上に気合い十分だった。初回、立命大の攻撃を3人で片付けると、その裏。3番樫原悠平(商2)が3球目を強振。右翼線への長打性の当たりを、右翼手が処理にもたつく。その間に樫原は三塁を蹴って一気にホームへ。今季打線好調の男が相手のミスを見逃さず先制点をもたらした。

続く2回には打線が爆発。2死一、二塁の場面で、今季打線に苦しんでいた1番粟井朋弥(環都1)に左前適時打が飛び出すと、勢いは止まらず2番井上貴裕(経3)、3番樫原にもタイムリーが生まれる。この回一挙4点を追加した。

さらに3回には先頭打者・高濱友裕(情1)が、左方向へダメ押しの本塁打。笑顔でダイヤモンドを一周し、ベンチ前でおなじみのパフォーマンスを披露した。

制限の100分も近づいてきた5回。先ほど本塁打を放っている5番高濱が打球をセンター前に運ぶと、続く代打・中岸健登(経1)がきっちりバントを成功。1死二塁とする。次打者泉元一喜(社3)が左飛に倒れるも、久保に代わってバッターボックスに立った川村拓人(人3)が甘く入った4球目を捉え、打球をライト方向へ。3塁走者の高濱がホームベースを踏むと、審判から「ゲームセット」の声がかかり、見事コールド勝ちを収めた。

また、この日は、髙桒公岐(シス理3)の好投も光った。3回までに4本のヒットを許すも粘りの投球を続ける。「ベンチが大きく盛り上がっていたので、投げていて気持ちは楽だった」と、安定したピッチングを続け、立命大打線を完全に封じ込めた。

最終戦を快勝で終えることができた関大。しかし、神院大が勝利したためリーグ戦は2位で終幕した。4年生が引退し、発足してまだ約2カ月の新チームで挑んだ秋季リーグだったが、「はじめからチームで優勝を目指そうといってきた。春は全勝で優勝したい」と黒田主将。4季ぶりのリーグ優勝へ向けて。“全員ソフト”を掲げ、関大ソフト部はすでに先を見据えている。【文:高木満里絵/写真:長尾洋祐】

▼黒田主将
「練習中はムラがあって打てるかどうか微妙だったけど、スイングや取り組みの姿勢はよかった。練習で意識していたことがこの試合で出たのかなと。立命大もこちらもメンバーが去年と結構変わっているので苦手意識とかは特にないが、向こうのピッチャーとは対戦をよくしていたのでそれなりに分析は出来ていたかもしれない。(リーグ戦を通して)はじめにチームで全勝優勝を目指そうと言っていた。途中、神院大に負けたので特にこの最終戦は絶対勝ちたい思いがあった。(来季へ向けて)春は全員ソフトで全勝優勝!」。

▼髙桒
「今回は後攻だったので、自分がしっかりと抑えようと思っていた。結果的に無失点で抑えることができてよかったと思う。また、得点を取ったときやストライクを取ったときにベンチが大きく盛り上がっていたので、投げていて気持ちは楽だったし、序盤の一、二塁のピンチのときも気負うことなく投げることができた。来年に向けては、失投を減らしてライズボールを磨いていきたい。球速としては110kmが目標。自分の球の精度を高め、チームを勝たせるような投球ができるように頑張りたい」。