【バレーボール】目標には届かずも得た課題と収穫。来春までの成長につなぐ

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◇2017年度関西大学男女選手権大会◇11月18日◇大阪商業大学総合体育館◇

【1回戦】対姫獨大
[第1セット]関大25-20姫獨大
[第2セット]関大25-21姫獨大
[セットカウント]関大2-0姫獨大
【2回戦】対佛教大
[第1セット]関大26-24佛教大
[第2セット]関大25-17佛教大
[セットカウント]関大2-0佛教大
【3回戦】対大院大
[第1セット]関大33-31大院大
[第2セット]関大24-26大院大
[第3セット]関大15-25大院大
[セットカウント]関大1-2大院大

1週間前の大阪府学生に続き、格上と接戦を演じた。今年最後の大会となる今大会。「『緊張せず、楽しんでやろう』っていう話をみんなでした」(内藤晟伍ゲームキャプテン=経3)。フォーメーションが決定してまもない若いチームだが、多くの収穫を得て、春リーグへつなげたい。

1回戦は姫獨大と対戦。出来上がったばかりだというフォーメーションがうまくはまり、「リズム良く勝てた」と西坂悠佑主将(経3)。さらに2回戦の佛教大は春リーグで敗れた相手だが、序盤のリードで心に余裕を持ってゲームを進め、勝利。共にストレート勝ちで3回戦へ駒を進める。

目標のベスト8は3回戦の大院大戦での勝利で決まる。第1セット、開始直後は相手にリードされる展開が続くが、内藤のクイック、垂水唯人(経2)のスパイクなどで得点し食らいつく。丸山洸祐(人2)、林拓磨(人2)のブロックでもポイントを稼ぐと、デュース戦にもつれ込んだ第1セットを制する。

第2セットは最初のポイントは関大だったが、相手の強烈なスパイクを前に連続で得点を許す。林のスパイク、髙山憧(しょう=人2)のサービスエースなどで応戦するも、リードを許す展開に。しかし、「後輩が頑張って粘り強く決めてくれて、大事な場面でしっかり決めてくれたので良かった」(内藤)。門岡知之(シス理3)が拾ったボールを林が決めて同点に追いつくと、田中伸哉(人1)や丸山のブロックで得点を積み重ねていく。だが、タイムアウト後から集中の糸が切れ始め、あと1点で目標のベスト8という場面を決めきれず、そのまま相手にこのセットを奪われる。

全てが決まる第3セットだったが、序盤から相手ペース。序盤に開いた大きな差を詰めることができない。「全員体力的にもう限界が来ていた」(西坂主将)。スペースにスパイクを叩き込まれ、ブロックしたボールも拾い切れず敗戦。目標のベスト8には届かなかった。

目標をあと1点というところで逃したことについては、「非常に悔しい」(西坂主将)。1週間前の大阪府学生でもデュース戦を勝ち切れなかったこともあり、今後の課題となってきそうだ。もちろん、「1人1人がやることしっかりやって、ちゃんと試合を形にできた」(内藤)と手応えもある。次の試合は来年の春リーグ。新チームでの課題や収穫を見つめ直し、さらにたくましくなった姿を見せてくれるだろう。【文:宮西美紅/写真:松浦智】

▼西坂主将
「チームの雰囲気は今年最後の試合だったので、練習も集中できていた。(姫獨大戦は)今やっているフォーメーションが先週出来上がったもので、若干不安はあったが、うまいことはまってリズム良く勝てた。(佛教大戦は)途中苦しい場面とかあったが、みんな持ち直して最後2-0でセット取れて試合も勝てたのでそこは良かった。ベンチメンバーでピンチサーバーとかが活躍して、サーブでエース取ってくれたりして、ベンチも一緒に頑張ってくれた。(大院大戦の)第1セットは最初相手にリードされていたが、頑張って逆転してセット取れて良かった。第2セットはこっちがマッチポイントを握っていたが、サーブミスから始まって集中の糸が切れてしまって、勝ち切れなかったのが課題。(第3セットは)今日3試合目っていうこともあって、全員体力的にもう限界が来ていて負けてしまった。(目標はベスト8だったが)非常に悔しい。最後(第2セットで)あと1点取ればベスト8ってとこまで行けたのに、そこで勝ち切れなかったのは本当にもったいないことやし、この1週間前の大会も、デュースまで行って負けてしまうっていう展開と全く一緒というか、せっかくあと1点で勝てるっていうとこまで来たのに勝ち切れないっていうのがやっぱ悔しかった。課題が克服されていないっていうのもあった。(春のリーグ戦までの課題は)ブロック、サーブ、キャッチの3つをメインに1から頑張っていこうと。気持ちの面での課題もあるし、1点1点絶対取るんだっていう熱い気持ちを持ったチームになれたらと思う」

▼内藤ゲームキャプテン
「とりあえず『緊張せず、楽しんでやろう』っていう話をみんなでした。(姫獨大戦は)一応格下やって、でも結構競っていて、最後20点超えてからポンポンポンっていったが、そこは秋リーグと違って成長できたとこかなって思う。(佛教大戦は)春リーグのときやっていて負けたチームで、最初は勝てるかなっていう感じだったが、最初連続で走って、これいけるなってみんなで油断したわけじゃないがいい感じで力抜けて、リラックスしてできた。(大院大の第1セットは)正直ボコボコにされると思っていたが、中盤まで3点差とかに食らいついていて、みんな『これいけるんちゃうか』っていう感じでやっていて、こっちが連続ポイントしてそこから勢いに乗っていけた。第2セットは1セット目取ったから『いけるかな』って感じやったが最初(相手に)いかれて、後輩が頑張って粘り強く決めてくれて、それでなんとか食らいついていけて、大事な場面でしっかり決めてくれたので良かった。でも、最後集中力が欠けて、甘さが出た。セットポイント取って、『あ、もうこれ勝ったな』ってみんなが思って、油断したのが、そのちょっとの油断が集中力の欠けた要因。課題はブロックとサーブ。収穫は新チーム始まってちゃんとした大会が1回目で、メンバーもポジションも急に1週間前に決まったようなチームだったが、その中でも1人1人がやることしっかりやって、ちゃんと試合を形にできた」