【アメリカンフットボール】関関戦、攻め抜くも相手攻撃を止めきれず。目標の日本一への道が途絶える

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◇2017年度関西学生リーグ第6節対立関学大◇11月5日◇万博記念球技場◇
1Q 2Q 3Q 4Q 合計
関 大 7  0  3  18  28
関学大 7 14  7  14  42
目標とする日本一へ。前節立命大にあと1歩及ばず、後がない関大。関学大相手に3つのタッチダウンを奪うなど好機は作るが、またしても関学大に勝利することはできなかった。

試合は関大のキックオフでスタート。最初の守備をLB前野太一(政策3)、DB竹内和輔(1)のタックルが決まり自由を与えない。

しかし、関大の攻撃が終わり、2度目の相手の攻撃でロングパスを通されタッチダウンを許した。先制を許すも直後の攻撃で関大がすぐさま反撃に出る。QB入佐一輝(情3)からWR松尾純平(経3)、中村総吾(政策4)へとパスが渡り、相手陣へと攻め入る。最後はWR藤原裕貴(シス理3)がパスをキャッチしすぐさま同点においついた。


ここから関大が試合の流れをつかみ始める。ディフェンス陣が相手攻撃をシャットダウンすると、攻撃ではパスを中心にランを織り交ぜ攻める。


2Q序盤K三輪達也(法3)が約50yrdsの位置からフィールドゴールを狙うも惜しくも外し、流れをつかみきれなかった。逆に相手の攻撃が機能し始め、逆転を許す。そして「結果的に相手のタッチダウンに繋がってしまって悔しい」と三輪が振り返ったフィールドゴールを狙った場面。関大が奇策を仕掛けるも決まらず、ゴールを狙ったボールを逆にリターンされタッチダウン。前半を7-21で折り返した。

勝負の後半、関大は序盤から攻めた。入佐から三木達也(法4)、藤原へと次々にパスを成功させる。だが、ゴールに近づくにつれ、ディフェンスが厳しくなり、ゴール前44yrdsからフィールドゴールを選択。このキックは三輪がしっかりと決め、差を縮める。反撃したい関大だが、直後の攻撃で再びタッチダウンを許し差を広げられた。負けられない関大はあきらめない姿勢を貫く。4Q最初には入佐から三木へ30yrdsのタッチダウンを決めるパスで反撃する。だが、「オフェンスが今までよりすごく頑張ってくれて、前節立命大のときにいいディフェンスができていただけに42点取られてしまったのがすごく後悔が残っている」とLB安田俊貴。またしてもタッチダウンを許してしまった。中村がキックオフリターンタッチダウンで気を吐くも相手に許した6つのタッチダウンは大きく日本一の夢はここで途絶えることとなった。


しかし、試合終了後、観客席からは選手たちを称える大きな拍手が起こる。負けはしたものの最後まであきらめず、戦い抜いた姿勢は来年以降に持ち越された日本一の目標へとつながるはずだ。目標であった日本一が途絶え、次の試合で4回生は引退となる。「僕たちにとって最後の試合、隙のない甘い部分をなくして納得いくゲームをしたい」(岡田)。今年積み重ねてきたすべての力を出し切り最終戦を快勝で飾る。【文:大島涼太郎/写真:永津星斗】

▼松浦監督
「いろんなことが起きる、悔しいゲームだった。これもフットボールだと思うので残念。結局、ずっといってきたが戦術的に止まらない、攻められないではなく個人が成長するしかないというのがわかったシーズンになった。細かいキックのところもカバーに行く、手に当たったボールをはじく、あと1歩のタックルの踏み込みが足りないとかそういったところを突き詰めないといけない。展開的に勝てる展開になったときもあったのでそこになったのは一方で練習の頑張りであることに違いはないので勝ちたかった。(残り1試合どういった形でシーズンを終えるか)KAISERSらしいというか、感情をしっかり表に出して気持ちを大きく動かしてチームをもう一度作ろうと話をして板。次の龍谷は負けると入れ替え戦がある。関大も負けるわけにはいかないので、今年のスローガン『LINK』をだしてみんなで自立して正々堂々と戦いたい」
▼岡田勝行(文4)主将
「いつもディフェンスが踏ん張ってオフェンスがなんとかというゲームが続いていたが、昨日オフェンスリーダーの大黒からオフェンスがチームを引っ張ろうと話をしてくれた。オフェンスがいい流れで試合を進めてくれたがディフェンスがやられ続けた、足を引っ張った。関大が日本一を目指すうえで関学は倒さないといけない相手で立命に負けて、今日絶対倒さないといけないと話をしていた。今日負けて日本一がなくなった現実を突き詰められると悔しい。この一年チーム全体に甘い部分があったのかなと。ずっと3位で今年こそと4年間先輩たちの姿を見てきて日本一遠いなと。去年から試合に出させてもらって(日本一の)チャンスはあると。足りないのは何かを考えやってきた1年だったが、組織としてチームとして強さが足りなかった。目標はなくなったがKAISERSは先輩たちが積み上げてきた文化のうえで成り立っている部で次の世代に4回生としての姿を見せる最後の2週間。日本一を達成できなかったなぜできなかったのかを詰めて、伝える2週間にしたい。僕たちにとって最後の試合、隙のない甘い部分をなくして納得いくゲームをしたい」
▼田口
「個人の力では負けていると感じなかったが、役割ミスなどで自滅してしまった部分はある。チームの雰囲気は立命戦と変わらず日本一の可能性が残っていたのでオフェンスは前の試合で0に抑えられていたので奮起してくれた。ディフェンスは連携がうまくいかず、ずるずる足を引っ張ってしまった。DLとしてやってきて、DLに3人同じポジションの後輩がいる、関学戦でやりきれなかった部分を伝えられるような試合にできたらと思う」
▼中村
「いいオフェンスはできたと思うが所々で詰めが甘かった。僕がもっと試合を動かすプレーをできたら結果も変わったと感じている。キックからタッチダウンはできたが、レシーバーとして長いパスを取ってテンポを作って鼓舞することができたらよかった。ビッグゲームになってくるとプレーメーカーが持っていかないと勝てないと言われているので僕が持っていかないといけないゲームだった。(タッチダウンは)他の選手がしっかりブロックしてくれて走るだけだったので他の選手に感謝している。KAISERSに勝つ文化と今回の悔しさを下級生に伝えていく2週間にして最後は試合にぶつけて今後のKAISERSを示していきたい」
▼安田
オフェンスが今までよりすごく頑張ってくれて、ディフェンスが前節立明大のときにいいディフェンスができていただけに42点取られてしまったのがすごく後悔が残っている。下級生はすごくいいディフェンスをしてくれていて最後の最後でリーダーである僕のタックルミスであったり詰められるところを詰めれないミスが出てしまった。普段の生活から甘さが出てしまったかなと思う。オフェンスがよかっただけにディフェンスで負けてしまった試合。僕たちの日本一はなくなってしまったので、下級生はうまい選手が残っているので全力でサポートしていきたい」
▼三輪
「最初スイッチが入るのが遅かった。相手にやられてからやり返そうとなるのが今年のチーム。そこが反省だと思う。自分はスペシャリストしかしていないから決めれるところは決めないといけないという責任感はあった。それで遠い距離だったが2本はずしてしまって結果的に相手のタッチダウンに繋がってしまって悔しいが、この悔しさを忘れず来年キックで勝たせたい」