【ハンドボール】大同大に力及ばず。インカレを2年連続ベスト8で終える。

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◇高松宮記念杯男子第60回平成29年度全日本学生選手権大会準々決勝対大同大◇11月5日◇いしかわ総合スポーツセンター◇

【前半】関大8―18大同大
【後半】関大14―17大同大
【試合終了】関大22-35大同大

試合終了後、選手たちの目からは涙がこぼれ落ちた。初戦で強豪・中大を撃破したからこそ、流れた涙だった。インカレ最終結果は、2年連続ベスト8。それでも、関東1部校を2連続で撃破した選手たちに中川昌幸監督は「よくやった」と賞賛の声を送った。

2試合連続でリベンジを果たした勢いそのままにいきたかったが、前半5分過ぎまでに4連続得点を許す苦しい展開。ここで流れを変えようと、関大がタイムアウトを要求する。7分に石田亨(商4)が初得点を決めるが、連続ポイントを奪えず自分たちのペースに持ち込めない。


△石田

その後も11分過ぎにスコアを2-8とされ、西日本インカレ準優勝校に苦戦を強いられる。さらに最後の大会に懸ける4年生を中心に得点を重ねたが、10点ビハインドで前半を折り返す。


△竹内厚人(商4)

GKを酒井一成(人3)から出原魁斗主将(人4)に変更し、挑んだ後半。7㍍スローを決められ後半初得点は相手に献上したが、植松竜也(人4)、石田の連続得点で点差を縮める。


△出原


△植松竜也(人4)

その後も、栗栖昇己(文1)の得点などで応戦するが、主導権を握れず11分過ぎに11点差とされる。しかし、最上回生は諦めなかった。永川元貴(文4)、森川卓哉(情4)とディフェンスの要が攻撃でも奮闘する。最後までリードを奪うことは出来なかったが、一時8点差まで詰め寄るなど、確実に力を見せつけたはずだ。


△栗栖


△永川


△森川

「雰囲気がいいチーム」を掲げてきた出原主将率いるハンド部の戦いは終わりを迎えた。しかし、上位進出が予想された中大にリベンジを果たすなど、チームにとっては確実にいい経験となっただろう。来季は「2年連続ベスト8」を越えてほしいと石田。4年生の想いを胸に。来季の春リーグでは「関大らしさ」を発揮し、5季振りのリーグ制覇、そしてインカレベスト4以上を目指す。【文:奥井健太/写真:奥井健太、中谷開】

 

▼中川監督
「勝てなかったのは残念だったがよくやってくれた。何より相手は元気だった。相手はここまで2試合戦ってないようなもので、こっちは疲労困憊だった。(大会全体振り返って)よくやったと思う。ほんとによくやった。今日あれだけ泣いて悔しいのもあの時で頑張ったから。中央に死ぬ気で頑張って一点差で勝利もぎ取ったから今日これだけ悔しい。東京遠征した時に筑波大などに力の差を見せつけられた。その時のことを踏まえて対策して、必死になって勝ち取ったから、今あれだけ悔しい。それが経験できただけでも選手たちは幸せだと思う。(来年に向けて)個々のレベルもそうだが中央戦がベースになるようなチームにならないといけない。あれがチームの原点だと思う。(リーグに向けて)今年を越えられるようにしっかり頑張りたい」

▼出原主将
「悔しいがベスト8。関大のメンバーと全国の中で8校しか来れないこの舞台まで来れたこと自体が奇跡だったと思うし、なおかつ一年間楽しさ忘れずに戦えたので悔いはないです。一年間が楽しかったです。(大会全体振り返って)負けたら終わるという中で初戦からかなり強い相手に当たってそこに勝てたことが一番大きい。そこから勢いに乗ってベスト8までこれたので後輩のみんなもいい経験になったと思うし、僕ら4回生も最後いい大会だったんじゃないかなと思います。(一年間主将としてチームを引っ張ってきてどうだったか)大変なことの方が多かったが、楽しくできたので良かった。同期と後輩のみんなには感謝の一言しかないです。最後までついてきてくれたので。(競技は)続けるかもしれない。(後輩に向けて)とりあえずどの舞台に立っても関大らしさを貫き通して頑張ってほしいと思います」

▼永川
「全く自分たちの思うようなことができなくて、メダルがかかった試合というのはプレッシャーがあるなと思いました。そこで自分たちの力が発揮できなかったのが敗因だと思います。(大会全体振り返って)今年は選手主体でミーティングも全部選手たちが決めたことをやって、1回戦、2回戦、関東相手にリベンジ果たせた点に関しては良かったかなと。(最上回生としての一年振り返って)厳しいこともいっぱいありましたが、その中でキャプテンを筆頭に引っ張ってくれました。自分は副キャプテンだったんですけど自由に楽しくやったと思う。(4年間を振り返って)本当に僕はどれだけ怒られても自分がやりたいように自由にやらせてもらっていた。(後輩に向けて)後輩には全力で悔いのないように楽しんでほしい」

▼石田
「勝ちたかった。(大会全体振り返って)最後の大会で、みんな気合入っていた。試合に出ている選手たちもスタンドもチーム一丸となって戦えたかなと思う。(最上回生としての一年振り返って)正直、副キャプテンとして何もできていなかった。同期にありがとうと言いたい。(4年間振り返ってみて)『関大はひとつ』でした。(後輩に向けて)2年連続ベスト8で終わってしまったのでそれを越えてもらうしかない」

▼植松
「今日の試合は楽しかった。(大会全体振り返って)3回しかしていないんですけど、西カレの時は一回戦負けだったのでみんなとできて良かった。(最上回生としての一年振り返ってみて)自分自身4回になるまであまり試合出たことがなかったんですけど、4回生からずっと試合出させてもらって、4回生みんなと試合できて良かったです。(競技は)多分続けない。(後輩に向けて)楽しくやってほしい。社会人になったらこういった機会はないと思うので」

▼森川
「悔しかった。(大会全体振り返って)チームのみんながどう思っていたかわからないですけれど、僕的には中央が強いというのはわかっていた。そこ一つ勝って、そのまま勢いに乗って一つ一つの試合勝ち上がっていけると思っていたんですけど、勝ったことの自信が多分過信に変わって今日みたいな隙が生まれて自分たちの試合ができなかったのはちょっともったいなかったですね。(最上回生としての一年振り返って)キャプテンや副キャプテンの二人が引っ張ってくれて、ただそれについていくだけだった。(4年間振り返って)僕の中では下積みもあったし、チームに貢献できる時期もあった。満足できる4年間でした。ハンドは続けない。(後輩に向けて)4年生が抜けたの穴は後輩たちにとってすごく大きな穴だと思うので、その穴を埋められるように、新しいキャプテンとか同期とかが協力し合って新しいチームを作り上げていってほしいです」

▼竹内
「1回戦勝てたから今日は勝ちたかったんですけど、勝てなくてただ単に悔しいですね。(大会全体振り返って)個人的にはあまり調子良くなかったんですけど、周りのみんなにほんまに助けられて、ここまで来た。チームの勝ちを最優先に考えて戦ってこれたことは良かったことかなと思います。(最上回生としての一年を振り返って)周りからしたら頼りないところもあったと思うんですけど、下級生がしっかりした子がいっぱいいて、慕ってくれて色んなアイデアも出してくれて支えられたなという印象です。(後輩たちに向けて)うちのハンドボールで勝つことも大事なんですけど、今自分の周りにいるチームのたくさんの人間をもっと大事にして頑張ってほしい」

▼出地壱成(社4)
「やっぱり最初の中央に勝てたことで、チーム全体で勢いに乗って明治にも勝てたし。大同にも勢いで行きたかったんですけど相手強くて勝てなくて、結果悔しい思いしたんですけど。結果いいチームだなとすごく感じました。(最上回生としての一年間振り返ってみて)主務として一年間やってきたんですけど、周りのみんなが協力してくれてやりやすかった。チームに迷惑かからんとやれてきたかなと思う。周りの協力があったかなと思う。(4年間振り返って)プレー面はしんどいこととか苦しいこととかやめたいとか何回も思ってたんですけどすごく同期が仲良くて、同期とおることが楽しくていい4年間だったかなと思います。入学の時ハンド部入るかどうか迷ったんですけど、結果、入ってすごく良かったなと思います。(後輩に向けて)やっぱり一人で抱え込みすぎずに周りを頼りながらうまいことやってほしい。一人で背負い込みすぎてしんどくなってしまうのは何としても周りのみんなで協力し合ってやっていってほしい。感謝。ありがとう」

▼二宮和輝(安全4)
「中央に勝って、すごく嬉しかった。明治にも勝って、今日も勝つだろうと思っていたので、とても悔しいです。(4年間振り返って)色々悔しい思いとかもしたけど、先輩も含め関わってくれた人達に出会えてよかったかなと思う。(後輩に向けて)今の雰囲気がいいチームをこれからも継続して、メリハリつけてしっかり楽しく頑張って欲しいなと思います」