【アイスホッケー】主将「貪欲さが足りなかった」。関学大に辛勝、次戦リーグラストゲーム。

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◇第64回関西学生リーグ戦プレイオフ第2戦対同大◇11月12日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇

【第1P】関大1―0関学大
【第2P】関大1―2関学大
【第3P】関大2―0関学大
【試合終了】関大4―2関学大

「貪欲さが足りなかった」。試合を振り返り、土居功弥(人4)主将は一番の反省点に貪欲さを挙げた。「全体的に、なんとしても取りにいこう、なんとしても決めようというのが感じられなかった」(土居)。勝利を挙げたものの、関学大には予選リーグでは2戦ともチームが掲げる「1ピリオド無失点で2得点」を達成し、好相性だっただけに悔しさが大きく残った。

序盤から「挑戦者」として向かってくる相手と一進一退の攻防を繰り広げる。伝統の一戦らしく激しいチェックや選手同士のぶつかり合う際にはいつもに増して声が飛んだ。9分には敵陣のフェイスオフプレーから一気に自陣に攻め込まれ危うくGKの大塚玲央(政策4)と1対1の窮地に立たされるところだったが、これはDFの安田歩実(人3)が決死のディフェンスで相手に追い付きパックを払って危機を救った。ピンチをしのげばチャンスはやってくる。すると、そのすぐ後FW赤松貴人(法3)がアタッキングゾーンで相手選手ともつれ、放り出されたパックをFW香田悠匠(人3)が瞬時に振り払い、ゴールに突き刺した。

その後はキルプレーの時間帯も続き、ピンチを迎えるが大塚の好セーブもありなんとか耐えしのぐ。

第2Pでも僅差の状態で緊張感が続く。ゴール前でのラストパスが通らない中、9分にコーナーから上がってきた香田が鋭いパスをDF佐藤順仁(人4)が合わせ追加点を挙げる。「決めれて良かった」(佐藤)。

 

これでリズムに乗りたかったが、「点が入って落ち着いてしまったかもしれない」と土居。12分に相手にゴールをこじ開けられると、その4分後には自陣のフェイスオフプレーから簡単に決められてしまい、同点に追い付かれてしまう。完全に相手を勢い付かせ、自分たちのペースに持ち込めない。最終Pに入り、同点の状況でなんとしても点が欲しい場面。2分にはがら空きとなった左サイドから一対一の絶好機を演出するも、FW國塚李久(人1)が放ったシュートはキーパーに弾かれる。もどかしい時間が続くが、8分にFWロウラー和輝(商1)からのパスをゴール前にいた佐々木快(情2)がダイレクトで合わせ、勝ち越す。

その後、エースの香田が2得点目を決め、点差を広げる。終盤は相手の6人攻撃を受けるも防ぎきり、辛くも勝利を収めた。

プレイオフから2試合連続失点が続き、理想とする関大のホッケーを体現できずにいる。関西での試合はあと1試合。土居主将は「最後、リセットして関大らしいスピード感があるホッケーでゲームを支配したい」と意気込んだ。すべては最終目標であるインカレ制覇のために。八戸の地で最高のパフォーマンスをする手応えをラスト一戦でつかみたい。【文:三木勇人/写真:中谷 開】

▼大迫コーチ
「スタートから、体当てる、足動かす、インサイドケアすることを言っているし、フェイスオフでの失点が一番くだらないぞと言っていたところが出た。そもそもスコアリングチャンスがあるところで決めないとズルズル悪い流れになる。ラストパスが悪いのは毎回のこと、決定的な場面を外し続けるので、そればっかりは個々が小さいところを気にしてやっていかないと上がっていかない。(最終戦に向けて)とりあえず一生懸命、走って一生懸命チェックしてくれとそれをやらないと次が無い。準備をしっかりしてほしい」

▼土居主将
「最後まで自分たちのリズムに持って行けなかった。パックをキープしても中々流れが悪く、得点したのは良かったがプレーも消極的になった部分もあってもうちょっと貪欲に攻める気持ちがあってもよかった。点が入って落ち着いたのかもしれない。もっと全体的にもっと貪欲にホッケーができたんじゃないかなと。今日はその貪欲さが足りなくて相手のリズムになってしまったんじゃないかなと思います。(雰囲気が悪いときに心懸けたことは)インターバルで帰ってきているときも『もうちょっと(点)差をつけよう』とかいう覇気が感じられなくてそこをもうちょっと底上げしようと思ってやっていたがうまく伝わらなかった。『相手からなんとしても取ろう、なんとしても決めに行こう』そういう部分が感じられなかった。今日の一番の反省点はそこだと思います。(あと一試合)もう最後なんでなにがなんでも良い流れでゲーム進めていかないと今後の全日本選手権でもインカレでもつながらないと思うので最後リセットして関大らしいスピード感あってもっとゲームを支配できるようにしていきたいです」

▼佐藤
「味方のFWが良い感じでコーナーから上がってきてあとは自分がもうタイミング良く入ってきて決めるだけだったので、決めれて良かったです。ディフェンスもチームが点を欲しいときに取れた方がいいと思うので自分はDFですけど得点の意識を持ちつつ、守りの意識も徹底してやっています。自分はマークを付ける役職ではないけど4回生としてプレーでチームを引っ張っていけたらいいと思ってやっています。プレイオフ2試合やってチーム全体でも納得いく試合結果ではないので最終戦は無失点でスコアを増やしてスッキリして終わりたいです」

▼香田
「(2得点だった)いつも通り、流れが最初の方は良くなかったけど、1セット目は責任があり、点数を取らないといけない。最近の練習からクイックシュートを練習していて、それが試合でもうまくいき2得点につながった。最初2点入れて、いい流れになったと思ったときに自分たちのミスで2失点してしまったのが課題で他のセットもチャンスだったのでそこをきちんと決め切れたら流れがどんどん良い方向になったと思います。関西リーグはプレイオフでまだ無失点で終わった試合はないので最後はシャットアウトで10―0で勝利したい」