【アイススケート】大歓声のフリー!三浦・市橋組が西日本ジュニア優勝

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◇第34回西日本フィギュアスケートジュニア選手権大会◇11月5日◇アクシオン福岡◇

【ジュニアペアフリー】
1位 三浦璃来(大阪スケート倶楽部)・市橋翔哉(安全2)組 88.10

【ジュニアペア最終結果】
1位 三浦・市橋組 135.42

ミスがありながら自己最高の得点を出し、SP首位発進となった三浦・市橋組。フリー当日に20歳の誕生日を迎え、「おめでたい日を本当におめでたい結果で終われるよう頑張る。(おめでたい結果は)ノーミスで自己ベスト」と語っていた市橋。新たな門出の日に納得の演技を披露したいところだ。

SP同様、一度手を合わせてからスタート位置につく。冒頭、ダブルツイストを成功させると、サイドバイサイドの3回転トーループ+2回転トーループのコンビネーションジャンプも着氷する。アクセルラッソーリフト、スロートリプルループも成功させると、会場からは大きな歓声が上がった。

演技中盤にはデススパイラル、息の合ったコレオグラフィックシークエンスを披露。スロートリプルサルコウも決めると、大きなミスなくフィニッシュ。2人の演技を観客はスタンディングオベーションでたたえ、三浦と市橋は大歓声の中でハイタッチを交わした。

前日語っていた目標については「60㌫くらい達成できた」と市橋。「自分たちの中ではまだまだできると思っているので、きょうより大きな歓声が聞けるように頑張る」(市橋)。現在は陸上でトリプルツイストを練習中と、その進化は止まるところを知らない。

結成3年目。シングルと並行して行っていた競技だがペアに専念し、今シーズンはISUジュニアグランプリシリーズにも派遣された。「1戦目に比べたらだいぶ自信がついてきた」(市橋)。新たな経験を糧に、三浦・市橋組がまだ見ぬ世界を拓く。【文:宮西美紅/写真:庄田汐里】

▼市橋
「今シーズン初戦の大会では、すごい不安な要素が多すぎて試合前からナイーブというか、メンタルが落ちていたが、(今大会は)今シーズン3戦目ってことで、自分たちの弱い部分を練習してきたつもりなので、1戦目に比べたらだいぶ自信がついてきたので、あまり大きなミスなく終えれたと思う。(次戦、全日本ジュニア選手権大会に向けて)全体的には良かったが、まだまだSPもフリーも加点がもらえるようなエレメンツが少ないし、失敗している部分も多かったので、失敗した部分がなくなるように練習していきたい。(昨日、ノーミス自己ベストで誕生日を迎えたいと言っていたが)60㌫くらい達成できた。歓声はすごくて、その歓声はすごくうれしかったが、自分たちの中ではまだまだできると思っているので、きょうより大きな歓声が聞けるように頑張る。(シングル時代は今より難しいジャンプを跳んでいたが、今後構成は)上げないわけではない。でも、2人共得意な技が全く別で、向こう(三浦)が得意なものが自分は苦手で、っていう感じなので…。(三浦はループジャンプが得意だが)僕は苦手。こっちがルッツ(ジャンプ)が得意だけど(三浦が)苦手。最悪な真逆なんで(笑い)。(ループは)跳んだことはあるので、頑張ればいけると思う。(3回転は全種類)跳んだことは一応ある。シーズン最初にくらべたら、出来も形になってきたので、良くはなってきているがまだまだ、リフトの降ろし方であったり、ツイストであったり、全部のエレメンツでもっともっと上を目指せると思うんで、まだ減点されるようなエレメンツが多いので、それを直していきたい。スピンに関しては練習すればするほどうまくなるんで、それは練習するしかない。リフトやスロー(ジャンプ)に関しては練習であったり筋肉をもっとつけたら良くなると思うが、練習だけではどうにもならないのがやっぱりツイストなので、でも逆にそれを習得できたら世界でもトップレベルの争いができると思うんで、ツイストに一番力を入れたい。今はダブル(ツイスト)。陸上では一応(トリプルツイストを)やっている。力はもちろん必要だが、一番大事だと思っているのはお互いのタイミングが合わなければ高さも出ないし、もちろん形も悪くなる。でもタイミングっていうのは陸上でもつかめる、練習できるので、やればやるほど良くはなると思う」

▼三浦
「公式練習でも、結構自分自身の失敗が多かったんで、すごく不安だった。その中でも自分たちのできることができて良かった。大きな失敗というより小さなミスが多かったので、全日本(ジュニア選手権大会)では完璧にできるようにしたい。(市橋がノーミス自己ベストで誕生日を迎えたいと言っていたが)SPでミスしてしまったんで、来年の誕生日にはもっといいプレゼントができるようにしたい。(ペアの技は)どれも難しい。(トリプルツイストの練習については)高さが出てるなって時でも、やっぱり2回転半までしか回らないので、練習あるのみ」