【ホッケー】中京大相手に黒星も、挑戦者の精神光る!

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◇平成29年度関西学生秋季リーグ5位決定戦◇対中京大◇10月29日◇立命館大学ホリーズスタジアム◇

【前半】関大0-4中京大
【後半】関大0-1中京大
【試合終了】関大0-5中京大

「雰囲気が悪くなった時こそチームの本質が出る」と松森結子主将(文4)。前日の大体大戦とは打って変わり、『挑戦する側』で挑んだ今試合は悔しくも差をつけられての黒星で終わる。連日の降雨による悪コンディションに加え、続く失点で苦しい一戦だった。だが、「元気出していこう!」。フィールドには青のユニフォームを身にまとった選手たちは明るい掛け声を絶えることなく響かせ、あきらめることなく最後まで1点をどん欲に追い続けた。

△小谷

関大のセンターパスから始まったゲーム。序盤から中京大に攻め込まれ、開始2分には先制点を奪われる。その後も、格上相手に危機的状況に持ち込まれるが、右サイドにいた三谷真由(人3)と松森が体を張った防御で中京大の攻撃チャンスを摘み取る。また、高身長をアドバンテージとするGK小谷蛍(政策4)は要所での堅い守りで相手のシュートを跳ね返し、宇山夕貴(人1)のドリブルを持ち味とする吉田波那(人1)との連携が光ったパスつなぎなど、4点差をつけられるも各々がガッツの光ったプレーを展開した。

△吉田

「ハーフタイムを挟むことによって、全員が気持ちをリセットすることができて、0-0の気持ちで戦おうという風にやり直せた」(松森)。体制を整え、迎えた後半。台風の影響により、雨足がさらに強まったこと、多くの失点で不利な状況でも「元気出そう!」というかけ声が響く。後半もアグレッシブな攻守が繰り広げられた。オフェンスでは、得点機会には至らなかったものの、北條実羽(社1)がドリブルで大きく前進するなど、存在感をあらわす。そして、吉田も前半に引き続き、華麗なスティックさばきで相手ディフェンス陣を突破し、チャンスをメイク。防御面では、前半に引き続き三谷、須藤英里子(人4)が中京大オフェンス陣に食いつき、松森が水際で相手の攻撃を阻止した。「とにかく1点にこだわろう」(松森)。チームのチャレンジャー精神はどれだけ不利であろうが消えることはない。全員がどん欲に得点を目指し続けるために健闘した。最終的に、後半はPCでのポイントを1本許すものの、通常のシュートでの失点はなかった。

△廣瀬

△須藤

△小髙

△三谷

「最後まで諦めない姿勢があった」。松森は試合後そう振り返った。結果的は白星を挙げることができなかったが、全日本インカレへの修正すべき部分が見つかった収穫ある一戦だった。また、厳しい試合状況の中でも選手たちは積極的に声を出すことにより、互いに気持ちを高めるなどチームとしての団結力も垣間見られた。次の試合は、いよいよ全日本インカレ。初戦の相手である東海学院大にリベンジを果たすためへの準備もいよいよ集大成だ。初戦を突破し、全国の舞台で有終の美を飾る。【文/写真:柴村直宏】

 

▼松森主将
「最後まであきらめない姿勢があったし、調子がいい時や戦術ができてるときは雰囲気がいいのは当たり前だと思うけど、格上相手に挑戦するときは失点とかして雰囲気が悪くなった時にチームの本質が出ると思っていて、そういう時こそどういう声かけをするかとかを話し合っていたので、それを意識している人が何人かいて、雰囲気が悪い中、失点が続く中でも頑張ろうとかナイスとか声かけができたのは、今までやってきたチームとしての集大成だったなと思います。失点は覚悟のうえで3列目も押し上げて、1点取ろうという風にしていた。言い方は悪いかもしれないけれど、失点はいくらしてもいいから、とにかく1点にこだわろうと決めていて、3列目を押し上げようとしていたんですけど、そこがうまくいかなかった。1回ハーフタイムを挟むことによって、全員が気持ちをリセットすることができて、0-0の気持ちで戦おうという風にやり直せたところが良かったと思うし、ディフェンス内では意思疎通がすごいよくできていて、今までは行き当たりばったりなディフェンスだったんですけど、連携ができてきてたので、今回はそれを生かせることができたと思う。(今回は)課題が多く残ってしまったので、逆に言うとインカレまでに改善できる点が見つかったという感じです。ホッケーは、立命大が強いだろうとか自分からも相手からも決めつけられていて、なかなか(その固定概念が)変動するのは難しくて、そういう限界を決めつけたくない。東海学院大に対しても、本当に初戦突破を狙っているのでとにかく1点を取ろう、雰囲気が悪い中こそ自分たちがやってきたチームの本質、力を生かす時だと思う」