【アイススケート】世界の経験を胸に、三浦・市橋組がSP首位発進

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◇第34回西日本フィギュアスケートジュニア選手権大会◇11月4日◇アクシオン福岡◇

【ジュニアペアSP】
1位 三浦璃来(大阪スケート倶楽部)・市橋翔哉(安全2)組 47.32

結成3年目を迎えた三浦・市橋組。今シーズンはISUの公式大会であるジュニアグランプリシリーズ第3戦ラトビア大会と第6戦ポーランド大会にも出場し、世界を肌で感じてきた。「その経験が無駄にならないように、日本の大会でも自分たちのできる全てを出し切ろうと思った」(市橋)。成長した姿を日本のファンに披露したい。

演技は最初の要素であるダブルツイストを成功させるも、直後のサイドバイサイドのジャンプでミスが出る。しかし、難度の高いスロートリプルループを決めると、デススパイラルや息の合った美しいステップで会場を魅了した。

点数は47.32で国内大会のため参考記録ながら自己ベストをマーク。ジュニアグランプリより低い得点を予想していたと語るが、「ミスをしても点数が出てくる選手になってこれたのかなってちょっと自信がついた」(市橋)と確かな手応えをつかんだ。また、「得点出た時は第一声目が『えっ?』ってなったんで、これから点数上げていけるようにしたい」(三浦)。きょう得た自信と同時にさらなる成長も誓った。

翌日のフリー当日に20歳の誕生日を迎える市橋。「おめでたい日を本当におめでたい結果で終われるよう頑張る」(市橋)。ミスのない演技でフリーでも自己ベストを目指す。【文:宮西美紅/写真:庄田汐里】

▼市橋
「この間、ジュニアグランプリシリーズの試合に2回出させてもらって、そこですごいいろんな経験をさせてもらったので、その経験が無駄にならないように、日本の大会でも自分たちのできる全てを出し切ろうと思って頑張った。国内大会はどうしても1組、2組の大会になってしまうが、やっぱり世界に出ると何十組もいる中で上位をみんな争っているので、自分たちがまだまだレベルが足りないってことを自覚させられるので、刺激はすごいもらっている。海外の選手たちは1つ1つの技のレベルも違ったし、その中でもリフトであったりツイストであったりスローであったり、今の自分たちでは全然追いつくことができないので、少しでも近づけるように日々頑張っている。去年まではシングルとペアの両立ってことで、シングルの試合が重なってしまったら練習ができないことが多くて、どうしてもペアの試合前に自分たちは自信が持てずに大会に挑むことが多かったが、今年からペアに専念することで、ペアの技だけに集中できるようになった。その結果、シングルをやっていた時のスケーティングだったりジャンプもすごい生きてきていると思うので、自分的には正解だったかなって思う。(今季開催される平昌五輪の団体が決まって、ペアも1組出場することになるが)オリンピックシーズンということで、みんな初戦からすごい練習をしてきたんだなっていう成果を出しているので、自分たちはジュニアっていうカテゴリーで出ているがオリンピックに少しでも希望があるなら、そこをもちろん目指してやっていきたいので、シーズン終わるまで全力でやっていきたいと思う。(明日は誕生日だが)試合と重なってしまったのはしょうがないが、誕生日ということで自分的にはおめでたい日であるので、そのおめでたい日を本当におめでたい結果で終われるよう頑張る。(おめでたい結果は)ノーミスで自己ベスト。(今日は)点数を見た瞬間、1つエレメンツが抜けてしまった部分もあって、ジュニアグランプリの時よりも点数は下がるって思ってたんで、びっくりしたのが第一。それだけ自分たちも、ミスをしても点数が出てくる選手になってこれたのかなってちょっと自信がついた」

▼三浦
「個人的なミスが結構目立ってしまった。次の全日本ではちゃんと、迷惑をかけないようにしたい。(世界は)自分たちとは結構な差があると思う。エレメンツもそうだが、滑りも強化していきたい。ペアに専念して、技も上達してきたと思う。(オリンピックは)ちょっとだけ考えたりしている。日本には上手い人がいるので、追いつけるように頑張っていきたい。(今日の得点は)自己ベスト。本当に得点出た時は第一声目が『えっ?』ってなったんで、これから点数上げていけるようにしたい」