【サッカー】ふがいない戦い続く。9位の近大に敗戦。次節『全員サッカー』で阪南大に挑む

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◇第95回関西学生リーグ後期第8節対近大◇11月1日◇三木総合防災公園陸上競技場◇

【前  半】関大 0―0 近大
【後  半】関大 0―1 近大
【試合終了】関大 0―1 近大

前節、首位・びわこ大に敗戦し、勝ちから遠ざかっている関大。今節の相手は9位・近大だ。インカレ出場に向けて上位の勝ち点が詰まっている中、落とせる試合はもう残されていない。試合は関大が近年、勝ち星を量産している三木の地で始まった。

1分にはDF永保尭(情4)が左サイドからゴール前へループパスを出すとMF塩谷仁(人3)がシュート。枠を捉えることはできなかったが、関大の点を取る姿勢を見せつける。7分後にはFW加賀山泰毅(人3)がペナルティエリア内ゴール前中央からシュートを放つも、これはゴール上へ。


▲永保


▲加賀山

11分にはコーナーキックを獲得。MF牧野寛太(経2)が放ったボールは大きく弧を描きながらゴール前へ。一度、相手DFが外へ出すも、再度、牧野が戻し永保からDF羽田健人(情2)がヘディングシュート。相手GKに軌道を阻まれ弾かれるも、最後には塩谷が力強くゴールを狙う。しかし、GKの手中に収まり得点とはならない。この後も、MF藤村洋太から始まった攻撃のシーンで、最後にはMF森主麗司(文3)がミドルシュートを放つなど意欲的な姿勢がうかがえた。


▲羽田


▲牧野

後半は近大が反転攻勢を強める。1分、6分、12分とセットプレーからの近大の攻撃を受けるも堅守で乗り越えたが、17分には近大FW粟飯原が左サイドからドリブルでゴールへと迫る。関大DFが対応するも守り切れず失点。その後、関大もチャンスを生み出し得点を狙うも、得点は遠く最後まで入ることはなかった。

関大はびわこ大、近大と2連敗。試合は失点後から得点したいという強い気持ちを全面に出すようなプレーが見られ、関大らしいサッカーが展開された。前半の関大が流れを持つ中でよりどん欲に『全員サッカー』で戦うことができなかったのか、エンジンがかかり遅い試合となった。インカレ出場に向けて黄信号が灯ろうとしている。次節以降、阪南大、京産大、立命大と関西の強豪、古豪との戦いが待っている。スローガン『全員サッカーで日本一』達成に向け、残された試合は数少ない。12月24日、インカレ決勝の舞台で選手、応援、スタッフ全てが一丸となって『全員サッカー』を体現するために、何が必要なことなのか、と自分たちを見つめ直し、次節、三度目の正直を果たすことに期待したい。

関大の『全員サッカー』に応援は欠かせない。試合の雰囲気を作り出し、関大の勝つ流れを作るのがサッカー部の応援だ。今節では平日開催ということもあり応援の数も少なかったが、それでも迫力が足りなかった。次節以降の戦い、そして、インカレの舞台でスタンドから、「俺たちが勝たせるんだ」という強い気持ちを持って関大旋風を巻き起こしたい。【文:水野 真/写真:川﨑恵莉子】

▼前田雅文監督
「近大は一人一人のポテンシャルが高くて、得点を決められたシーンも相手の得意な形で失点をした。警戒をしていたが、個人のところで上回れてしまった。前半にもっとチャンスはあったので、どん欲にゴールに向かう姿勢は足りていなかった。そして、前半に耐えた近大が後半で対応してやっていた。前半で相手のゴールに向かわないといけない。守備では関大が弱さを見せているところが多かった。奪いきれるところでそれができない。自分たちに弱かったという感じがする。取れそうで取れない、攻撃がチグハグしている、フラストレーションが溜まっているというところがあったので、(後半の早い段階で)人を代えてシュート精度や相手の嫌な動きができる村中を入れた。なかなか失点してから自分たちのやりたいところができなくなっている状況だった。次節の阪南大は、実力的には関西ではトップクラス。攻撃陣は個人のスキルでも実力がある。連係、コンビネーションも精度が高い。守備に回る時間が多くなると思うが粘ってやっていくしかない」

▼永保尭ゲームキャプテン
「絶対に落としたくない試合だった。前線から奪いにいくというのが関大らしさ。あと一歩のところで奪えなかった。この一歩がサッカーでは非常に大きな差を生む。もっとそこを突き詰めないと勝てない。次節は負けることができない。インカレに行くためにも、勝つという気持ちというところの準備が大切。一戦一戦を大切にやっていかないといけない」