【弓道】まさかの1中差で関学大に敗北。1部昇格を逃す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇ 関西学生リーグ1部2部入替戦対関学大◇ 10 月29日 ◇ 兵庫県立大学神戸支部◇

【試合結果】関大 120-121 (全160射)

 

前戦は139中で大府大を圧倒し、2部で優勝した関大。目標に掲げてきた1部昇格がかかった大一番、相手は関学大だ。台風で大荒れの天候の中、絶対に負けられない熱い戦いが始まった。

関大は、前立の大前・伊東一至(文1)、落・満壽直毅(法3)、後立の落前・武田誠(社3)が皆中を出すも21―22(全32射)と幸先良いスタートとはならず。

 

2立目は前立で14中と立て直すが、後立は11中で的中は伸びず46―46(全64射)。

 

何とか関学大と差をつけたい3立目。前立は伊東、落前・山田純司(文2)、満壽が皆中で14中と安定の数字を見せたが、後立はまたも11中。「最初に崩れてしまって、そこからうまく立て直せなかった。ずるずる引きずってしまった」と三好航(外3)が振り返ったように、立て直せず71-72(全96射)と接戦から抜け出せない。

 

4立目の前立を終えると宮本コーチが「よく耐えた」と選手たちに声を掛けた。「応援最後まで頑張ろう」と応援の熱も増す中、三好のリリーフで平郡卓(政策4)を投入。しかし、後立は10中で苦しい状況に。

 

雨も静かになり、5立目の前立は15中とこの日最高の数字を出す。後立は11中で、あとは関学大の結果次第となり選手たちは祈るように経過を見守った。結果は120-121(全160射)。まさかの1中差で関大は1部昇格を手にすることができなかった。試合後、選手たちの目から涙があふれだした。

 

また1部昇格に向けて長い1年が始まる。「負けても勝ち上がってきたのが関大」(宮本コーチ)。立ち止まっている暇はない。ここから立ち上がれ。勝った者にしか見れない景色、その場に立つために。【文/写真:野村沙永】

 

 

▼宮坂大成(化生3)

「一番大切なときに実力を出し切れなかったのは悔しい。(リーグ戦振り返って)入替戦までは夏合宿に練習してきた成果を出して優勝することができた。いろいろ課題はあったが克服しながらやってきたが、最後負けてしまったので悔しい」

 

▼斎藤一(政策3)

「今こういう結果となってこれが実力。(リーグ戦を振り返って)最後負けて悔しかったが、昨年と比べたらいろいろ進歩できた部分もあり、得られたものは絶対にあった。最後負けたのは実力が出てしまったが、得られたものを次に生かしたい」

 

▼三好

「いつもの練習通りにできなかった。最初に崩れてしまって、そこからうまく立て直せなかった。ずるずる引きずってしまった。うまく気持ちを切り替えられなかった。いつも通りにできなかったのが敗因だと思う。(リーグ戦を振り返って)最初の4戦は自分たちの目標としていたことができていた。最後のもうひとつというところでダメだった。すぐに切り替えることができたらよかった。(来年に向けての目標)来年こそ絶対1部昇格すること。今日のことを忘れないで、明日から残り364日頑張る。」

 

▼平郡

「リーグ始まる前からメンバーの心の弱さとかの面は問題視されていて、克服されてきたと思っていたけど、やっぱり克服しきれずに弱い面が出てしまった。(リーグ戦を振り返って)今日みたいな接戦があまりなくて、勢いが良かった。1年間いっぱい後輩たちが頑張ってくれて、練習でも良い的中や良い結果を出してくれていたが、最後叶わせられなかった。積み重ねてきた努力が足りなかった。(後輩について)来年1部で戦わせてあげられないことが申し訳ない。今日の日を忘れずに1年間努力したら、絶対に来年に報われる。今日上がれなくて悔しい思いをした3回生がいっぱいいるので、その子たちが来年絶対やってくれると思うので応援したい。(4年間振り返って)努力することの大事さを学んだ。勝負事なので、どれだけ頑張ってもそのときの運とかで勝てないこともあるけど、相手よりも努力して勝つ、勝ちたかったら努力しろということ、悔しい思いを乗り越えて次勝つために努力することを弓道から学んだ」