【ホッケー】SOの末につかんだ! 1部残留決定!

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◇関西学生春季リーグ入替戦対中京大◇6月27日◇舞洲ホッケー場◇

【前半】関大0-0中京大
【後半】関大0-0中京大
【試合終了】関大0-0中京大(関大2SO0中京大)

ここまでリーグ全敗という苦しい状況で入替戦に回った関大。「絶対に2部に落ちたくない」と選手全員が強い気持ちを持って今日の試合に挑む。1部残留に向け、絶対に負けられない戦いが幕を開けた。

関大のセンターパスから試合がスタート。すると、ここまで得点力不足に悩むオフェンス陣が開始早々からチャンスをつくる。右サイドから相手ディフェンスを切り崩し、シュート。1部の意地を見せるかのようなプレーで2部の中京大に力の差を見せつける。これまでのリーグ戦とは一変してゴール前に果敢に攻め込んだ。しかし、ゴールマウスをこじ開けることはできない。関大ペースで試合は進むも0-0で前半を折り返す。

ここまでチーム内でけが人が続出し、満身創痍(そうい)で戦う選手たち。しかし、この日もさらにアクシデントが襲う。前半終盤に菅野が顔面にボールを受け負傷交代。「菅野の分までという雰囲気がチーム内であった」と米山が振り返ったように、後半は選手が随所に気迫あふれるプレーを披露。苦しい時間帯もピッチの中で走り抜けた。特にチームの要である瀬川、山下がオフェンス陣をけん引。瀬川のゴール前まで迫るドリブルや、山下の的確なパスで相手ゴールに何度も迫った。

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しかし、得点力不足というチームの課題は解消されず、後半終了。0-0のまま、勝負の行方はSO対決に委ねられた。

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選手全員が祈るような気持ちで見つめる中、中京大からSOがスタート。

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「落ち着いてプレーできた」とGK・大澤が振り返ったように緊張感が漂う中、最初のSOを見事に止めた。これで完全に流れが傾く。関大は林、米山ゲームキャプテンが冷静に相手GKの動きを読んでゴールネットを揺らした。圧巻だったのはやはりGK・大澤。

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相手のSO4本をすべて止める大活躍を見せた。2-0でSO対決を制し、その瞬間、関大の1部残留が決定。大接戦となった入替戦で見事に勝利を収めた。

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試合後、1部残留を決め、安堵(あんど)の表情を見せた選手たち。しかし、米山は「まだまだこれからが大事。基礎的なところから見直していきたい」と早くも今後を見据えた。来季も1部で戦う権利をチーム全員で勝ち取った関大。秋には一回り成長した姿で、下剋上を巻き起こす。【高橋良輔】

▼米山ゲームキャプテン
「1部残留を懸けた戦い。インカレにもつながる大事な試合だが、けが人も多く、人数が少なくてチームとしては最悪の状況だった。この試合でもけが人が出たけど、そいつの分までという気持ちがチーム全員にあった。チーム一丸となってベストを尽くしたが、ゴールが遠かった。カウンターが自分たちの攻撃の持ち味。でも人数をかけることができず、一部の選手に頼った攻撃になってしまった。そこはこれからの課題。最後はSOになって、緊張が高まる場面だったが、大澤が1本目を止めてくれて勢いがついた。あれが大きかったと思う。1部残留はできたが、まだまだこれから。チームの底上げを第一にこれから夏休みにかけて、基礎的なところから見直していきたい」

▼大澤
「チーム的にもかなり厳しい状態だったが、絶対に2部に落ちたくないという気持ちだった。最後はSOになったけど、落ち着いてやれば止められると思っていた。緊張したが、チームの声援も力になった。結果的に1部残留を決めることができた。うれしいけど、このままではいけない。次は1部でも上位にいけるようにしっかりとチームとしてレベルアップしていきたい」