【ホッケー】気持ちひとつに同大に春の雪辱果たす!松森主将「めちゃくちゃ最高です!」

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◇平成29年度関西学生秋季リーグ第3節対同大◇10月21日◇立命館大学ホリーズスタジアム◇

【前半】関大1-0同大
【後半】関大0-0同大
【試合終了】関大1-0同大

 

「めちゃくちゃ最高です!」。試合後、力強くそう言い放った松森結子(文4)主将の笑顔は曇天の中ひとしきり輝いた。今回の相手である同大は関大ホッケー部女子の最大のライバルであり、チームは「打倒・同大」を目標に掲げていた。しかし、春季リーグでは無得点で完敗。そこから夏の合宿で強化させた戦術が功を奏し、雪辱を果たす。全日本インカレへ大きな弾みをつけることに成功した。

関大のセンターパスで始まったゲーム。降雨の影響により、フィールドのコンディションも悪く、ボールも濡れてしまい上手く打つことができない。負傷のおそれも晴天の試合よりも大きかった。しかし、「全員で勝ち切るという思いの方が強かった」(松森)。不利な状況でも、ホッケー部女子の打倒・同大にかける思いは強い。各々が積極的なプレーを展開していく。ボールをつながれた松森は右サイドを一気に前進し、攻撃をチャンスメイク。相手には何度も攻め込まれ、シュート機会を許しかけるもののGK小谷蛍(政策4)がすかさず打球に飛びつき、ゴールから遠ざける。

しばらくは両者無得点の状態が続くものの、それを打ち破ったのは、吉田波那(人1)、須藤英里子(人4)、廣瀬有沙(人2)、そして岸田紗依(人3)の4人の力だ。

 

 

岸田が相手選手をマークし続け、吉田が相手から奪ったボールをゴール前へとドリブル。そして、パスを受けた須藤が試みたシュートを、廣瀬がつなぎゴールに収める。「ボールを絶対にさわらないと、次チャンスがないかなと思った」と廣瀬。また、「岸田は防御にも攻撃にも絡むことができない一番つらい指示を出していたが、マークしてくれたおかげで須藤が攻めることができた」と松森は裏の立役者を称えた。その後は、小谷・須藤・森田彩那(文2)の連携したディフェンスで同大の攻撃を抑えつけ、試合を折り返した。

後半戦開始直後、同大のシュートがゴールに襲いかかるものの、小谷が瞬時に対応しピンチを回避。前半に引き続き、松森が前へと疾走し、吉田などFW陣もアグレッシブに攻撃の糸口をつかもうとする。また、フィールドには「元気出していこう」という多くの選手の掛け声が時折響き渡った。中でも、益崎成香(文3)は一際大きい声でチームメイトの士気を高めていた。「リベンジができるということで、(全員の)気持ちが全面的に出ていた」と松森は評する。そして、終盤には平門未玖(人4)のディフェンスが光り、同大の攻撃陣をねじ伏せ試合は終了。後半は無得点だったものの、最後まで全員の積極的な攻守により春のリベンジを果たした。

天理・親里ホッケー場で行われるインカレが目前に迫りつつある中で、全員の気持ちがひとつになってつかんだ同大からの勝ち星。初戦の東海学院大を撃破するためにも、次週の2試合も勝利し全国の舞台に臨む。【文:柴村直宏/写真:野村沙永】

▼松森主将

「春に同大を倒すことを目標にしていたが、5-0で完敗してしまい悔しい思いをした。今日はそのリベンジができるということで、(全員の)気持ちが全面的に出ていた。技術面というよりはうちが勝ちたいという気持ちが上だった。今日は雨でケガが怖かったが、そういうことを考えずに、今日にかけた気持ち、全員で勝ち切るという気持ちの方が強かったので、滑りこんででも泥臭い点数を入れると決めていた。今日やり切るぞという思いを全員に伝えた。技術・実力面は同大の方が上。相手は経験者の方が8割で、関大は3割。だからこそ、同大を倒すことを目標にやってきた。勝ててめちゃくちゃ最高です!インカレにも弾みがついた。春は気持ちだけで勝ちに行こうとしていたけど、勝つためには戦術が必要だとわかって、夏の合宿では戦術を固めてやりきるぞという気持ちだった。その戦術が今日はまった。それと、シュートは実際には廣瀬が決めたが、須藤はDFで普段は得点に絡むことがないし、岸田にはずっと相手選手をとにかくずっとマークしておくように言っていた。岸田は防御にも攻撃にも絡むことができない一番つらい指示を出していたが、彼女マークしてくれたおかげで須藤が攻めることができたし、そのおかげで私がやりたかったことができた。須藤を始めとした4年生は同大にかける思いは強かったし、私自身もとにかく前に前につながないといきなかった。(私自身が)点数に絡むというよりは、私か波那でボールを前にもっていく役割をしないといけなかった。言い方は悪いかもしれないけど、死んでもボールは前にという気持ちだった。今日の試合は点数をつけるなら、100点中80点。高得点の理由としては、戦術通りに戦えたこと。20点足りないのは後半で元気がなかったから。インカレでは初戦を東海学院大に勝って突破したい。絶対に初戦突破したい。東海学院大には昨年最多でやられている。今年は創部初のBインカレ優勝もできたし、同大にも今季回勝つことができた。格上相手に追いかける身で挑戦できているので、今回のインカレも挑戦していき、次のステップにつなげたい」

▼須藤

「ずっと同大を倒すことを目標にしてきたので、勝てて終わることができてよかった。シュートはまず、私が打ったところに廣瀬がいて、彼女がそれをつないだ。私はDF(FB)のスイーパーだが、今日は絶対に1点決めてやろうという気持ちだった。大事なところで決めることができてよかった。インカレ初戦の東海学院大には昨年、史上最多得点で敗れていて、多分相手もまた関大かという気持ちで来るだろし、こっちは絶対にリベンジするという気持ちで、まずは相手の点数を抑えて1点を取りに行きたい」

▼廣瀬

「ずっと同大を意識してきたので、勝てたこの一勝は大きかった。シュートでは(須藤の)こぼれたボールを絶対にさわらないと、次チャンスがないかなと思った。いつチャンスが来るかわかわないので、絶対に入れようと思っていた。インカレ初戦の東海学院にはボコボコにやられていて、また同じ対戦相手なので前と同じようにはやらせないように強気で失点防いで、こっちも1点入れるためにも守備の練習をして挑みたい」