【アメリカンフットボール】次へつながる逆転勝利!次節は宿敵、立命大

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◇2017年度関西学生リーグ第4節対桃山大◇10月8日◇王子スタジアム◇

1Q 2Q 3Q 4Q
関 大 3 0 14 9 26
桃山大 0 10 0 0 10

今節まで2連勝と勢いに乗るなかで迎えた桃山大戦。前半こそ苦戦を強いられるも、後半に3つのTDを集め逆転。リーグ優勝への望みをつないだ。

前半、関大はRB松下堅一郎(人4)のラン、QB入佐一輝(情3)の正確なパスなどで着実にゲインを重ねる。すると開始7分、ゴール前19yrds地点でキックを選択すると、K谷川堅斗(人2)がこれをきっちりと決め先制点を奪った。幸先の良いスタートを切ったかに思われたが、その後は相手オフェンスに苦しむ時間帯が続く。

第2Q開始直後には、相手にフィールドゴールを決められ同点に追いつかれると、流れが相手に傾き始める。細かいミスが目立つシーンが増え始め、なかなか攻めきることができない。前半終了間際には相手にインターセプトを許す痛恨のミス。そのままTDを奪われてしまいリードを許して前半を終えた。

逆境で迎えた第3Q。前半とは打って変わり、開始早々WR三木達也(法4)がキックオフリターンから相手のタックルを交わすと、32yrdsのランで1stダウンを更新。さらに、QB入佐からパスを受けたRB松下が、45yrdsのランで再び1stダウンを更新する。残り6yrd地点、「日頃しっかり息を合わせてやってきた成果が出たいいプレー」とWR青根智広(商4)が振り返ったようにQB入佐の高いパスをジャンプしてキャッチ。この日初めてとなるタッチダウン(TD)を奪った。さらにトライフォーポイントをK谷川が決め、同点とする。

その後、守備ではスペシャルプレーを読み切るなど相手に一度も1stダウンを更新させず、再び攻撃へと移る。自陣45yrds付近から再開。QB入佐からWR中村聡吾(政策4)、WR三木へのパス、QB大内勇(社4)のランで次々と1stダウンを更新していく。その後、RB古川真宙(情4)が16yrdsランで一気に残り1yrdまで詰め寄ると最後は、RB松下が混戦の中を押し込みTD。勝ち越しに成功する。その後守備でも、DB清家大志(経3)がQBサックを決めるなど相手を圧倒した。

さらなる追加点を狙いたい第4Q。1stダウンを更新されるも、TDは許さず、再び攻撃権は関大に移る。3rdダウンまで持ち込まれるが、QB入佐からRB藤原祐貴(シス理3)へのパスが通り1stダウンを更新する。すると、「ブロックしてくれていたので、あとは走るだけだった」と藤原。相手のタックルをものともせず抜け出すと、一気に54ydを走り切り相手を突き放すTD。最後にはセイフティで2点を追加し、26-14で勝利を収めた。

次節に待ち受けるのは、強豪立命大。昨年の秋期リーグ戦ではあとわずかのところで敗戦を喫した因縁の相手だ。「この二週間特に甘さを払しょくして厳しい雰囲気やっていく」と次戦にむけ覚悟を口にした岡田勝行主将(文4)。厳しい闘いが予想されるが、悲願達成のためにも勝利を収めたい。【文/写真:奥井健太、中谷 開】

▼松浦監督
「今日の試合に負けてしまったら4年生は引退しないといけないくらいのゲームで、あのような試合展開になった中で、しっかりと跳ね返せたことは良かったかなと思う。これより先の、立命、関学に向けてこれからどういう風にチームでやっていくか、今年一年いろいろ積み上げてきたものをどうまとめていくかっていう作業がこの2週間にかかっていると思うので、しっかり前を向いて頑張るしかないかなと思う。何か上手くいかないことが起きたときには基本にかえるしかないわけで、そこをしっかり、離合集散をするとか、最後まで走りきるといったところをハーフタイムのときにもう一度確認し合えた。フットボールはコンタクトスポーツなので、しっかりとタックルができるほうが勝つと思うし、勇敢さがこれからのゲームでは問われてくると思うので、最後まで一生懸命頑張る。みんなで一つのチームになる。」

▼岡田主将
「前半厳しい状況だったので、やられた分後半取り返そうという気持ちでやっていたのですが、前半やられた分は、2週間の取り組みの甘さというか、4回生中心に今日にあわせてこられなかったというかそういう部分が露呈した試合だったなと思います。前半やられっぱなしで僕も「今までやってきたことを信じよう。負けるわけがない」といって雰囲気を変えたのですが、最初やられているところはへこんでいたというか飲まれていた部分があったので。気持ちの弱さが出たというか。そういうのが今後の課題だと思います。監督も「落ちてる場合ではないと。今日負けたら実質4回生は引退だぞ。そのことをわかってプレーしているかと」言ってくださって4回生中心に奮い立ったかなと思います。(次は立命戦だが)立命、関学に関しては今までと競技が違うというか圧力もスピードも全く違う。それに向けて一年やってきたが、特にこの二週間特に甘さを払しょくして厳しい雰囲気でやっていく。今までやってきたことを信じながらまだまだ足りないところを最後細かいところを詰め切るということが必要かなと思います。(去年は届きそうで届かなかったのを超えるには)最後の最後気持ちというか。去年はやっていて負ける気がしなかったというか、絶対今日勝てると。そう持ってこれたのはそこまでの取り組みというか、準備。どんだけプライベートを捧げるというか自分の生活を全部フットボールに捧げてやっていくかというところで最後そこで、化学反応というか、自分たちより強い相手に気持ちで勝てるというか飲み込めるようなものが出てくるのではないかと思う。試合当日というよりかはそれまでの取り組み、準備の段階。大事にしたいと思います」

▼青根
「今日は僕たちの弱いところであったり、隙が明確になった試合だと思います。(タッチダウンは)一応ハイボールで(相手)DFがギリギリ届かないところにQBも投げてくれて、日頃しっかり息を合わせてやってきた成果が出たいいプレーだったと思います。オフェンスは波がある。それは改善すべきところ。一度誰かがいいプレーをして流れを作れるとつなげられるんですけど、一人ミスなどが出てしまうとそこでガタッと落ちてしまうところが得ないところなのでミスが起こっても、起こっても自分がビックプレーをして流れを変えようと心掛けてやっている。(次は立命だが)今回のチャンスをものにできたタッチダウンも前回のタッチダウンもしっかり自分の長所を生かすことができた。立命館さんは、アスリートが多くてすごいいい選手ばかりなので、自分の武器を存分にしっかり発揮して勝利に貢献したいと思います。ぼくたちは負けていて後がない。この二週間で前節、前々節での残った課題にしっかりと向き合って、フットボールに費やして、全力で気持ちを出して勝ちにいきたい。要所で取れたのは良かったが、チームとしても個人としてもまだ納得のいく結果ではなかったのでそれを次戦に向けて頑張っていきたいと思う」

▼大内
「前半全く点が入らなくて、それはオフェンスどうこうではなくてチームの雰囲気として緩んでいたのかなと正直思って。それをしっかり締めなおすのも4回生の責任なんですけど、今日はそれができていなくて。前半終えて、後半で気持ち入れ替えていこうとなった時に点につながったので、技術云々ではなくそういうところをしっかりしないとこれからの敵はもっと強くなってくるので、そういった相手と戦うときに技術だけじゃなくて、気持ちの部分。勝負所ということにフォーカスしていかないと正直きついかなと思いました。今日は、自分与えられたプレー。とりあえず何が何でもロスせず、少しでも前にと思っていたんですけど、もう少しゲインできたかなとは正直思っていて、与えられたプレーでチームに貢献するためにも、もう少し精度を挙げて力強いプレーをしないとダメかなと。正直今日は反省でした。今日のままじゃ全然ダメ。次の相手は去年惜しい結果で負けている。ぼくたちは負けたら後がないので。ほんとにプライベートも全部削って、絶対に勝つという気持ちを積み上げて行ってこれから二週間は試合の日には絶対負けるなんて思わない。そういう強い気持ちをもって試合に挑むことが一番大切かなと。相手に勝つことだけを考えて準備していきたいなと思います。最高の準備をして仕上げたいと思います」