【ハンドボール】『打倒大体大』達成ならずも、リーグを3位で終える。

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◇関西学生秋季リーグ戦第5節対大体大◇10月9日◇関西大学中央体育館◇

【前半】関大14―11大体大
【後半】関大7―18大体大
【試合終了】関大21―29大体大

『打倒大体大』を目標に掲げた秋リーグ。台風の影響により延期となった最終戦の相手はその大体大だ。勝った方が優勝という大事な場面に用意されたのはホームでの一戦。中川昌幸監督、出原魁斗主将(人4)ともに「みっともない戦いはできない」と意気込んだこの試合。ホームという最高の条件を味方につけ、悲願達成なるか。

優勝をかけた大一番ということもあり試合は序盤から一進一退の攻防が続く。10分過ぎに連続得点を奪われ、スコアを1点差とされるがこれまでチームを引っ張ってきた竹内厚人(経4)からのパスを受けたポイントゲッター・植松竜也(人4)が得意のサイドシュートで同点に追いつく。

さらに石田亨(商4)、栗原大輔(人3)が連続シュートを決め2点のリードを奪う。すると、攻撃に応えるとばかりに前半途中から登場したGK出原が好セーブを見せる。ディフェンスで相手を抑え込むと、関大得意の速攻で点差を4点まで広げた。

最後は2点差まで詰め寄られるも、栗栖昇己(文1)が終了間際にシュートを決め、3点差で前半を折り返す。

栄冠への期待がかかる後半だったが、「受け身になってしまった」と出原が振り返ったように開始から5連続得点を奪われ、一気に逆転を許してしまう。その後も果敢にシュートを放っていくものの、調子を取り戻した関西屈指のGKを崩せない。12分過ぎには大体大の選手が2分退場となり数的有利な状況に。ここで重岡慶紀(文3)の7㍍スロー、石田のワンバンシュートで2点を返し、1点差に詰め寄った。

しかし、4連続得点を奪われ流れに乗り切れない。その後も、王者のディフェンスに苦しみ最大7点差をつけられるなど、後半は関大の流れを作ることができず敗戦。4季ぶりの優勝とはならなかった。

関西制覇とはならなかったが、結果は3位と春リーグから一つ順位を上げた。試合後、目標を達成できず「一言で悔しい」と出原主将は唇をかんだ。関西の頂点をつかむことはできなかったが、全日本インカレで大体大撃破の可能性は残されている。初戦の相手は2年前に敗れた中央大だ。「残り一か月間気持ちを出して練習したい」(出原)。石川で有終の美を飾る。【文:奥井健太/写真:柴村直宏・中谷開】

▼出原主将
「一言で悔しい。ぼくらの力は精一杯出したつもりだが、向こうが前半力を全然出し切れていなかった。後半その力を存分に出されてしまって、関大が受け身になった時間が(後半)点差詰められた(要因の)一つ。(今日の試合に向けての対策は)何回も当たっていていつも大敗している相手。チャレンジャーというかやってきたことをすべて出し切るだけ。ホームだったのでみっともない試合は絶対しないでおこうと話していた。気持ち前面に出してやるというだけだった。(応援は力になったか)ホーム戦ということもあってたくさんの方が応援に来てくださっていつも以上、十二分に力が発揮できたと思う。(後半は苦しんだが)相手のGKはもともと上手な子。前半、向こうが調子悪かったのもあってあの点差があったんですけど、自分たちのミスで向こうのキーパーの調子を取り戻させてしまったかなと。シュート決定率の悪さという課題が出たのでインカレまでに直していきたい。(反省は)もちろんシュート決定率とディフェンスの詰めとGKとの連携が甘かったのでそこを詰めたいですね。(全日本インカレの相手は中央大だが)大体大のように背の高い選手が多いチーム相手になる。もっともっと練習から質の高い攻防をしてやらないダメなことを突き詰めて、残り一か月間気持ちを出して練習したい」