【アイススケート】3Aへ執念見せた細田が4位。更なる飛躍目指す

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◇2017近畿フィギュアスケート選手権大会◇10月9日◇尼崎スポーツの森◇

【シニア女子フリー】
6位 細田采花(法4) 96.63
8位 十倉日和(人1) 92.14
14位 安原綾菜(情3) 72.06
24位 髙木優衣(情2) 51.23

【シニア女子最終結果】
4位 細田 155.53
7位 十倉 140.77
14位 安原 112.43
24位 髙木 85.19

前日のショートプログラム(SP)から一夜明け、近畿フィギュアスケート選手権大会の最後を締めくくるシニア女子フリー。関大からは細田、十倉、安原、髙木の4人が進出した。今後へ弾みをつけるためにも、収穫の多い大会にしたい。

第1グループ最後に登場した髙木は、昨年から使用している『バーレスク』を継続。冒頭のジャンプで回転が抜け1回転になってしまうと、続くジャンプでは跳ぶ直前の入りで転倒してしまう。その後も予定していた要素は本調子ではなかったが、今季はまだ序盤。長いシーズンの中で、髙木の弾けるような最高の笑顔が見たいところだ。


△髙木

第2グループ1番めの滑走となった安原。ゆっくりと時間を使って位置につくと、『ロシュフォールの恋人たち』に乗せ、おしゃれで愛らしい演技を見せる。ジャンプでも前半に2つのコンビネーションを着氷し波に乗る。鮮やかなピンク色の衣装を身にまとい、印象的なムーブメントが散りばめられたプログラムを滑り切った。


△安原

SPを7位で折り返した十倉は、演技前半パワフルな3連続ジャンプなどを決め幸先の良いスタートを切る。このまま後半も演じ切るかと思われたが、前日口にしていた体力面の不安が現実のものとなってしまう。「後半に連れて段々足が動かなくなってきて、ジャンプがなかなか締まらないようになった」(十倉)。回転が抜けてしまうミスが相次ぎ、悔しさの残る演技となった。


△十倉

SP後のインタビューで、大技トリプルアクセルについて「頑張って降りる」と話していた細田は、最終組4番目に登場。会場の期待も一層膨らむ中、演技が始まった。演技冒頭に予定していたトリプルアクセルは回りきったものの転倒。しかし、「本当は1発だが、1発めこけちゃって、どうしても跳びたいと思って」(細田)。本来予定にない後半にもう一度トライ。こちらも転倒してしまったが、執念を見せつけた。

直前の6分間練習では美しいトリプルアクセルを決めていた細田。もちろん、魅力は軽やかで切れ味の良いジャンプだけではないが、「(トリプル)アクセルを降りるっていう目標は絶対に変えたくない」(細田)。今シーズンは細田のトリプルアクセルへの挑戦から目が離せそうにない。


△細田

本格的なシーズンの初戦ということもあり、今大会では課題も見えた。十倉、安原、髙木は西日本学生選手権大会が、細田は西日本選手権が次なる舞台。さらなる飛躍を目指し、強く美しく氷上を舞う。【文:宮西美紅/写真:谷 風花】

▼細田
「(トリプル)アクセルが跳べなかったのがすごい悔しい。本当は1発だが、1発めこけちゃって、どうしても跳びたいと思って、(トリプル)アクセル降りるっていうのが自分の中での今シーズンの目標だったので(2発めを)挑戦した。練習では日によって違うが、1回もこけない時もあればミスが出る時もあったので、今日はそのミスの部分が出ちゃったのかなと思う。調子的には本当に絶好調だった。(トリプル)アクセルを入れることによって、他のジャンプが最初は乱れてしまっていたが、最近は安定してきているのでこのままいけばいいかなと思う。西日本(フィギュアスケート選手権大会)では、(トリプル)アクセルを降りるっていう目標は絶対に変えたくないので、調子が悪くても良くても挑戦するつもり」

▼十倉
「今日は後半が全て回転ができなくて、失敗が続いてしまったので前半良かった分、後半が悪かったから悔しい。後半に連れて段々足が動かなくなってきて、ジャンプがなかなか締まらないようになった。やっぱり体力勝負。(大学生になって初めての近畿フィギュアスケート選手権大会だったが、関大アイススケート部の)ジャージを着るのにすごいためらいがあった。関大を背負わないといけないというプレッシャーがあって、この近畿は緊張でいっぱいだった。(西日本インカレに向けては)今回の(ような)失敗がないように、もっと努力していきたい」