【テニス】初戦9-0発進!今年こそワセダの壁破る!

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◇平成29年度全日本大学対抗王座決定試合2回戦対鹿体大◇10月11日◇有明テニスの森公園◇

○ D1 高村・島田2(6-0、6-3)0林・浅田
○ D2 林・柴野2(6-1、6-2)0宇野・岡村
○ D3 矢多・大野(翼)2(4-6、7-5、6-1)1森脇・田代
○ S1 加藤2(5-7、6-1、5-4RET)1田代
○ S2 竹元2(6-1、6-3)0北村
○ S3 柴野2(6-1、6-1)0林
○ S4 山尾2(6-0、6-1)0浅田
○ S5 工藤2(6-4、6-1)0森脇
○ S6 高村2(6-3、6-1)0岡村
関大9-0鹿体大

第3シードの格の違いを見せつけた。昨日から始まった王座、関大は2回戦からの登場だった。前年2本取られた鹿体大に今年は、9-0と完勝。竹元佑亮主将(商4)も「早稲田を倒すのにつながる」と明日への自信をのぞかせた。

D2には林大貴(社3)・柴野晃輔(文3)組が入る。林のボレーと柴野のストロークを中心にあっさりと第1セットをものにする。続く第2セットは、てこずる場面も見られたが最後は実力を発揮しストレートでまず関大に1勝をもたらした。

D1を担ったのは高村烈司(商2)・島田達也(人2)組。重責を任されたがインカレベスト8の実力を持つ若武者は第1セットをベーグルで奪う。第2セットは第2ゲームに初めて相手にキープを許すも、試合の流れは完全に傾いていた。高村のリターンが冴えブレークを連発。島田も的確なショットを見せストレートで勝利を収めた。

残るダブルスは矢多弘樹(人4)・大野翼(経1)。得意のサーブではゲームをものにするが、リターンゲームではボレーを決めきることができない。相手を突き放すことができず最終セットまでもつれ込んだ。最終セットではギアを1段上げた2人。第1ゲームをキープすると、矢多の前に詰めてのリターンですぐさまブレークに成功する。その後は、主導権を握りわずか1ゲームしか相手に与えず勝利。ダブルスを全勝で折り返した。

柴野はS3でコートに登場。ダブルスでの勢いそのままに第1セットを6-1で難なく先取する。続く第2セットも第1ゲームをすんなりとブレークすると、一度もデュースに持ち込むことなく4-0とする。しかし、全国の相手は甘くない。そこから粘られ第5ゲームにキープを許すと第6ゲームも一時はブレークポイントを握られる。だが、柴野は多彩なラリーを展開。そのゲームを奪うと、最後は強烈なフォアハンドが決まり準決勝進出へ王手をかけた。

リーグ戦でS1に入った山尾玲貴(経1)はS4としてコートに入る。初の王座だったがこの上ない経験を積んできたルーキには問題なかった。第1セットをベーグルで奪う。第2セットもコースをつくストロークで相手を手玉に取り白星をものにした。

高村はシングルスにも出場。第1セットを勝ち取ると、第2セットは圧巻の内容だった。フォアの強打で相手を崩すと、オープンコートに打ち込み相手を手玉に取る。サーブでもポイントを量産し、6-1で勝利。単複2勝を挙げた。

S2には竹元がコートに入る。低い弾道のラリーで主導権を握る。第2セットには相手にキャッチされ、てこずるが最後は地力で上回った。ストレート勝ちを決めたが、「固くなってしまった」と自身のテニスを振り返り、反省を口にした。

S5でコートに姿を現したのは工藤丈寛(人3)だ。試合開始からハードショットを続けてゲームを奪う。しかし、3ゲームを長いデュースの末落とすと、2-3と追う展開に。3-3とタイに持ち込み迎えた第7ゲームも24ポイントまでもつれた結果、最後はストロークが乱れ奪われた。だが、そこから持ち前の強いストロークが爆発。3連続でゲームを連取し逆転でセットを奪うと、第2セットは6-1と圧倒した。9-0での勝利へ王手をかけた。

S1にはインカレベスト8の加藤隆聖(文4)。第1セットを落とすが、持ち前の粘りのテニスで徐々に追い上げる。要所でスライスやドロップを織り交ぜ、第2セットを奪い返す。ファイナルセットは互いに粘るが、第10ゲームを前に相手が足を負傷。幸運な形ではあったが、関大の9-0勝利を決めた。

苦しい試合やアクシデントもあったが、目標の9-0での勝利を達成した。準決勝の相手は絶対王者の早大。昨年はダブルスではリードを奪いながらシングルスで力の差を見せつけられた。だが、夏の関西をにぎわせ、関東の壁を破る準備はできている。3位はもういらない。関大が悲願の王座戴冠へ突き進む。【文/写真:多田知生・松浦 智】

▼竹元主将
「相手に9-0をつけられたのは良かった。チームとしては早稲田を倒すのに向けてつながる試合だったかなと思う。だが、個人としてみればまだできたところがあったのかと思う。2日目に向けて調整していきたい。自分としては少し緊張して固くなってしまった。明日は自分から攻めていけるように。(明日の相手は早大だが?)6-3でも5-4でもいいので勝ちたい。S2は大事なので、自分で1勝は取っていきたい」

▼加藤
「今まで、S3やS4をしていた。シングルス1は初めてでプレッシャーがあった。内容としては競ってしまった。実力的にはストレートで勝てたと思う。明日は思い切ってやっていく。(リーグ戦について)負けてしまい正直ショックだった。なので、この大会のために頑張ってきた。明日は今までしてきたことを出し切って後悔しないようにやっていく」