【サッカー】[SOLEO]ラストゲーム黒星も、「全員サッカー」で終幕。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

 

◇2017IリーグDブロック最終節対立命大Ⅲ◇10月7日◇立命館大学原谷グラウンド

 

【前  半】関大SOLEO 0-1 立命大Ⅲ

【後  半】関大SOLEO 1-2 立命大Ⅲ

【試合終了】関大SOLEO 1-3 立命大Ⅲ

 

前節の大経大Ⅱとの試合は0-0で、決勝トーナメント進出を逃した関大SOLEO。ついに迎えたこの最終節が、4年生にとっては最後の試合となる。なんとしても白星を飾り、笑顔で幕を閉じたい。

雨上がりの夜、アウェーの地に多くの部員が駆けつけた。4年生の名前が書かれたプレートを掲げ選手たちを送り出す。

 

 

立ち上がりは相手がボールを支配する。6分には、中央を崩されるもGK中原裕介(政策4)がファインセーブ。DF和田健吾(文3)やDF田家正登(情4)も最終ラインで落ち着いた守備を見せる。しかし、攻撃につなぐことができない時間が続き、13分に裏を突かれ相手に先制を許してしまう。1点を追う展開となるも、強気のプレーを続け相手を崩し、FK(フリーキック)やCK(コーナーキック)を獲得するが得点には至らず、1点リードされ後半へ折り返す。

 

後半13分に、中央から突破してきた相手に身体を入れ、倒されたがファウル判定とはならずそのまま失点。しかし、その2失点目を機に関大に火がつき、応援もますますます熱くなる。見事な連携からMF内村駿(商2)がクロスを供給すると、FW見鳥主眞(安全1)がスライディングで合わせ1-2に。

 

25分、MF山本亮太(経3)のFKにMF金世求(環境1)が合わせるも枠を捉えられない。その後、中央を崩され失点。「絶対に与えてはいけないタイミングで3点目を与えてしまった」(田家)。相手の猛攻が襲うも、身体を張ってボールに食らいつく。最後まで全員でゴールを目指し奮闘したが、ホイッスルが試合終了を告げた。

 

試合後、スタンドと向かい合った選手たちの目には涙が。4年生最後の試合、勝利の女神が微笑むことはなかった。しかしアウェーの地に他カテゴリーの選手やスタッフ、保護者が応援に駆けつけ、今日も「全員サッカー」で闘い抜いた。

 

4年生の試合は最後となったが、関大サッカー部として残された2か月、「全員サッカーで日本一」を目指して闘い続ける。【文:野村沙永/写真:水野真】

 

 

 

▼見鳥

「4回生が最後になる試合かもしれなかった。チーム全体で盛り上げて勝っていきたいと思っていた。(得点シーンを振り返って)最後にあの時間帯は盛り上がっていて、4回生も気迫あるプレーで盛り上げてくれていた。自分もこの状況で点を決めないといけないと感じていた。右サイドからいいボールが来て、意地でも入れようと思っていた。スライディングで入って、相手に当たったのか、脚に当たったのかよく覚えていないけど、気持ちで入れたシュートだったと思う。試合を振り返ると前半で失点されたところは、前からプレスをしていれば裏に出されなかった。立ち上がりがうまくいかなかった。(これからの取り組み)個人としてはトップで試合に出て活躍することが目標。それを成し遂げるためにも、今日の負けを活かして毎日、自分の弱点の克服と特徴のさらなる成長を目指して毎日練習に取り組んでいきたい」

 

 

 

▼菅原駿介(経4)

「応援来てくれて嬉しかったが勝てなくて悔しい、勝ちたかった。(4年間振り返ると)最初はTOPで出たかったが、それができないと分かった時にどうやったらチームに貢献できるかと考え続けて、人として成長できた。(学連との両立について)練習に出れない時もあり難しいことも多かったが、それでも最後の試合で使ってくれるスタッフや応援してくれる皆に感謝している。これからも『全員サッカー』で応援し合えて、本気で厳しく言い合える環境を今後も続けてほしい」

 

 

▼瀧下佳央(人4)

「いっぱい他のカテゴリーの選手が来てくれたので、4年として同じカテゴリーの人と後輩たちに見せるプレーっていうのと、応援してる人に対して全力でやろうと思って入った。(4年間振り返ると)同期、後輩、スタッフに恵まれて、厳しいときも、『全員サッカー』と声を掛けて全体でできたのは大事な4年間だった。(後輩に向けて)まだまだこれからやることはいっぱいあるので、努力して上にあがってほしい。まだTOPもURTRASもあるので『全員サッカーで日本一』になるために、応援も含めてやっていきたい」

 

▼田家

「(試合を振り返って)2失点目のあと集中力が高くて良いゲーム内容で進み、その後1点取り返したが、絶対に与えてはいけないタイミングで3点目を与えてしまったことが負けにつながった。(4年間を振り返ると)大変なこと、楽しいことがいろいろあったが充実していた。今日の試合も周りにいる人の支えを感じることができたので、周りに感謝してこのサッカー部の一カテゴリーのキャプテンとしてプレーできたことが幸せだった。(後輩に向けて)最後の立場になってやり残したことがないように、一瞬一瞬悔いなく頑張って欲しい」

 

▼鬼頭惇(人4)

「学生最後の試合で自分のできることを精一杯やろうと思って試合に挑んだ。(4年間振り返ると)色々気持ちが乗らないときの方が多かったが、こうやって最後の試合に出て、勝てなかったけどこういう形で終われて良かった。(チームに向けて)まだまだこれからだけど、上のカテゴリーにあがるつもりで練習して頑張ってほしい。

 

▼中原

「決勝トーナメントに行けないことは確定していた。その中で岩切コーチが今までほとんど4回生が試合に出ていなくて、でも、今日は4回生を入れてくれた。『俺は4回にかける』と言ってくれた。僕らも昨年と違ってプレーで残すことができていなかった。最後は気持ちで勝とうという話をしていた。気持ちで守って、気持ちで攻めて、技術よりも気持ちで勝とうと。その意気込みで戦った。しかし、試合を振り返ると甘かった。1点目もマークが外れていた。2点目は人に求めてしまった。3点目なんて普通に崩されてしまった。甘さしかなかった。(4年間を振り返ると)感謝している。自分は有名校出身でもなくて、大学サッカーは推薦だけ入れてトップチームだけを勝てるチームにする方が絶対に楽で、大学側もそれをわかっていると思う。それでも、最高学年で1番下のチームにいる人も大事にしてもらえた。こういうようにトーナメントに進出できないのに、こんなに大勢の人が応援に来てもらえている。だからこそ、このサッカー部での残り2か月で自分にまだ残されていることをやり遂げていきたい」

 

▼西垣賢治(安全4)

「なかなか4回生がベンチに入れていなかった。3回生中心に助けてもらっていた。最後に4回生の意地を見せたいという気持ちだった。4回生全員が勝ちたいという気持ちが強くて、決勝トーナメントにはもう行けないことが決まっていても、最終節で勝って終わりたいという気持ちだった。(4年間を振り返ると)ここで話すほど短くは語れない。関大に対しての思いは強くて、その中でもやはりサッカー部に入っていて良かったと思うことはたくさんある。今日の応援や1番下のカテゴリーの試合に明日試合がある選手だったり、ほかのカテゴリーのチームが残ってでも応援してくれるのは他大学にはないことだと思う。これが全面的に出せることができれば『全員サッカーで日本一』が見えてくる。自分は他大学のサッカー部だったら途中でやめていたかもしれない。同期、先輩後輩、スタッフなど全員が関わってくれたので、今の自分があると思う。どういった形で恩返しをしていかないといけないか、ということがこれから大切になってくる。これからも変わらずチームに貢献をしていきたい」

 

▼狩野巧(環境4)

「4年間の集大成で泣いても笑ってもこれが最後だった。決勝トーナメントに行く、行かないではなくて、4回生の在り方を考えながら試合に臨んだ。(プレーを振り返り)練習でも45分だったり、短いことが多かった。90分というのは久しぶりで大きいゲームで難しかったが、自分の持ち味を出せたプレーはできたし、後悔なく終われたと思っている。(4年間を振り返って)朝早くの練習など、『自分はやっていけるのかな』と思うことがあった。でも、仲間がいて、そこでのサッカーが楽しかった。厳しい環境だったが、ものすごく成長できたと思っている。この関大サッカー部にいることができて本当に良かった」