【ソフトボール】猛追実らず…関大女子ソフトここが正念場

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◇第49回秋季関西学生2次部別リーグ戦第1節対立命大◇10月1日◇大阪大谷大学グラウンド◇

関 大 000 000 2=2
立命大 000 302 ×=5

(関)萩森―江口
(立)本田、木戸口―日吉

関大女子ソフトに緊急事態発生だ。1次予選リーグ最終戦で同大コールド負けを喫したものの、他チームの得失点差などにより1部残留を決めた。だが、ここ2試合連続コールド負け。自慢の打線も13イニング連続無得点と元気がない。

2次部別リーグの初戦は立命大との対決。この春に何度も激戦を繰り広げたライバルを下して勢いに乗りたいところだったが、この試合も6回まで打線が沈黙。吉末和也監督不在の中、悪い流れを断ち切ることができなかった。


▲監督代行としてサインを出す安平

さらに、ここ最近集中打を浴びるケースが目立つ投手陣は、またしても課題を露見する形となった。4回だ。ここまで快調に飛ばしていた先発の萩森ちひろ(人2)が、先頭打者に死球を与える。続く打者は一ゴロに打ち取り一塁手・安平泉(人4)が二塁へ転送するが、遊撃手・山元麻莉絵(人3)の二塁カバーが少し遅れ、オールセーフに。その後、4番日吉の左邪飛で走者がそれぞれ進塁し、場面は1死二、三塁へ。萩森にとっては踏ん張りどころだったが、3連打を許し3点を献上。立命大の先制パンチが関大に重くのしかかった。

6回にも2点を追加され、迎えた7回表。ようやく関大が見せ場を作る。打ちあぐねていた立命大先発の本田から木戸口にスイッチ。すると、先頭の5番安平が相手のエラーで出塁する。続く、6番辻楓(人1)、7番今橋この実(情2)の連打で無死満塁のビッグチャンスを演出した。ここで、打席には8番谷あゆか(人1)。得意のストレート主体の投手に「打てるなって思って楽に打席に入れた」。その自信は結果になって表れる。ファウルで粘ってタイミングを合わせたカウント3-2からの8球目。インコース甘めに入った直球を振り抜くと、打球は左中間を真っ二つ。これが2点適時二塁打となり、関大にとっては20イニングぶりの得点となった。

しかし、後続が続くことができず反撃もここまで。2-5でゲームを落とした。安平主将も「流れが悪かった」と唇をかむ。しかし、「最終回は次につながる」と、重量打線復活の兆しを良薬に前を向いた。次戦は10月7日(土)、全日本インカレ準Vの園女大、西日本インカレ8強の神戸親和大とのダブルヘッダーだ。強豪との対戦が続くが、「残り全部勝つ」と安平は語気を強める。ついに残すは3試合。ゲームセットの声がかかるまで絶対にファイティングポーズは崩さない。【文:嶋健太朗/写真:松山奈央】

▼安平主将
「相手のピッチャーに対応しきれず、流れが悪かった。守備で試合をつぶしてしまった。序盤に点取れないのは悪いパターン。ピッチャーが頑張っていたけど、集中打が多い。最終回は次につながる。0では終われないと思っていた。あの回みたいにつないでいくのが理想。吉末さんがいなかったのがでかい。打たないと盛り上がらない。残り3試合やってきたことをやり切るだけ。最後充実感を持って終われるように、残り全部勝つ」

▼谷
「久々に打ててよかった。チャンスは好きなので、打てるなって思って楽に打席に入れた。ストレートで押してくる好きなタイプのピッチャーだったので、シチュエーションも良かった。打ったのはインコースのストレート。久ぶりにいい感覚だった。先輩とも残り僅かなので、勝って恩返しがしたい。園田は強豪なので、挑戦者として胸を借りるつもりで、勝って下克上したい。このリーグ戦は、チャンスメイクできていないので、上位につなげられるようにしたい」