【ソフトテニス】『挑戦者』として向かった昇格後初の1部の舞台、堂々の準優勝に輝く!

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◇平成29年度関西学生秋季リーグ戦◇9月24日◇マリンテニスパーク・北村◇

【4戦目】関大4-1立命大
谷口・飯田 4-2
石田・島津 4-3
浅井    4-2
岩木・森島 2-4
池田・奥村 4-2

【5戦目】関大3-2関外大
谷口・飯田 4-3
石田・島津 4-2
浅井    2-4
岩木・山本 3-4
池田・奥村 4-1

【総合成績】
2位(4勝1敗)

昇格後初の1部の舞台で1日目を終え、2勝1敗で2位につけている関大。浅井怜佑主将(りょうすけ=人4)が常々言ってきた「1部制覇」へ。逆転優勝をかけ2日目に挑んだ。

本日の最初の相手は立命大。昨日の初戦の同大戦では本来の一体感が出せていなかった関大。しかし、この日は違った。快晴の天気のように明るい応援がまずチームを盛り上げた。

先陣を切った谷口睦(商1)・飯田脩三(人1)組は応援の勢いもあり、いきなり3ゲーム連取。谷口はラリーで相手を圧倒すると、飯田は最初のゲームこそボールに絡めていなかったが3ゲーム目には2つのボレーポイント、加えて相手のセカンドサーブを前衛にアタックする強気のレシーブが光り関大に先勝をもたらした。

続いてコートに入ったのは石田康貴(経3)・島津勇佑(商4)組。石田は昨日すべて出場するも全敗。「少し力が入っていた」(石田)。あまり堅くならず気楽にいくことを意識した本日は持ち味のストロークを武器に先に3-1とリード、島津もボレーを決めると気合いのこもった表情を見せる。その後はファイナルに持ち込まれるも、崩れず接戦をものにした。主力の石田のリーグ初白星にチームはさらに勢いづく。

勝利に王手をかけた第3試合のシングルスではここまで全勝を果たした浅井が満を持して登場。1部の舞台でも圧倒的強さを見せ付け、関大の勝利を決めた。

最終戦の相手はここまでリーグ戦全勝で単独首位に立つ同大を破った関外大。勢いに乗る相手に最初に立ち向かうのは谷口・飯田組。今年の全日本インカレダブルス3位の強敵と対峙した。好ゲームを繰り広げ勝負はファイナルゲームにもつれ込むも最後は飯田の強烈なスマッシュが決まり貴重な勝利を挙げる。1年生ペアの活躍に燃えた石田・島津組も白星で続く。ここで浅井が関大の勝利を決めたかったが、まさかの敗戦。順調に2ゲームを連取し快勝ムードをただよせるも、「隙を相手に見せてしまった」と浅井。足を救われてしまい2勝1敗とする。続いてコートに入った岩木和也(経3)・山本智己(商2)組も1-3からファイナルにもつれ込ます粘りを見せるも敗戦を喫した。2-2となり勝負の行方は昨日と同様、池田侑生(商2)・奥村亮介(安全2)の2年生ペアに託される。チームの期待を一身に背負った池田・奥村組は相手に付け入る隙を与えず4-1で勝利。来季につながる勝ち星となった。

リーグ戦4勝1敗で2位となった関大。勝敗数では優勝した同大と並ぶも直接対決では関大が負けており王座は譲る形となった。しかし、昇格後初の1部の舞台で堂々の準優勝を果たした。主将としてチームを率いてきた浅井は優勝できなかったことに悔しさをにじませつつも、「うれしい」。全日本インカレから秋リーグにかけて関大の持ち味である応援と選手が一体となって生まれる「勢い」、「どのチームよりも向かって行く」ことを意識しその成果がこのリーグでも表れていた。この大会で4年生は引退。浅井も「関大のソフトテニス部を強いチームにしてもらいたい」と後輩に期待を寄せる。先輩の意思を引き継いだ選手が来春のリーグで1部の頂点をつかむ。【文:三木勇人/写真:三木勇人・松浦 智】

▼浅井主将
「優勝を狙っていたので悔しい気持ちもあるけど初めての1部の舞台で2位になれたのでうれしい。(優勝は)完全に見えていた。1試合目の取りこぼしがもったいなかった。(インカレ後チームで意識したこと)秋リーグのテーマは勢いを大事にして自分たちが誰よりも向かって行こうと話していた。1試合目は呑まれたけど向かっていったらどこでも勝てるなと思っていた。それが自分たちが1番やりやすい形だった。最後の試合、2-1でいけると思っていたけど相手が頑張ってきて僕が勝利したら(チームの)勝ちだったのでその余裕が隙を相手に見せてしまった。負けるべくして負けてしまった。(後輩へのメッセージ)今年は西カレ、インカレ、1部優勝を目指してやってきたが結局達成できなかったので次の学年に目標をどんどん伝えてくいことが良い伝統になっていく。自分たちが残していったものをより良くして関西大学のソフトテニス部を強いチームしてもらいたい」

▼石田
「昨日全敗して絶対に勝たなくてはいけない気持ちがありました。浅井さんが抜けたら次は自分がキャプテンになるという気持ちがあって1日目は力が入ってしまった。2日目は気楽にやっていこうというのが良い方向になった。インカレ後、チームの雰囲気が崩れたときがあった。それを直すため、悪かったところを普段から常にチームで教え合う形にして雰囲気を良くしようと言い合ってきた。1日目の初戦で同大に負けたのが後を引いて2位になった。どれだけ初戦が大事というのが感じたリーグだった。次からはリーグの初戦をしっかり大事にしていきたい。個人的にはそんなに悪くはなかったが大事なところで一本取れなかったので上向きではないかなと思う。(今後の意気込み)今年達成できなかった目標をすべて達成したい。西カレ、インカレ優勝して、1部でも優勝して王座でも優勝したい」

▼飯田
「正直それほど緊張はしなかった。だが、2部とは違いレベルが高く初日に負けてしまった。切り替えて残り4戦はすべて勝つことができたので、1部でも戦っていけると思う。試合の入りがあまり良くなく、自分たちが同志社に勝っていれば流れが変わっていたのかもしれない。これからもチャレンジャー精神を忘れず、勝っていきたい」

▼谷口
「緊張はしなかった。最初負けてしまって1部の強さが分かった。ポイント間に打つコースを話し合って自分は後衛と打ち合うようにしていいゲーム展開ができた。今回の秋リーグは自信になった。勝てないことはない。反省点は1日目の同大戦で負けてしまったこと。いい流れを作れなかった。これからはチームのために全勝できるよう頑張っていきたい」