【陸上競技】『悔しい3位』も若い戦力光る。全国の地で『3秒差』へのリベンジ誓う

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◇第27回関西学生対校女子駅伝競走大会◇9月23日◇神戸しあわせの村◇

【結果】3位 関大 1時間40分56秒
(1区3.9km:木下、2区3.3km:田畑、3区6.5km:渡邉、4区6.5km:森、5区3.3km:北田、6区6.5km:津田)

今年もこの季節がやってきた。先日の天皇賜杯で全国の舞台を経験した女子ロング。昨年の悔しさと全国での経験を糧に王座奪還へ挑んだ。

1区は木下文音(文1)。号砲とともに飛び出すと大外から集団先頭につける。競技場を4番手で抜けると沿道に出た直後の上り坂で1人をかわし3位に浮上した。その後も快走を続け、記録は1位と8秒差の3位。見事大役を務めあげた。

襷を受けたのはインカレにも出場した田畑朱萌(社1)。「走り的に1番良かったのは田畑」(武田監督)と、素晴らしい走りを見せる。順位は変わらず3位となるも区間2位と健闘した。

エース区間と呼ばれる3区に抜擢されたのは渡邉桃子(経1)。前を走った同級生たちの奮闘に応えたい。しかし、走りは苦しいものに。大院大のエース清水にあっさりとかわされ4位に転落する。その後も上位3校を懸命に追うも、結果は4位での襷リレー。個人でも区間6位に終わり厳しい洗礼を受けた。

1年生3人からタスキを受け取ったのは森紗也佳(経2)だ。序盤からギアを上げる。第3中継点で12秒あった3位立命大との差を中間地点で約4秒に縮める。すると中継点へ3位でタスキを運ぶ。

続く今回エントリーメンバーで最年長の北田朋巳(人3)も苦しみながらも立命大とのデットヒートを繰り広げる。最後は数秒差で4位での中継となるも意地を見せた。

アンカーを任されたのはインカレで10000mに出場した津田夏実(人2)。3位で競技場に姿を見せる。そこからもスピードを落とすことなく表彰台入りを果たした。と、同時に至上命題であった全日本大学女子駅伝への出場権を確保した。

昨年よりタイムを上げての表彰台だが「まだまだ力不足」(津田)、「経験不足、そこ(京産大、大院大)に勝つか争って全日本でシードが取れるかというレベル」(武田監督)と、見据えるのは仙台のみ。昨年3秒差で涙をのんだ聖地で次は凱歌をあげる。【文:多田知生/写真:川崎恵莉子】

▼武田駅伝監督
「最大目標は優勝だった。普通目標の3位は達成できたけど、もう少し1着、2着に競りたかった。そこに勝つか争って全日本でシードが取れるかなというレベル。順位はともかくもう少し競り合わないと。1区から3区は1年生だしまだまだ若いチーム。まだまだ経験不足もある。これからのチーム。1か月後の全日本は若い力で挑戦する。過去最高順位の7位を狙う。もう少し戦えるように仕上げていきたい。走り的には2区の田畑が1番良かった。うちには全国トップクラスのエースがいない。その中で長区間の選手たちは粘ってくれていた。全体が粘れていた。10月に標準を合わせて合宿を直近までやっていたのでその疲れもあった。取れればもう少しいい走りも見れるかもしれない。今回は悔しい3位。目標を高く持って調整していきたい」

▼津田
「4位よりは3位の方がいい形で全日本に臨めると思う。でも京産、学院(大院大)に戦えてない。そこはしっかり修正していきたい。(自分の走りは)はじめ自分では突っ込んでいた気だったけどタイム的には去年より落ちていた。まだまだ力不足だなと思う。イメージとしては優勝しかなかった。1年間目標にしていた。全日本に出ることは当たり前。上位、シードっていうのが目標なので切符を取れたことに特別なこだわりはない。故障者が多い。全員が走れるようになれば底上げされる。今日のメンバーももっとやれる。(全日本での目標は)7位以上。去年3秒差でシードを落とした。今年はシードは絶対。自分としては1年間、最長区間の5区を走りたいと思ってやってきている。長い区間で戦えるように走りこんでいきたい」