【アイスホッケー】下級生が存在感見せ付け同大に白星!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第64回関西学生リーグ戦第2節対同大◇9月21日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇

【第1P】関大1―0同大
【第2P】関大2―1同大
【第3P】関大2―0同大
【試合終了】関大5―1同大

今年もリーグ戦の季節がやってきた。8月に強豪・関東勢と相まみえた東西交流戦ではケガで離脱した主力陣も復帰し挑むも5位(法大と同率)と悔しい結果に終わった関大。そこで得た課題、収穫を生かし日本一に向けさらなるレベルアップを図るべく長きリーグの戦いが始まった。

今節の相手は関西CUP決勝では3Pで決着を付けることができず、GWSまで持ち込まれるなど苦しめたられた因縁の相手・同大。スタッフから「スタートからスイッチオンでいかないとまたやられる」との檄(げき)を胸に選手はリンクに入った。第1Pから相手を圧倒し、自由にホッケーをさせない。しかし、大迫コーチが「準備不足が露呈した」と厳しい指摘をしたように散々好機を作るもゴールが生まれない。リバウンドを狙いシュートを打ち込むも相手ゴーリーの手の中に収められていった。攻め続け点が入らない中で流れを変えたのは新戦力だ。敵がゴール前の味方にパスしたパックを今野誓也(文1)が遮るとそのままゴールネットの右隅に突き刺した。第1P終了3分前の値千金の先制点だった。

そのまま勢いに乗りたい第2Pは一転、相手に攻め込まれ、土居功弥主将(あつや=人4)が「今日一番の反省点」と語った失点を12分に喫する。ブルーライン付近から左サイドの突破を許し、沼田智也(人2)の左手が反応するも得点を決められてしまった。同点に追い付かれてしまったが、ここでもルーキーが躍動。積極的にボディーチェックをし、チームに貢献していたロウラー和輝(商1)が勝ち越し弾を決める。

1年生の活躍に奮起した主力陣も黙っていない。主将も賞賛したFW香田悠匠(ゆうじ=人3)がドライブからの相手ゴーリーが反応できない目の覚めるシュートを決め、エースの意地をみせた。

3PでもロウラーのシュートのリバウンドをFW三浦桔平(人2)が押し込むなど下級生が活躍。

試合終了間際にも佐藤順仁(人4)がダメ押しのゴールを決め、計5得点で快勝を果たした。

下級性が存在感を放ち、因縁の相手に5得点で白星を飾ったが、土居主将は「失点が反省点」、大迫コーチが「インカレに向けて細かいことができていない」とまだまだ現状に満足することはない。日本一という高い目標、それだけを念頭に置き関大アイスマンは長きリーグ戦を戦い抜いていく。【文:三木勇人/写真:水野 真】

▼大迫コーチ
「スタートから最後まで準備不足が露呈した試合だった。普段から言っている細かいことができていなかった。インカレに向けて細かいところを詰めようと言っているが立ち上がりから悪い形になってしまった。そうなるとインカレで悪い癖がどうしても出てしまうので普段から意識していないと到底インカレでは結果は出せない。2P、3Pは少し意識できていたかもしれないけどそもそも試合前で準備ができていないからうまくスイッチが切り替わらなかった。苫小牧の交流戦で中大に負けたときの失点シーンも細かいちょっとしたミスが失点につながった。それを自覚しているのにそれでもできないというのは意識の低さ、関西でやるということしか考えていなく、その先の目標を見据えていない。(1年生のゴールで流れが変わったように見えたが)1年生が特別良いのではなく1年生は1年生で意識してやろうとしているのが結果につながったと思う。第1セットが点を取らないとチームに勢いが出てこない。チームの看板背負ってやってる自覚がないと関東と試合をする時はどうしても第1セットが活躍してもらわないと結果がでてこないのでその辺りも課題です」

▼土居主将
「失点をしないようにチームで決めていてそれでしてしまったのが今日の1番の反省点だった。ブルーライン付近でのディフェンスのちょっとした個人的なミスで失点につながっているので練習から修正して次の試合こそはシャットアウトできるようにしたい。(下級生のゴールから流れができていた)香田のドライブからのゴールはチームに勢いをもたらしてくれたと思うし、1回生の今野が相手のパックを取って決めてくれたのが良い流れになった。東西交流戦ではゴール前のスロットでのバトルが足りなくて、相手にたたき込まれて失点というのが課題だったがスロットで簡単に打たれるということは今日の試合ではなかったのでそれは継続してやっていきたい。(因縁の同大との戦い)昨日の練習からスタッフからスタートからスイッチオンでいかないとまたやられるぞと言われていて自分たちもそれは意識してやっていた。前よりはマシな試合ができたと思う。(5-1のスコアについて)スロットでのスコアリングチャンスはもっとあったのでそこを正確にしていくともっと点数を取れていた。点数取るときに取れないと関東ではやっていけないので取れるようにしていきたい」

▼ロウラー
「(得点シーンについて)気持ち良くボディーガードしてそのままの流れできれいに決めることができた。ここ数試合あまり調子が良くなかったので自分の中でボディーチェックを意識してこの試合に臨んでそれでリズムをつかみ気持ち良くホッケーができた。リーグでは得点が求められると思うのでポイントを見据えて次の試合もがんばりたい」