【陸上競技】インカレ2日目。中村有希、髙野が最終日に駒を進める!

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◇天皇賜杯第86回日本学生対校選手権大会2日目◇9月9日◇福井運動公園陸上競技場◇

[女子100mH予選]
4組 1着 中村有 13.74 (+0.1) →準決勝進出

[男子200m予選]
2組 6着 魚澄 22.24 (-0.4) →予選敗退

[男子800m予選]
3組 7着 渡邊 1:57.60 →予選敗退

[女子3000mSC予選]
2組 3着 髙野 10:42.06 →決勝進出

[男子4×400mR予選]
4組 7着 関大(南・佐々木・村岡・樋上)3:14.74 →予選敗退

[女子5000m決勝]
18位 田畑 16:48.51

天候に恵まれ、風も良好と素晴らしいコンディションで迎えた2日目。日本人初の9秒台が期待される100m走決勝が行われる影響もあり会場は満員御礼となった。そのような大歓声の中、関大の選手たちも上位進出をかけトラックへ向かった。

この日、関大勢最初の登場は女子100mH予選の中村有希(人4)。6月に行われた日本学生個人選手権大会に続いて優勝を目指す。予選は軽く流して1位通過。実力を見せつけた。

男子200m予選に出場した魚澄宗一郎(経4)は今大会がラストランとなる。実は10日前の練習中に剝離骨折。その影響もあり棄権も考えた。しかし、大会初日にメダルを獲得した高橋(近大)に刺激を受け、出場を決意した。ケガに泣かされ最善の走りはできず予選敗退となったが、「最後にこんな楽しい舞台で走れてよかった」(魚澄)と、語った。

渡邉大介(シス理5)は男子800m予選3組に登場した。スタート直後からは集団中央につけ好機をうかがうも、終盤のスパートについていけず、7着となり予選で涙をのんだ。

14時を過ぎると、スタジアムが満員となりスタジアムは熱気に包まれる。そのような中、行われた女子3000mSC予選には髙野涼夏(人3)が2組にエントリー。レース序盤から先頭につけ集団を引っ張る展開となる。レース中盤に優勝候補の京産大・信岡にかわされるもその後は上位集団をキープし、3着。明日の決勝へ駒を進めた。

男子100m走の衝撃から騒然としたスタジアムで行われた4×400mリレー。着順での決勝進出は各組1位のみ。資格記録全体2位の東海大と同組となり苦しい組でのレースとなるが、頂点への挑戦権を得るためにも全力でトラックを駆け抜けたい。しかし、号砲とともに飛び出した南翔之(社2)からアンカーの樋上敬太(経3)まで関大は先頭争いにも加われない。厳しいレースとなり予選敗退となった。

2日目、関大の最終競技は女子5000m決勝。期待のルーキー田畑朱萌(社1)が出場した。昨日、同じ長距離パートで同じ1年生である木下文音(文1)に続き上位を狙いたい。だが、全国の壁は厚く集団後方でのレースが続く。次第に集団から取り残される展開となるも、ラストスパートで一つでも前へという姿勢を見せ、順位を上げ18位でフィニッシュ。1年生ながら粘りを見せた。

大会2日目は表彰台、入賞は0と厳しい結果となった関大。しかし、2人の選手が明日の舞台へ駒を進めた。3日目こそは、表彰台をチーム全員でつかみ取る。【文:多田知生/写真:谷満梨奈・多田知生】

▼魚澄
「10日前に剥離骨折をしてしまって正直なところ諦めようと思っていた。けど、前日に高橋祐満(近大)が400mで銀メダルを取って、すごく刺激を受けたので自分もやってやろうという気持ちになった。10日前にリレー練習中に痛めてしまったのがすべての原因。そこまではすごく調子が良くて、100mでも追い風参考だけどベストも出ていた。200mも20秒台も簡単に出るなと思っていた。でも、そこから全部狂ってしまった。100mのおかげですごく観客もいたので最後にこんなに楽しい舞台で走れてよかったなというのが悔しいより先に来た。下級生にも迷惑をかけて申し訳ない。予選落ちしてタイムもよくなくて落ち込んでいる後輩を見たら、自分が走ってないせいで、申し訳ないというのが一番大きかった。もっと自己管理、判断を誤らずに一つ一つ慎重になって、常に気を緩めずにやってきたらもっと違う結果になっていたのかなと思う。頑張ってきたつもりだったけど結果が出なかったのでつもりでしかなかったのかなと思った」