【サッカー】後期リーグ塩谷弾で白星スタート! 集大成の秋へ『全員サッカーで日本一』

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後期リーグ塩谷弾で白星スタート! 集大成の秋へ『全員サッカーで日本一』
◇第95回関西学生リーグ後期第1節対桃山大◇9月16日◇J-GREEN堺・メインフィールド◇

【前 半】関大0-0桃山大
【後 半】関大1―0桃山大
【試合終了】関大1―0桃山大

関大が苦しみながらも、後期リーグ初戦で勝点3を挙げた。絶対的支柱のFW竹下玲王(社4)とDF黒川圭介(法2)をケガで欠き、残りのメンバーでベストを尽くした一戦。ゴールを挙げられないもどかしい時間が続いたものの、見事に1-0で逃げ切った。2回戦で敗れた総理大臣杯の悔しさはインカレの舞台で果たす。249人集大成の秋へ、まずは白星スタートを切った。

前半から主導権を握ったのは関大だった。MF藤村洋太(商4)が起点となり、ボールを支配。MF牧野寛太(経2)もキレ味抜群のドリブルで仕掛け、果敢にシュートを放った。MF森主麗司(文3)の効果的な鋭い縦パスに、FW加賀山泰毅(人3)の裏への飛び出し。DF鯉沼晃(商4)・DF荒木隼人(商3)の両センターバックが抜群の守備を披露。日に日に安定感が増すGK安川魁(情3)もビックセーブでチームを救った。

ケガ人が続出し、ベストメンバーがそろわない状況だが、ピッチの選手は気迫のこもったプレーを、スタンドは降りしきる雨も関係なしに大声援を送り続けた。「絶対にインカレにいく」。チームの危機を乗り越えるという強い意志が会場中に広がっていた。

試合が動いたのは、後半12分。エンドが変わって、流れが傾き出した時間帯での貴重なゴールだった。FW永松秀麻(化生4)が左サイドを突破し、パスを受けた森主がシュート。これが相手ディフェンダーに当たり、こぼれた球にMF塩谷仁(人3)が反応した。冷静に頭で押し込んで、待ちに待った先制点。真っ先にスタンドに駆け寄り、喜びを分かち合った。

降りしきる雨が強まる中、その後は攻め立てる桃山大を交わした関大。ゴール前での精度を欠くシーンも幾度となくあったが、見事に勝点3をつかみ取った。後期リーグ白星発進を決めた試合後、竹下主将は「全員サッカーに終わりはない」とさらなる結束をチームに求めた。今年こそは、スローガンで終わらない。『全員サッカーで日本一』へ、249人の最後の戦いが幕を開けた。【文:高橋良輔/写真:川﨑恵莉子】

▼前田監督
「前半はうまくできたけど、後半は風下になってロングボールから押し込まれる場面があってしんどかった。最後のところをきっちりできていたら、2ー0で勝てるゲームだったし、そこは課題だと思う。ケガ人が多い中で、代わりに出た選手が頑張ってくれた。負けてしまったらインカレも遠のいてしまうので、戻ってくるまで結果を残せるように勝てるように頑張りたい。(総理大臣杯では)自分たちのやるべきことが攻撃でも、守備でも試すことができた試合だった。できないところも多かったし、今日もそこはチャレンジしたけど、難しいところもある。しっかりと自分たちの狙いを持って、トレーニングからやっていきたい。勝ち点3を取らないといけないし、そこを目指して一戦一戦集中していきたい」

▼永保尭(情4)ゲームキャプテン
「総理大臣杯では全国に通用する所もあった。まだインカレ出場圏内にいないので、後期は1試合1試合大切に戦っていきたい。けが人は多いが、全員が良い準備を出来ている。前半はチャンスもあって、後半はさらにチャンスを増やせた。雨も降っていたので、どんどんシュートを打っていこうと言っていた。1試合1試合が本当に大事になってくる。今週勝っても来週勝てる保証はないので、毎試合しっかり準備していきたい。

▼竹下主将
「個人的にはドキドキしながら試合を見ていた。勝って良かった。黒川も自分も含めて他にも色々とけが人がいる中でも、1ー0の堅いゲームを勝ち切れたことは多い。チームとしていい形で臨めたし、ベンチも気持ちを入れて戦ってくれた。欲を言えば、もっとラクに勝ちたかった。ビッグチャンスが何度もある中で、これから上位と戦う時は、あそこでしっかりと決めないといけない。練習から大事にして修正したい。『全員サッカー』に終わりはないと思っているので、もっと一体感を出して全員でやっていきたい」

▼塩谷
「総理大臣杯で悔しい思いをしていた。全員サッカーで日本一に向け、後期はインカレ圏内と関西制覇を狙っていく。総理大臣杯で全国の基準と自分たちがやるべきことは分かったので、そこはチームにプラスになった。黒川や(竹下)玲王くんなどけが人は多いが、誰が出ても強い。そこは関大の強み。(ゴールシーンを振り返って)今日は雨で相手キーパーがシュートを取りこぼしていたので、こぼれ球は常に狙っていた。(森主)麗司のシュートがこぼれきて、あの形は自分の得意な形だった。サイドハーフは得点が求められるので、毎試合得点は意識していきたい。桃山大は順位が1つ下なので、絶対に負けたくなかった。ここで勝ち点3を取れたのは大きかったと思う。2点目、3点目決まりそうな場面で決められなかったのは課題。また次節に向けて1週間取り組んでいきたい。キャプテンをインカレに連れていきたい。自分は後輩なので、先輩たちを連れていけるように頑張りたい」