【準硬式野球】開幕戦白星!『徹底』野球で優勝へ

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◇平成29年度関西六大学秋季リーグ戦第1節対神大1回戦◇9月14日◇わかさスタジアム京都◇

神 大 040 101 000=6
関 大 000 510 10X=7

(神)檜垣、山本―中山
(関)平井、池川―庄中

今季も開幕戦白星でのスタートだ。全日本インカレで日大に敗れてからから約3週間。北野雅己(経3)を主将に据え発足した新チーム、初の公式戦となった。序盤は内野陣を中心に硬さが目立ち4点のリードを許したが、4回の猛攻で試合を振り出しに戻してからは、取って取られての接戦をなんとか競り勝った。

先制は神大だった。2回、先発の平井巽(法2)が打ち取ったゴロを内野手が次々にエラー。打者4人に対し3失策と、前チームでは4年生が固めていた二遊間を中心にミスが目立つ。ここまでで早くも1点は失い、さらに2本のタイムリーヒット、内野ゴロ間の生還もあって、一挙4点を神大に先行されてしまった。


△平井

4回にも神大に犠飛で1点追加され、迎えたその裏。3回まで神大先発の檜垣に苦戦し手も足も出なかったため、打順2巡目は「それぞれどの球がいいかを確認した」(三浦達也監督)。狙い球を絞り、1番高品吉弘(経1)が右翼線を破る二塁打を放つ。


△高品

2番藤元椋(経3)も内野安打で続き、無死二、三塁のビッグチャンスで打席に立つのは3番白石幸太郎(商3)。結果は三ゴロだったが三塁走者が還ってまず1点、関大が反撃を開始する。


△白石

4番前田航平(環都2)の当たりは、遊撃手がトンネル。相手のミスも手伝って、関大に2点目が入った。


△前田

その後5番吉田翔騎(人3)はファールフライに倒れたが、6番庄中亮太(政策1)が初球を左前に運び、2死一、二塁。7番福井和希(人3)の中前打で二塁走者の前田がホームまで激走すると、結果はセーフに。


△庄中


△福井


△前田

さらに8番平井がフルスイングして放った打球は右中間を真っ二つに割り、走者一掃のタイムリーとなった。9番神足京平(法3)は空振り三振で攻守交替。しかし、打者一巡の猛攻で、一気に試合を振り出しに戻した。


△平井

また5回には、白石がレフトスタンドに白球をたたき込むソロホームラン。軽々と逆転に成功した。


△白石

だが6回、9番檜垣にタイムリーを浴びて再び同点とされる。なんとか1点がほしい関大は7回。先頭の神足が足を生かして1死三塁とし、2番藤元のところで代打堀口直人(経3)が告げられる。そして振り抜いた4球目は、一塁手と右翼手の間にぽとり。期待に応える一打で、勝ち越しに成功した。


△堀口

平井に代わって7回から登板した池川尚樹(法1)は、8、9回と得点圏にランナーを背負う。しかし、庄中との1年生バッテリーでなんとか耐え抜き、試合終了。新チームの初陣、秋季リーグ戦の初戦を白星で飾った。


△庄中(左)、池川

試合の入りは守備のミスが目立ち大量失点につながったが、後半持ち直して勝ち切れたことについて「この形で勝てたことは大きい」と北野主将。いままでの関大の勢いで押し通して勝つものとは、また違った勝ち方を示して見せた。ここから長いリーグ戦となるが、関大は春秋連覇が懸かっている。だが、「あくまでもリーグ優勝は過程。その先の関西選手権で優勝したい」(北野主将)。新スローガン『徹底』を軸にし、技術面やプレー以外の面で徹底的に個人やチームと向き合い、関西選手権優勝へ。まずは勝利という形で、チーム北野が始動した。【文/写真:谷 風花】

▼三浦監督
「練習試合から内野手の守備に安定感がない状態で、リーグ戦を迎えた。守りを守るというか。守らないといけないという姿勢からショート、セカンドがエラーをして、ファーストもそれに引っ張られた。エラーをするのは想定内だったけど、4点ずるずるいかれるのは意外。でも、ピッチャーも内野陣も気持ちが切れてきたところで、4点でしのげたのは良かった。前神大のピッチャーを打ち崩せなかった。今日は狙い球を絞っていった。2巡目に入ってからは、それぞれどの球がいいかを確認した。神大とはいつも接戦になるけど、勝てたのは良かった。白石もホームラン、堀口も代打ながら1発で結果を出した。チーム力で勝とうと言っているから、チームとしては良かった。勝ったのが1番大きく、秋リーグ初戦としては上々の滑り出し。明日もいい試合でいい勢いで、一試合一試合勝っていけたらと思う」

▼北野主将
「練習試合で1勝もできていなくて、最初の方に点を取られてそのまま負けるというのが多かった。今日もベンチの雰囲気も悪くなっていた。でも、この最初の形で勝てたのは大きいかなと。新チームになって二遊間が代替わり。今日はエラーが出ても仕方ないと監督とも言っていた。まあエラーは多かったけど、それを引きずらずに後半は持ち直してくれた。緊張もあったと思うし、明日はもっとリラックス。お互いに信頼して、エラーがあるかもしれないというのも含めて考えて、点を取られても取り返していきたい。3年は29人と多い。選ばれてチームの代表として出ているし、自主練でバットを振るなどの日頃の頑張りが今日の成果が出た要因だと思う。あくまでもリーグ戦連覇は過程だと思っている。リーグ優勝して関西選手権を優勝したい。新チームのスローガンは『徹底』。全日を戦ってみて、日大や中央大などはチームカラーもあるし、戦い方や礼儀が徹底されているなと感じた。根底には『目標とされるチーム』というのがあるから、プレー以外。実力で優勝することよりも、そういったプレー以外の面が徹底されていると認めてもらいたい。あともう一つは、何気なく練習するんじゃなくて、自分とチーム全体で徹底的に追及して上を向けるように。もっと自分とチームに向き合っていこうという2つの意味がある。明日は今のままだったらダメだから、しっかり1回見直す。少ない点でもいいから勝つ、最後に粘り勝てるように戦いたい」