【剣道】男女ともに全日出場決定!

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◇第65回関西学生優勝大会及び第41回関西女子学生優勝大会◇9月10日◇大阪市中央体育館◇

【女子】ベスト11
[1回戦] 関大1−0関福大
[2回戦] 関大4−0桃山大
[3回戦] 関大1−1龍谷大(本数負け)
[敗者復活1回戦]関大4−1流科大
[敗者復活2回戦]関大1−0園女大

【男子】ベスト4
[2回戦] 関大3−0大経大
[3回戦] 関大7−0姫獨大
[準々決勝]関大4−1佛教大
[準決勝] 関大1−2近大

男子はベスト12、女子はベスト11に入れば全日本学生優勝大会への出場切符を手にすることができる今大会。昨年の関大剣道部は男子ベスト8、女子は初戦敗退と結果は振るわなかった。今年は男女とも、昨年を上回る結果と全日出場が期待される。

2年ぶりの全日出場を狙う女子の初戦の相手は関福大。先鋒を任された岡田光生(人2)は終始攻めの姿勢を貫き、終了間際にコテメンを素早く打ち、メンの1本勝ち。序盤から流れをつくった。しかしその後、次鋒・田中優衣(社4)、中堅・岩井花(文3)、副将・上田渚(商3)になかなか決め切る1本が出ない。大将・左川りえ(社4)も積極的に技を仕掛けるが、旗は上がらず。左川は結局引き分けとなったが、岡田の1本をチームで守りきる形で2回戦へ駒を進めた。続く2回戦では不戦勝も手伝って勝利をおさめ、迎えた3回戦。ここで勝てばストレートに全日出場が決まる。先鋒から中堅まで引き分けが続く互角の戦いが続いたが、副将・上田が中盤でメンを決め、大将戦へ。だが、シード校である龍大はやはり強かった。大将・左川が2本負けを喫し、結果は本数負け。全日出場を懸け、敗者復活戦へ回った。

敗者復活戦ではベスト11の枠を懸け、2試合にわたるトーナメント戦を行う。敗者復活1回戦の相手である流科大を4対1で破り、勢いに乗った関大。続く2回戦の相手は園女大だ。「一番印象に残った試合だった」(左川主将)。その言葉通り、1本リードした状態で大将戦を迎える緊迫した試合運びとなる。途中、危ない場面も見られたものの、大将・岡田が1本を守りきり見事全日への出場切符を手にした。

対する男子の目標は「全員で関西優勝」(大野祐史主将=社4)。シード校である関大は2回戦からの出場となった。初戦の相手は試合前から警戒していた大経大だったが、先鋒・平田陸人(文1)、続く次鋒・豊田大海(文1)がともにメンで2本勝ち。1年生の活躍で流れをつかむと、副将・川上晃司(文3)が決めたメンも加えて結果3対0と、相手に付け入る隙を与えない試合で3回戦へ進んだ。

ベスト8を懸けた3回戦では7—0の完勝で、難なく昨年に引き続く全日出場を決める。準々決勝の相手は佛教大だ。これまで全勝の先鋒・平田陸が上段の相手にメンを決められ1本負け。続く次鋒・豊田が終了間際に打ち込んだ引きメンに旗が上がり、試合は振り出しに戻るものの、五将・平田将、中堅・鬼頭が引き分けとなり両者譲らぬ展開となる。だが、三将・岡本健吾(法3)が完璧な合いメン、さらには引きメンを決め2本勝ちすると、副将・川上もコテとメンを決め勢いは関大に。最後は大将・大野が守りきり、昨年の結果を上回るベスト8以上が確定した。

迎えた準決勝。5戦目までで1勝2敗と、おととしの優勝校・近大を相手になかなかリードすることができない。副将・川上が引き分けに終わり、勝負の行方は大将戦へ。「もちろん2本取ろうと思っていた。勝って周りの人に恩返しがしたかった」(大野)。2本勝ちしか許されない大将・大野は、最後まで粘りを見せるも1本を勝ち取ることはできず、ベスト4で今大会を終えた。

関西制覇は逃したものの、昨年の結果を上回り見事全日出場への切符を手にした関大剣道部。男女ともに「選手だけでなく、チーム全員で」と口にしていた通り、一丸となり戦った今大会は全国舞台への大きな自信になったに違いない。【文:高木満里絵/写真:西井奈帆】

▼大野主将
「(今大会に向けて)全員で関西優勝という目標でやってきた。試合の中で印象に残っているのはベスト4を懸けて戦った佛教大との試合。川上が2本勝ちで勝ってきてくれてよかった。最後の近大戦では、大将としてもちろん2本取ろうと思っていたし、勝って周りの人に恩返しがしたかったが、負けてしまって悔しい。でも今大会は1年生が頑張ってくれた。流れをつくって勝ってくれたのはよかった。(全日へ向けて)全国はもっと厳しい戦いになると思う。取るべきところで取って、勝ちを逃さない試合をしていきたい」

▼左川主将
「団体戦なので、1本をつないでいこうという意識で挑んだ。特に全日を懸けた園女大戦では1本リードの状態で大将戦を迎えて、その1本を守りきれて勝てた。監督から『前をつなげ』と言われ自分は中堅だったが、その試合はチームが一つになって戦えたなと思う。(全日へ向けて)あと1ヶ月。反省点を見つけて、選手だけじゃなくてチーム全員で戦って、勝ちを狙いにいきたい」