【ハンドボール】4連勝で死角なし! 次節優勝の行方大きく左右する全勝対決・大体大戦!

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◇平成29年度関西学生秋季リーグ戦第4節対桃山大◇9月10日◇桃山学院大学◇

【前半】関大16―14桃山大
【後半】関大13―12桃山大
【試合終了】関大29―26桃山大

2年前、歓喜の輪が広がった創部初のリーグ戦2連覇以来の優勝が、また一歩近づいた。この日は春リーグ最下位の桃山大との対戦。しかし、相手チームのホーム開催で、終始完全アウエーな状況での試合だった。前半から一進一退の攻防を繰り広げるも、勝負どころでの得点に、ディフェンスと3連勝中のチームの勢いを見せつけた。3点差と決して楽ではない展開を勝ち切り、これで4戦負けなし。次節優勝の行方を大きく左右する、大体大との全勝対決が行われる。

試合序盤から息のつかせない展開となった。両大学ともに速攻で得点を重ね、互いに譲らない。前半20分過ぎまで12-12と一進一退の攻防が続いた。その中で存在感を放ったのがチームを支える最上級生だった。まずは、エース石田亨(商4)。果敢に切り込んで、持ち前の豪快なシュートで得点を量産すると、ディフェンスの要である永川元貴(文4)に森川卓哉(情4)が気迫あふれるプレーでチームを鼓舞。


▲森川卓哉

出原魁斗主将(人4)の抜群な声かけに、春リーグでベストセブンに輝いた植松竜也(人4)も黙ってはいない。サイドからのシュート精度など高い技術力はもちろん、誰よりもチームを思う熱血漢ぶりを発揮した。


▲植松竜也

「ベンチに入れていない4回生2人の分も頑張った」と振り返った植松は、その2人と同じシューズで毎試合コートに立つ。「全員で戦い抜く」。今年のチームの強い思いが垣間見えた瞬間だった。

前半を16-14とリードで折り返し、勝負の後半。しかし、出原主将が「この4試合で一番悪かった」と振り返ったように、なかなか点差を広げることができない。相手も必死で食らいついてくる展開の中、抜群のコンビネーションを見せる重岡慶紀(文3)と栗栖昇己(文1)が活躍。


▲重岡慶紀


▲栗栖昇己

そして、試合途中から投入された選手が流れを変えた。この日スタメン落ちとなった栗原大輔(人3)が悔しさを晴らすかのように連続得点。3本シュートを放ったがすべてゴールネットを揺らし、勝負どころでの精度の高さを改めて見せつけた。


▲栗原大輔

また、これまで出原の活躍もあってベンチを温める時間が続いた酒井一成(人3)も、こん身のセーブでチームを救う。


▲酒井一成

最後まで3点差と苦しんだが、リードを奪って以降一度も逆転を許さなかった今日のゲーム。勢いづいたら止まらない、関大の復活を証明する4連勝になった。

試合後、「楽しんで思い切ってプレーできている」と出原主将が手ごたえをつかんだように、ミスはあったものの、誰かがそれを補うチーム力がこの日は光った。連覇を成し遂げた2年前を彷彿させる勝負強さが、選手全員の一体感が、今のチームにはある。次節は運命の全勝対決・大体大戦。「全員ハンド」で優勝を手繰り寄せる。【文:高橋良輔/写真:奥井健太】

▼出原主将
「開幕から苦しみながらも4つ勝てて、いい形で大体大戦に挑めるのは大きい。春も西カレも大体大に思うような試合をできなくて、この秋は打倒大体大でやってきた。来週の試合は勝ち負けは最後で、自分たちができることを出し切れるようにしたい。今日の試合内容はこの4試合で一番悪かった。でも、勝ち切れて踏ん張れたことが大きい。これは春から成長できたところ。この1週間は監督もコーチも練習にいなくて選手が主体となってやってきた。4回生がいかに引っ張ることができるかが、勝負だったので自分たちでいい雰囲気を作ることができたのは良かったと思う。メンバーとメンバー以外の4回生をはじめ、全員が同じ方向に向いて応援などそれぞれの役割をチームのためにできている。今日も途中から出た酒井と栗原が活躍してくれて、全員が楽しそうに思い切ってできた。優勝できたら最高だけどまずは一戦一戦、戦うこと。次の大体大戦に向けて頑張りたい」

▼植松
「3連勝してチームの調子は良かった。今日は春リーグ最下位の桃山大との対戦で少し気が緩んで、相手がホームということもありなかなか流れに乗れなかった。最後まで点差を開けることができなかったけど、勝負どころで決めてリードを許さなかったのは大きかった。春は修正できなかったけど、それを今はできている。4回生も最後のリーグで、みんなまとまっている。特にベンチに入れていない4回生2人とは、ポジションが一緒で練習もやってきたので、一緒に喜べるように頑張りたい。次の大体大に勝てば、優勝が近づく。自分たちができることを精いっぱい頑張りたい」