【サッカー】総理大臣杯、流経大に及ばず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第41回総理大臣杯全日本大学トーナメント2回戦◇対流経大◇9月4日◇キンチョウスタジアム

【前  半】関大0 — 0流経大
【後  半】関大0 — 2流経大
【試合終了】関大0 — 2流経大

1回戦を劇的ゴールで勝利し、2回戦へ駒を進めた。しかし、2回戦の相手はタレント揃いの流経大。関大の真価が問われる勝負の一戦が始まる。

立ち上がりは関大ペースで試合が動く。7分、FW加賀山泰毅(人3)が中盤から繋がったボールをシュートまで持ち込むが、ゴールネット上へ流れてしまう。さらにMF藤村洋太(商4)が中盤で果敢にボール奪い、FW吉井佑将(経4)がゴールへ一気に近づく。しかしこれも弾かれ先制点にはならない。

14分にはDF荒木隼人(商3)がセンタリングで吉井にボールが渡ると1対1を制し、MF牧野寛太(経2)にラストパス。タイミングが合わず、相手DFにクリアされゴールとはならなかったが、気迫のプレーを見せつけた。吉井は積極的なプレスで相手のパスミスを呼び込み、相手の攻撃を封じ込める。DF黒川圭介(法2)、DF羽田健人(情2)の両サイドバックが相手のドリブルに切り込み、DF鯉沼晃(商4)は空中戦で魅せ、好機を作らせない。攻守とも体を張った動きを見せるも前半は0−0のドローとなった。

勝負の後半戦は、流経大に流れを作られる。後半2分、相手の素早いパスワークで突破を許し、力強いシュートを放たれた。だが、クロスバーに直撃し失点は免れる。直後もドリブルでゴール前まで攻められるが、直前でMF塩谷仁(人3)がスライディングしボールを弾き飛ばしてピンチを救った。そんな中、18分吉井が相手からボールを奪うと、MF森主麗司(文3)、加賀山の巧みなパス回しで一気にゴール前へ。加賀山が正面からシュートを放つも相手GKの好セーブに阻まれた。後半33分、先制点を決めたのは流経大。関大がクリアしたボールを拾われ、ゴールを奪われた。

もう失点は許されない関大は、4人の選手交代で体力面、攻撃面の回復を図る。アディショナルタイムは6分。十分に同点弾を狙えるが、流経大がボールを保持する時間が増え、関大に攻撃の隙を与えない。荒木も攻撃へ回り再三ゴールを狙うも終了間際に2失点目。虚しくホイッスルが鳴り響き、関大の2回戦敗退が決まった。

1回戦で肩を負傷し、ベンチから試合を見守った竹下玲王主将(社4)も水分補給の度に選手に声かけをし、チームのサポートに努めた。関大の総理大臣杯は幕を閉じたが、2週間ほどでインカレ出場がかかるリーグ戦が再び始まる。「この悔しさはしっかりインカレで晴らしたい」(永保尭=情4)。そう誓った関大サッカー部は、ここで踏みとどまることなく前へ突き進む。【文:西井奈帆/写真:川﨑恵莉子】

▼前田監督
「タレント揃いの相手だったが、狙いを持ってやろうと思っていた。でもやっぱり迫力があった。ディフェンス陣はすごく粘ってくれていた。前半は0−0だったけどできている場面はあった。相手のボールを高い位置で奪ってゴールまで行くショートカウンターなどはうまく行きそうな場面もあった。ただ、後ろからボールをつないでいくのがなかなか難しかった。最後の1点はもう仕方ないけど、最初の1点からロスタイム入れて30分間はもう流れがなかった。リーグ戦まで時間は少ないけど、インカレ圏内の4位以内をしっかり獲得できるように1つ1つ勝って行きたい」

▼ゲームキャプテン永保
「(竹下)玲王の分も、スタンドの気持ちも背負って試合に臨もうと持っていた。相手のサイドバックがガツガツ食いついてくる感じだったので、裏を取って狙おうと言ってた。気持ちの面でも相手に負けないようにはした。(前半の交代までベンチで見てて)ちゃんとチャンス作れてて、自分たちのやりたいこともできていた。決めきるべきところを決めきれた方が勝つとは思っていた。最後の方の質や、粘り強さというのが少しダメだったけど、練習でしてきたことも出せた。この悔しさはしっかりインカレで晴らしたいし、まずは後期の一戦一戦で足元見つめ直してインカレに出場したい」