【漕艇】オックスフォード盾レガッタエイト最終日へ

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◇第44回全日本大学選手権・第57回オックスフォード盾レガッタ◇9月2日◇戸田ボートコース◇

【オックスフォード盾レガッタ男子エイト 予選D組】
3着   6:33.46

【女子舵手付きシングルスカル 準決勝A組】
4着 林 8:54.33

【女子舵手付きクォドルプル 準決勝C組】
4着  7:46.82

【オックスフォード盾レガッタ 敗者復活】
2着  6:50.32→準決勝進出

インカレもいよいよ3日目の今日、予選・敗者復活戦をくぐり抜けたクルーたちは準決勝を迎えた。関大からは女子舵手つきクォドルプルと林奈々(社4)の女子シングルスカルが出漕。結果的には両者ともに、準決勝敗退となったが、最後まで各々のクルーが健闘した。また、大学や社会人チームなど幅広い年齢層の選手が出場する、オックスフォード盾レガッタも幕が開けた。

はじめに関大が出漕したのはオックスフォード盾レガッタ男子エイト。漕手の多くが1年生で編成されたクルーだ。いよいよ発艇時刻を迎えスタートしたレース。「艇が横にずれたままスタートしてしまった」とクルーリーダーの八尾弘規(社4)が振り返るように、強風により艇があおられ立ち上がりでリードをとることができず、着順は3位。目標である準決勝への望みは午後の敗者復活戦にかけられた。

そしてレースはインカレに戻り、林が女子シングルスカルの準決勝に出場した。「2000㍍でのレースだけど、500㍍のつもりで挑んだ」(林)。前半から大きく離されることなく、一橋大や明大のクルーたちに食らいつく。結果としては4着でのゴールで、敗退となったが念願の準決勝で戦え、「出場できて最高だった」と喜びを爆発させた

その後、女子舵手付きクォドルプルの準決勝が行われる。同じ組み合わせには、早大・仙台大の強豪クルーに加え、関西のライバルチームのひとつである大府大も出場、他艇から放されてしまうが、山本昌奈(文3)が腰痛を抱えながらも懸命に声を出しチームを引っ張る。苦しい時間が続く中、レースは終盤に突入。多くの部員の激励の声を背に最後まで粘り続ける。ゴールに滑り込んだと同時に、クルーたちは崩れこんだ。「これが現実で実力」。クルーリーダーの染矢希実(政策4)はレースをこう振り返った。しかし、「山本昌は腰が痛い中、声だしを頑張ってくれたし、山本千も2年生が1人のなかでもよく頑張ってくれた」と後輩をたたえた。

最後に行われたのはオックスフォード盾レガッタ男子エイトの敗者復活戦。スタートは予選と同じく風に苦しめられるが、岡山大のクルーと先頭争いを繰り広げた。お互いが譲り合うことなく、拮抗していたが、リードをわずかに奪われてしまい2着でのフィニッシュ。1着は奪還できなかったものの、目標であった準決勝に駒を進めた。

4年生の最後の舞台であるインカレ。出場していた染矢、浜田千種(環4)、林、松井友希(経4)は関大漕艇部のクルーとしての競技人生にピリオドが打たれた。しかし、染矢は国体に大阪代表、林は兵庫代表としての出場が決まっている。また、4年生の八尾が乗艇するオックスフォード盾レガッタレースが明日、最終日に残っている。「みんなの分まで漕いでほしい」と川添司樹(情4)主将。目標の準決勝進出は達成されたが、さらに上位に進み、聖地で有終の美を飾る。
【文/写真:柴村直宏】

▼川添主将
「今日のオックスフォード盾のレースは1日に2本もありしんどかったと思う。特に2本目がしんどかったと思う。スタートで出られて、引きずってしまった。相手は余力を残していたと思うし、1250から1400㍍あたりで一気に詰められた。しかし、今日1日を通して結果的には準決勝に上がれているし、いい雰囲気でレースを楽しんでいるなという感じだった。ただ、若いクルーであるだけに伸びしろはあるけれど、安定感が課題だ。強いチームはいつも早いけれど、今のこのクルーにはそういった面で速かったり遅かったりとムラがある。明日に向けてオッ盾に乗っているクルーは戸田最終日ということもあり、みんなの分まで漕いでほしい。ここで次の関大漕艇部に向け、一気に勢いをつけてほしい。また、今日までに引退が決まった4年生のクルーには関大の名を背負って戦ってくれた、尊敬している」
▼女子舵手付きクォドルプル・染矢
「これが現実で実力。実力不足だと思う。今日だったら仙台大や早大とかとあたったが、相手は細かいところの技術面が上回っていたと思う。競ってるときなどここぞという勝負時で勝てなかった。けれど、山本昌は腰が痛い中、声だしを頑張ってくれたし、山本千も2年生が1人のなかでもよく頑張ってくれた。4年間を振り返ってみると、やっぱりインカレで準決勝まで残ることはあるが、最終日まで残ることはなかったし、向上心が足りなかった。今回は珍しく行けると思っていたし、悔しい。あ、1年、2年と時間が残されている子たちには後悔がないように引退してほしい。そして、COXの浜田は、私が好き放題していたけれど、すごく感謝している」
▼女子シングルスカル・林
「今日は前半からついていけているところはついていけてよかった。準決勝に出場できて最高だった。また、2000㍍でのレースだけど、500㍍のつもりで挑んだ。今回で関大漕艇部としては終わりだけど、国体に兵庫代表として出場することが決まっている。4年間は正直に楽しかったとは一言で言えない。負けた経験の方が多かったけれど、みんなでボートができて楽しかった。4年生になり見える景色も変わった。国体は今年が初めての出場となるが、インカレは最初で最後の出場で、準決勝に行けて、まわりのみんなが喜んでいるのを見てよかったと思った。後輩には、頑張ってたらいいこともあるし、まだまだ未来もある。国体では舵手付きクォドルプルでの出場となるが、もうとにかく楽しみたいし、速いみんなに食らいついて、決勝か順位決定戦まで勝ち進みたい」
▼オックスフォード盾レガッタ男子エイト・八尾
「今日1日私たちはフレッシュな1年生を中心としていて、初めて2000㍍を漕いだ。初めてということで、がちがちになりあまりレッグの力が反映できなかったけれど、乗艇回数を積んでいったらどんどん改善されていった。今回のオッ盾は横に艇がいるということで、普段の練習とは違う刺激になったと思う。敗者復活戦では2着以内であれば準決勝に進むことができたが、岡山大とは予選でのタイムが近かったので、納得いかないところがあった。当初は準決勝進出が目標であったが、この試合自体が次の漕艇部のスタートラインだと思うから、せめて順位決定戦には進みたい。最初からぶっ飛ばしたい」