【サッカー】[なでしこ]1部黒星スタートも、次節へ前向き

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◇平成29年度関西女子学生秋季リーグ1部第1節◇対姫獨大◇9月2日◇姫獨大◇

【前 半】関大0—3姫獨大
【後 半】関大0—1姫獨大
【試合終了】関大0—4姫獨大

6月24日に1部昇格を決めてから約2か月。夢の1部舞台でのリーグ戦が開幕した。1部リーグは上位から順に対戦していくため、初戦の相手は春季1部リーグ1位の姫獨大。関大なでしこの真価が問われる1戦だ。

試合開始、先手を取ったのは関大。7分、積極的に仕掛けていた関大が相手パスの流れを崩す。ボールはMF濱直海(人2)、MF吉田絢香(経2)へ素早く回り、最後は豪快にシュートを放つが、バーに直撃。先制点のチャンスを逃してしまう。その後相手にCK(コーナーキック)の機会を与えるも濱がクリアで対応し、失点を防ぐ。また、FW鳥本みずほ(法1)とFW大野萌(文1)を中心にパスカットでボールを奪うも、すかさず姫獨大が関大の攻撃の芽を潰しにかかり得点には結びつかない。25分を過ぎた頃からは自陣でのプレーが増え、危ない場面が続いた。1度はポストに助けられたが、30分、32分には続けて失点。DF金子眞奈(法4)も体を張り守備に徹するものの、前半残り5分で再び失点し、3点ビハインドで後半へ折り返した。

何としてでも1点を返したい後半。早々にGK佐々木恵梨(法1)が1対1に追い込まれる。しかし、冷静な判断で追加点を許さないファインセーブを見せた。中盤でボールを奪った鳥本はドリブルで抜け出すが、これも相手DF2人に阻まれゴールには至らない。再び自陣でのプレーが増える中、DF河﨑美穂女子主将(社4)が司令塔になり相手に前を向かせないディフェンスで粘りを見せる。75分には河﨑が直接、CKでゴールを狙うも、これは相手GKの手中に。時間が経つにつれ、カウンターを取られるなど厳しい状況が続く。83分にはゴール前で隙を突かれ4失点目。サイドラインのギリギリまで全員が全力で走り込みボールを奪取しに行くが、無情にもホイッスルが鳴り響きここで試合終了。苦い開幕戦スタートとなった。

足高監督は「最後の方で体力的な問題が見えた」と1部での厳しさを語った。河﨑女子主将は対人面などの反省点を口にしながらも「パスをつなげるという意識は全員に見られた」とチームの収穫を次につなげようと、すでに前を向いている。残りの6節をどう戦い抜くか。関大なでしこの戦いまだ始まったばかりだ。【文/写真:西井奈帆】

▼足高監督
「今日の試合で1部と2部の違いが見えた。姫獨大は春に1部1位だったからある程度点は取られると思っていた。夏の間に御殿場、金沢で合宿をしてきたけど、やってきたことが通用しなかった。最後の方で体力的な問題が見えた。粘りの部分で「関大魂」というのが欲しかった。1部は上の順位から当たっていくので今日はある意味1部のバローメーターになる。上位3位の試合まででチームを変えていく」

▼河﨑女子主将
「1部昇格が決まった時から強い気持ちというのは常に全員が持っていた。1部では7チームすべて強い相手になるので、合宿でも昨日のミーティングでも上手い下手関係なく90分通して戦うことを意識統一した。姫獨大は1対1の時に、自信を持って仕掛けて来る。2人目が準備していても抜かれてしまうことがあった。(2部は試合時間が80分なので)10分伸びた分、攻められる機会も増えるけど、自分たちもチャンスが増えると思ってやっていきたい。点差は開いてしまったけど、パスをつなげるという意識は全員に見られたのでこの負けをポジティブに捉えてまた修正して次に挑みたい」