【野球】サヨナラで勝利つかむも 打線振るわず

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◇平成29年度関西学生前期新人戦5・6位決定戦対京大◇8月26日◇南港中央野球場◇
京 大 110 000 000 =2
関 大 010 010 001x =3
(京)原、澁木、横田―立平
(関)大棚、鷲尾―米田、丸山

前期新人戦の最終戦となった京大戦。おとといの関学戦で課題となった打線を復活させ、大量得点で勝利したい。

この日、関大の先発は大棚光(経2)。開始早々、1番打者に死球を与えると、暴投、失策などで先制を許す。続く2回ではボークを宣告され、安打も手伝って、立て続けに2点を奪われる立ち上がりとなった。

反撃に出たい関大はその裏、2死から9番米田匡宏(化生2)が内野安打で出塁。続く1番柳楽啓太(経2)が左中間への適時三塁打を放ち、1点を返す。

早く追いつきたい関大は5回。この回の先頭打者である2番関本英実(政策2)に中前打が飛び出すと、途中出場の里泰成(総情2)、代打の森山翔太(経2)の連続四球で、2死満塁とチャンスメイク。7番谷田真太郎(経2)への2球目がワイルドピッチとなり、三塁走者の関本がホームへ生還。同点に追いついた。

さらに6回も無失点に抑えると、7回からマウンドを託されたのは1回戦の関学大戦で1回2失点と苦しんだ鷲尾侑哉(人2)。「テンポよく思い通りにできた」と、この日は7、8回を三者凡退に打ち取る好投を見せ、次第に流れを関大に引き寄せる。しかし好機を作るもあと一本が出ない。同点のまま試合は最終回へ。

京大打線を3人で終わらせ、迎えた9回裏の攻撃。2死無塁と後がない状態に追い込まれるが、2番関本が粘り、四球を選択。サヨナラのチャンスをつかんだ関大打線は、続く3番上田竜也(政策2)が初球を中前打、福重大和(社2)への死球で一気に2死満塁に。絶好の場面で打席に立った5番里への4球目がまたしても死球となり、辛くもサヨナラ押し出しという形で勝利を手にした。

思わぬ展開で接戦を制したものの、5位に終わった今大会。この日も打線は波に乗れずじまい。「危機感を感じた」(福重)と、リーグ戦メンバー入りを目指す選手たちにとって課題が残る新人戦となった。【文:高木満里絵/写真:奥井健太】

▼小田洋一コーチ
「向こうのピッチャーのチェンジアップは打ちにくかった。(関大の)ピッチャーは低めにコントロールしてくれてしっかり投げてくれたし、よく頑張ってくれた。だけど打てなかった。振る力がなかった。バッティングは課題だし、しっかりしていかないと。自分の間でタイミングを取って打てるようにしてほしい。(全体を通して)肥後は良かった。阪本大・山本が安定していて、その次の3番手に名乗りを上げると思う。自信がついたのではないか。公式戦で経験を積むことは力になる」

▼福重
「(関学戦の敗戦をうけ)反省するところが多く、昨日の練習はそれをふまえて取り組んだが、練習と試合とでは別物だった。ボークをきっかけに流れが悪い方向に行ってしまったように思う。毎回いいところまでは行くけど、やっぱり今日もその次が出なかった。(全体を通して)自分としては結果は良かったものの、求められているのはやっぱり長打。単発ばかりではいけないなと。(リーグ戦に向けて)危機感を感じている。まずは自分がメンバー入りすることが目標。1、2年生をまとめる立場に立ってリーグ制覇を目指したい」

▼大棚
「初回ああいう形になってしまい、いい流れを持ってこられなかった。とりあえず全力で相手にぶつかっていこうと思っていた。相手はストレートを狙ってきていた。カーブは良かったと思う。初めの方は三振を取りに行っていたが、3回以降は打たせていった。(投げるときは)左手を高く上げてストライクゾーンに投げることを意識している。(持ち味は)スライダー。立ち上がりの悪さが課題なので、初回からいいピッチングができるように心掛けていこうと思う。(これから)まだ始まったばかりなので練習を頑張っていきたい。阪本大さんや山本さんのようにチームを勝たせられるピッチャーになりたい」

▼鷲尾
「おとといの敗戦があったので今日は絶対勝ちたかった。(ピッチング内容について)テンポよく思い通りにできたと思うが、普段リーグ戦に出場できていないのでまだまだこれから。まずは秋からのリーグ戦に出られるように頑張りたい」