【卓球】昨季リーグ王者に完敗も主将・村中が意地見せた!

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◇平成27年度関西学生春季リーグ戦第1節対立命大◇5月2日◇横大路運動公園体育館◇

【試合結果】関大1-6立命大

昨秋リーグ戦で劇的勝利を収め、1部昇格を決めた関大。今季は待ちに待った1部での戦いが始まる。「挑戦者の気持ちを忘れずにぶつかっていきたい」と意気込みを語った村中主将。

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1部定着を懸けた戦いの火ぶたが切って落とされる。

リーグ初戦の相手は昨季リーグ覇者の立命大。いきなり強豪との対戦とあって、第1シングルスからエース・中村を投入する。その中村が起用に応えた。ゲーム序盤に得点を重ね、いきなりリードを奪う。

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その後は相手の粘りに合うも、要所でスマッシュが相手コートに突き刺ささった。11―9で第1セットを先取する。この勢いに乗りたい中村であったが、さすがは昨季のチャンピオン。8連続ポイントを与えてしまうなど、相手に圧倒されて第2セットを失うと、第3、4セットも相手の流れを封じ込めることはできなかった。セットカウント1-3で敗れ、悔しさをあらわにした表情でベンチに引き返した。続く第2シングルスの吉見も相手に翻弄(ほんろう)される。第2セットは最大6点あった差を得意のサーブで1点に詰め寄るなど粘り強いプレーを見せるが、セットカウント1-3で試合終了。

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いきなり1部常連校に実力の差を痛感される試合展開となる。

なんとしてもこの状況を変えたい関大の第3シングルスは主将・村中。第1セットの最初の得点をサービスエースで決めると、一気に畳みかけ8連続ポイントを挙げる。

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11-4と全く相手を寄せ付けない卓球で第1セットをものにした。しかし、続く第2セットで相手に6連続ポイントでリードを広げられる。終盤に追いつき、10―10に持ち込む驚異の粘りを見せるが、最後は相手の強烈なスマッシュを返すことができなかった。このセットを落とし、第3セットも失った。後がなくなった状況で「なんとしても勝とうと気合でいった」と村中が振り返ったように、ここから主将の意地が垣間見える。1得点ごとに気持ちのこもったプレーで相手をひるませる。その隙を突き、見事に得点を重ねた。最後の最後まで接戦が続いたが、村中の粘り勝ち。こん身のガッツポーズで喜びをあらわにした。

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一度失った流れを主将が取り戻し、ここからリズムに乗りたい関大は第4試合に挑む。この試合はダブルス戦で今井・中村ペアの登場だ。両選手が随所にスマッシュを決め、相手にしがみつくが完敗。ストレートでこの試合を落とすと、第5シングルスの今井も相手の勢いを跳ね返すことができない。

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1セットを取り返すのがやっとでこのゲームも相手がものにした。この時点で関大の負けが決まり、その後の持田、渡邊の試合も相手の強さを痛感させられる展開となった。1-6の完敗で試合終了。リーグ初戦から1部の洗礼を受ける敗戦となった。

しかし、試合後の選手たちは次の試合に目を向け、前を向いた。まずは、1部定着を目指す関大にとって勝負の試合はリーグ終盤に控えている。まずは1部上位校にどれだけ食らいつくことができるか。1部での戦いはまだ始まったばかりだ。【高橋良輔】

▼村中主将
「立命大は実力も上で厳しい戦いが予想されたが1人1人向かっていく気持ちを意識していた。そうしたら流れもついてくる。前半の二人は強くて厳しかった。後半は1人1人が持ち味を出していてので、次につながると思う。(自身のプレーを振り返って)あきらかに流れが悪い中だったが、相手につけ込む隙があると思ったので、なんとか勝とうと思っていた。気合で臨んだ結果が勝利につながったのだと思う。これからも格上と大事な試合が続く。でも、リーグの中でチャンスのあるとこもあるので、しっかりと1部残留を目指して頑張っていきたい」