【準硬式野球】力負け インカレ初戦敗れる

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◇文部科学大臣杯第69回全日本大学選手権大会1回戦対日大◇8月22日◇香川県営第2野球場◇

関 大 002 000 000=2
日 大 101 601 00Ⅹ=9

(関)小川、横谷、大西、池本―瀧上、庄中
(日)森兼、杉本、田野、江越―中村

香川で開幕した全日本選手権。関大が初戦に迎えたのは、第67回大会優勝校の日大だ。1点を追う3回、4番藤原敏行(法4)の2ラン本塁打で逆転を果たした関大。しかし4回裏で日大からの猛攻を食らうと、その後は巻き返せず、全国の舞台の幕が閉じた。


△藤原

初回に犠牲フライで先制を許した関大が反撃を見せたのは3回表。3番白石幸太郎(商3)がレフトへの二塁打を打つと、続く4番が本塁打で最高学年の意地を見せつけた。「満点だった」という言葉通り、悠々と右翼手の頭上を越えたホームランを放った藤原は、「満点」の笑顔でホームベースを踏んだ。


△白石


△藤原

しかしその裏、すぐに同点に追いつかれると、その後も日大の猛襲は止まらない。4回裏、エース・小川遼也(政策4)の制球が定まらず四球でランナーを出すと、次々とヒットやエラーでランナーを許し、気付けば6失点に。あと1死のところで投手交代を告げられ、小川はマウンドを降りた。2番手・横谷侑亮(経4)があと1人を左飛打で仕留め、長かったイニングを終わらせた。


△小川


△横谷

取り返したい関大は再び反撃を仕掛ける。6回表、この日ヒットを放っている白石が再び左中間二塁打。だが、なかなか打撃が繋がらない。その後もたびたびヒットや四球で出塁するものの、得点圏にすら進めず、完全に日大にペースを奪われる。そのまま最終回まで抑えられ、その実力差をまざまざと見せつけられた戦いとなった。

4人の投手と13人の野手がグラウンドに立ち、まさに総力戦となった。4年生の引退試合ともなったこの1戦だが、下級生の活躍も見られた。特に、捕手として途中出場した庄中亮太(政策1)が走者を2回刺すなど、これからの活躍を期待させる働きを見せてくれた。これからは4年生の出場しない秋季リーグ戦が待っている。全国という大舞台を目に焼き付けた次の世代の選手たちが、新たな関大準硬式野球部の歴史を彩るに違いない。【文:松山奈央/写真:谷 風花】


△庄中

▼三浦達也監督
「完全に力負けだった。技術やチーム力などすべて日大が上回っていた。しかし、クリーンナップのパワーは負けていなかったと思う。特に4番の藤原がしっかり体を作って結果を出してくれたことで、努力の成果を見せてくれた。4回生が様々なことを乗り越えてつかんだ『全国』という経験は、後輩に影響を与えているはず。下の世代にはさらに質のいいチームを目指してほしい」

▼川村滉介主将(文4)
「4回生の意地を見せつけた試合だった。各々が役割を果たし、笑顔を忘れずに楽しめたから後悔はない。全国の舞台じゃないと本当の実力の差は分からない。今回、全国レベルのチームを直接見ることができたから、後輩にはこの貴重な経験を活かしてほしい。チームのみんなには本当に感謝しかない。みんながいたから頑張れたし、全国にも来ることができた。野球を笑顔で楽しむことを次の世代には引き継いでほしい」

▼藤原
「(2ランホームランについては)100点満点のホームランだった。白石が塁に出ていたから、自分も長打で返そうと構えていた。『ここで打たなかったら終わる』という恐怖やプレッシャーもあったが、打てて本当に良かった。インカレ前の練習試合では連打で点数を取れていたから、それを日大戦に活かしたかった。全国大会のような何かしらの結果が必ず付いてくると思って、後輩たちには頑張ってほしい」


△川村


△藏田


△瀧上


△下條


△黒川


△大西


△笹峰(右)


△上田(上)、瀧上