【なぎなた】男子団体V3、女子個人Vの大健闘!

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◇第56回全日本学生選手権大会◇8月6日◇津市芸濃総合文化センター◇

【演技競技】
3位 関大(久保美菜代=人4・大山清華=人4)
【試合競技団体の部】
4位 関大(久保・田中里彩=人1・木本未来=人3・中熊麻依=人1・大山)
【公開競技団体の部(男子)】
優勝 関大(石橋立成=政策3・梅垣仁志=人3・玉木雅斗=法4)
【試合競技個人の部】
優勝 大山
【試合競技個人の部(男子)】
3位 石橋

今年もなぎなた学生一を決める全日本インカレの幕が開けた。関大は、昨年に林田智笑(16年度卒)が試合競技個人で優勝、男子団体も連覇中と全国屈指のなぎなた強豪校だ。今年こそ男女ともに団体優勝を目標に、チーム全員で躍動する。

大会最初に行われたのは演技競技。なぎなたの形を二人一組のトーナメント方式で優劣をつけ競う。久保・大山は息を合わせた演技で4回戦まで勝ち上がるも、準決勝で大体大に0ー5の大敗。それでも3位決定戦は別府大に5ー0の圧勝で表彰台を逃さなかった。

続いて防具を着け打突で勝負を決める試合競技が行われた。女子団体は、準決勝で正念場を迎える。相手は昨年の優勝校、鹿体大。先鋒・久保、次鋒・田中は1本も取られることなく引き分けで中堅・木本へ回す。しかし、素早い相手のメンで1本を奪われ一敗を許してしまう。もう負けられない副将・中熊は果敢に攻め先手をいく。すると前半に隙をついたメンで1本を奪い意地を見せたが、直後にメンで返され引き分けに。大将が勝つ以外関大の勝利はないという状況の中、大山が登場。関大の応援もさらに熱を増し、大将戦が始まった。スネやメンを仕掛け、技を繰り出すもなかなか入らず時間は過ぎていく。だが、そのまま3分を使い切り、関大は準決勝敗退が決まった。気を取り直し挑んだ3位決定戦は「前に練習試合やった時に負けてしまってたので、絶対勝つ」(大山)と、チーム一丸で1本を狙うも、先鋒で一敗。それでも気を落とすことなく試合を続けたが、その後4戦は引き分けとなり、昨年と同じく4位に終わった。

一方、全日本インカレ連覇中の男子団体は先鋒・石橋が1本勝利で勢いを見せると、2戦目は中堅・梅垣の1本勝ちで順調に優勝へ王手をかける。決勝戦、ここでも石橋が1本を決め、梅垣と大将・玉木が引き分けで終えた瞬間に関大の全日本インカレ3連覇が決まった。誰一人技を入れられることなく、今年も関大の圧倒的強さを見せつけた。

昼休憩を挟み行われたのは、試合競技個人の部。女子には大山が関大代表として出場した。「初めての個人戦でチャレンジャーとして挑んで一戦一戦が一瞬だった」(大山)。初戦、2戦目はラスト10秒でメンを入れ勝利。3回戦は引き分けとなったが、判定3ー0で順当な勝ち上がりをみせた。決勝戦では苦戦を強いられ思うように技が決まらないタイムリミットが迫る中、諦めずに攻め続け試合終了間際にメンの1本勝ち。初出場ながら初優勝を飾った。

男子は昨年の覇者、石橋を筆頭に4選手が出場。大村篤志(法2)、玉木が初戦敗退、梅垣は2回戦敗退と早くも残すは石橋のみとなった。連覇へ残り2勝の準決勝で時間内に決着が付かず、まさかの判定負け。早すぎる敗退となったが、表彰台を懸け3位決定戦へ向かう。これも判定へと持ち込んだが3ー0の完勝で表彰台に上った。

5競技中4競技で3位以内の大健闘をみせた関大。しかし、「自分も含め取りこぼしは多かった」(大山)と女子団体では悔しさも残った。4年生にとっては、11月の西日本学生が最後の大会となる。再び「全員で勝つ」なぎなたを極め、11月に有終の美を飾る。【文/写真:西井奈帆】

▼大山
「誰かが1本取るのではなくみんなで1本狙うことが目標だった。男女ともに団体優勝を狙っていた。昨年も同じところで負けてしまっていた。鹿体大に1本取るのはやはり厳しい。だけどみんなが1本取ろうとしてくれていた。前の4人は今までの練習の中では一番いい動きをしてくれていた。中堅の木本は去年も一緒に出場したけど、見違えるようにしっかりしてくれた。結果負けてしまったけど、本当にチームで戦ってるな取られず思えた。3位がけの相手は前に練習試合やった時に負けてしまってたので、絶対勝つと思っていた。先鋒で取られてしまったけど、チームの士気も落ちることなく、ずっと誰かが返そうとしてくれていた。応援もすごく心強かった。集中してる中でもしっかり伝わってきた。初めての個人戦でチャレンジャーとして挑んで一戦一戦が一瞬だった。本当だったら一本取れるところで取れなかったのはまだまだ反省点。自分も含め取りこぼしは多かった。次の西日本の大会は最後になるので、全員で勝っていきたい」