【馬術】3年ぶりの障害団体優勝!

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◇第52回関西学生賞典障害大会及び第52回関西学生賞典馬場大会◇7月16日◇三木ホースランドパーク◇

【障害飛越競技個人】
1位 松水優斗(文3)・千駿組
5位 原 名月(人4)・キャットウィールズB組
9位 中村大樹(情2)・カリエーレ組
11位 福留健志(文4)・ピトロリーナ組
13位 中村・プーカ組
15位 西田空花(法1)・S.ベロニカ組
【障害飛越競技団体】
1位 関大
【馬場馬術競技】
12位 松水・千駿組

夏の集大成となる今大会。わずか2週間前には総合競技で関西連覇を決め、3年ぶりとなる障害団体優勝へ期待が高まる。

障害飛越競技、関大最初に登場したのは中村・プーカ組。最初のバーを落下させるとその後もリズムをつかめず、勢いをつけられない。ここまで満点走行が1組も出ないまま試合は続いた。しかし、12組目の松水・千駿組が本領を発揮し順調な走りを見せる。そして減点0でコースを走りきり、会場からは歓喜の声が上がった。その後西田・S.ベロニカ組はタイム減点に苦しみ、15位。福留主将・ピトロリーナ組も序盤と最後のバーを落下させ減点12と苦しめられる。一方、原・キャットウィールズB組は序盤でバーを1つ落とすも、すぐに立て直し5位に食い込んだ。久しぶりに好成績を残した原だが、「1つ落としてなかったら、完璧だった」と悔しさを口にした。関大最後の走行は馬を変え、中村・カリエーレ組が担うも、惜しくも減点8に終わった。

松水・千駿組の後、他大学の1組が減点0を出したため、ジャンプオフが行われた。「相手も減点0で帰ってくると思ったので、タイムを稼ごうと思った」と話すように、難しいコースでショートカットに成功し、満点走行。相手は反抗で減点となり、松水・千駿組が初優勝が決まった。完璧な走りかと思われたが、「ジャンプオフは経験があまりなくてなんとも言えないけど、1走目に関しては全然満足していない、馬が仕上がっていた」。個人優勝を果たした松水だが、全学へ向けさらに上を目指す。馬場競技では自身の体調不良で出番5分前の運動ができずに挑んだ。それでも落ち着いた演技を見せたが12位と、不本意な結果となった。

3年ぶりの団体優勝と、松水・千駿組の個人優勝。選手が口々に「流れが良くなってきた」と今大会を振り返った。目標は11月にある全学での障害団体優勝。『常勝関大』復活を懸けた暑い夏が始まる。【文/写真:西井奈帆】

▼福留主将
「団体優勝は本当に嬉しい。自分も含め個人成績がよくなかった組もあったけどチーム一丸となって勝てたと思う。個人的には下見の時に注意するべきところをわかっていたけど、人間のミスで失敗をしてしまった。全学まで修正するべきところはたくさんあるけど、全学まで長いようで短いと思うのでしっかり調整していきたい」

▼原
「馬の調子はずっと良かったけど、人が馬の仕上げ方をわからなくなっていた。それを1から教わりながらやっていくうちに馬の良さを引き出せる準備運動をできるようになってきた。減点4は完全に人間の判断ミスで、あれさえなかったら完璧な走りだった。馬は100点だった。団体が優勝できたのは一番嬉しいけど、1度勝ってる試合だから5位に関してはすごく悔しい。総合も優勝してこれも勝てていい流れになってきたから、今までの長い悪い流れが少しずつ変わってきた。馬は人間より暑さに弱くて夏バテもしてしまうから、しっかりケアをして夏を超えて、全学に向けてやっていきたい」

▼松水
「総合競技から2週間、千駿の調子はすごく良かった。人はイマイチだったけど馬がカバーしてくれた。個人優勝に関しては、1年秋ぶりに久しぶりにウィニングランできて良かった。ジャンプオフでは、相手の組が満点でくると思ったから、タイムでやれるだけやってみようと思った。ジャンプオフは経験があまりないからなんとも言えないけど、1走目に関しては全然満足していない。馬の調子が仕上がっていた部分もあった。自分が入学してから初めての団体優勝できて良かった。馬場に関しては、これから全学までの3か月で調整が必要。まだ伸びる馬だと思うから、全学でもチャンスはある。全学では、障害競技と総合競技の日程も詰まっていてハードなのでケアをしっかりしないといけない。目指すのは全学で障害団体優勝なので、またチームで頑張っていきたい」

【競技説明】
馬場は基本的な歩き方を組み合わせた演技の正確さや美しさで勝敗を決定。障害飛越とは違い、得点率の高さを競う。
障害飛越は減点数の少なさで勝敗を争う。以下の行為により減点4が課される。
・バーを落下させる
・水濠の水に着水する
・馬が障害を拒否する(反抗)
また、制限タイムを超えた場合、4秒につき減点1が課される。さらに反抗が2回または3回あった場合や経路違反、障害間45秒経過は失権(減点500)となる。首位の個人成績の減点数が同じ場合、ジャンプオフ(決勝戦)を行う。