【ソフトボール】3投手の完封リレーで勝利!

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◇チャレンジマッチ第2試合対大体大◇7月16日◇園田女子大学第1グラウンド◇
関 大 000 001 1=2
大体大 000 000 0=0
(関)杉本、萩森、平木―江口

5月のチャレンジマッチに敗れ、全日本インカレ出場の切符をつかむことができなかった関大。だが、同大が出場を棄権したため関西地区の全国出場枠に空きができた。そのため、前回のチャレンジマッチで敗れた関大を含む立命大、大体大の3校で最後の枠を争うことに。転がり込んできたまさかのチャンス。土壇場からの悲願達成へ向け、大事なダブルヘッダーに挑んだ。

1回表を三者凡退で抑えられ、迎えた2回表。先頭打者の4番・安平泉主将(人4)のレフト方向へのヒットと、続く江口実里(人4)の送りバントでランナーは二塁まで進む。しかし、続くバッターがフライを打ち上げ、なかなかチャンスをものにできない。その後の3回表には相手のエラーで出塁するが、そこでも打線をつなげられずに終わった。

3回までを打者10人で抑え、安定したピッチングを見せていた先発・杉本樹菜(人2)がマウンドを降りると、2番手・萩森ちひろ(人2)が暴投などでランナーを三塁まで許してしまう。しかし冷静なピッチングで対応し、その後の打者を空振り三振と遊飛で仕留めて後続を断った。

静かな打線が続く中、ゲームが動いたのは6回表、関大の攻撃だった。「思い切り振ろうと思っていた」と、1番山元麻莉絵(人3)がさすがの実力を見せつける本塁打を右方向へ打ち込む。切り込み隊長の先制弾でチームメイトの闘志に火をつけた。

1点差でマウンドに立った荻森は6回裏に再びピンチの場面を迎える。味方のエラーと送りバントで三塁に走者を背負い、1本許せば逆転される場面。しかし萩森は動じることなく、大体大から送り出された代打をきっちりと内野ゴロに仕留め、無傷でピンチを乗り越えた。

そして7回表、最後の攻撃。もう1点欲しい関大ナインの期待を背負い、バッターボックスへ向かったのは6番・辻楓(人1)。「初球から積極的にいこうと思った」(辻)の言葉通り、1球目を豪快に振り抜くと、ボールはそのままレフトスタンドへ吸い込まれる。ダメ押しの1点を放った辻は、笑顔でダイヤモンドを一周した。

7回裏の最終回にマウンドを任されたのは、頼れるクローザー・平木琴実(人3)。自慢の速球を軸にした組み立てで大体大打線を3人で抑え、関大の第1戦を白星で飾った。

なかなか打線が鳴らず、嫌な流れを抜け出せなかった関大を勝利に導いた投手陣の好投と2本の本塁打。最後の最後に魅せる、関大らしい試合だった。全日本インカレ出場権を今度こそ手に入れるまであと1勝と、駒を進めた。【文:松山奈央/写真:嶋健太朗】

▼山元「(本塁打を)狙ってはいなかったが、気持ちが燃えていて思い切り振り抜いた。入ってくれて本当に良かった。調子は良い方だったから、冷静さを持って打席につけたと思う。精神的に大変な試合だったが、最後はやはり気持ちで勝負した」

▼辻「西日本インカレでは自分のバッティングに納得していなかったから、このチャレンジマッチは良い機会だった。初球から積極的にいこうと思っていて、やっとその結果が出たという感じ」