【準硬式野球】5番・木下の一打で打線目覚める!一挙7得点でコールド勝ち!

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◇関西六大学春季リーグ第4節対阪大1回戦◇4月9日◇わかさスタジアム京都◇

阪大 000 001 0=1
関大 002 007 X=9(7回コールド)

(阪)加藤、秋山―佐々木
(関)能塚―瀧上

前節・同大戦で連敗を喫した関大。今日は阪大が相手だ。阪大は第2節の同大戦で12-6で勝利を収め、「打」のイメージを刻印させた手ごわいチーム。流れに乗せず、関大先手で試合を進めていきたい。

関大の先発は能塚。少ない球数で初回は三者凡退に仕留め、テンポ良く裏の攻撃につなげる。関大は1死から2番・楠が左前打で出塁すると、続く笹峰への初球で一塁走者の楠が二盗を決める。打者の笹峰は四球を選び、1死一、二塁。4番・瀬川は右飛に倒れ、飛び出していた走者が戻れず3つ目のアウトを取られてしまった。先制とはならなかったが、阪大とは対照的に初回から得点圏に走者を進めた。

3回、先頭打者を三塁手・笹山の失策で出すと、盗塁と安打で無死一、三塁。次の打者の打球を中堅手・笹峰がつかむとすぐに遊撃手・深井主将に送球し、深井も正確な送球で本塁へ投げ込み、相手のタッチアップからの生還をさせなかった。二番打者は三ゴロで三塁走者を三本間で挟み、深井が2アウトを取る。その間に二塁走者が三塁を陥れようとしたが、深井が落ち着いて走者を刺し、ピンチを切り抜けた。

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この裏の攻撃では、1死から1番・倉井が四球で塁に出ると、楠も内野安打で続く。盗塁を試みた走者に対し、相手捕手が二塁へ送球するも悪送球となり、倉井が生還。さらに、笹峰、瀬川の連打で2点目を挙げた。

4回は3回に続いて先頭を三塁手・笹山の失策で出塁させてしまうも、次打者は笹山が前の失策を取り返す好守で併殺に仕留める。2死をとった後、遊撃手・深井主将の失策で走者を許してしまう。「味方の失策で先頭を出してしまい、苦しい場面もあったが、今日は全体的に良かった」(能塚)。今までで一番調子が良かったという能塚が踏ん張り、無失点で終えた。

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6回表、先頭のゴロに悪送球が絡み、右翼手・瀬川の元にまで勢いよくボールが転がっていく。その間に走者は3塁へ到達し、また、バッテリーエラーで不運な形で1点を献上してしまう。しかし、その後は能塚が3人でぴしゃりと締め、2-1で6回裏を迎える。

先頭の木下は前の2打席は打ち取られていたが、真っ直ぐをとらえ右方向へはじき返す。「意外に打球が伸びた」(木下)。右越三塁打でチャンスを作ると、7番・深井が捕手と投手の間に打球を転がし、今季初のスクイズを試みる。打球を捕手がつかみ、本塁タッチアウトを狙うも木下の足が勝り、すぐに1点を取り返した。これを皮切りに関大打線が阪大に襲いかかる。8番・笹山が左前打で出塁し、ここで相手投手が交代。能塚への3球目に2人の走者が盗塁を決め、能塚は適時内野安打。打順はトップにかえり、倉井、楠も安打で続き、再びチャンスを作ると三番・笹峰の内野ゴロの間に4点目を挙げる。2死にはなったが、関大の攻撃はここでは終わらなかった。4番・瀬川の強い打球は内野安打。打者一巡して、木下は代わった投手をも完璧にとらえ、中越二塁打で走者を2人かえした。終わってみれば、11人で7安打7得点のビックイニングを作った。

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大量援護をもらった能塚。7回表を抑えればコールドとなる。2死一、二塁の場面で三番打者がレフトへ大きな打球を飛ばす。それを代わった左翼手・濱名が好捕し、ゲームセット。今季初となるコールド勝ちで大事な1勝をつかみとった。

試合後深井主将は、「今日の試合は先頭を失策で3回出してしまった。守備が一番の課題」と口にし、4失策となった守備の課題が浮き彫りとなった。関大の通算成績は5勝2敗。単独首位の同大が今日の試合で敗れたため、同大、関大、立命大が同率の1位になった。関学大は1敗差で4位となっているため、ここからは1勝で順位が大きく変動していくに違いない。春季リーグも残すところあと3試合。このままの勢いで次戦も勝利し、最終節につなげたい。【吉田佳奈】

▼深井主将
「阪大は同大に1試合勝っていて、打力のあるチームなので油断はできなかった。先発投手もあまり打てている印象はなくて、自分たちは挑戦者という気持ちでやっていた。守備のミスが続き、守備からリズムを作れなかった。3回は相手のミスで先制を取ったという感じ。二塁走者の倉井が完璧なスタートで三盗を決めてくれてチームが勢いづいたかなと思う。6回が始まる前は、みんな正直表情が硬くて楽しめていなかったので、楽しんで野球をしようと言っていた。木下がよく打ってくれた。完全に勢いづいた。相手投手はリーグの中で最遅投手だった。体を開かずに逆方向に強い打球をという意識だった。内野安打が多かったが、良いところに転がしてくれたと思う。先発の能塚も試合前に調子が良いと言っていた。肩が良くない中生きた球を投げてくれたと思う。今日の試合は先頭を失策で3回出してしまった。守備が一番の課題。先頭を出してしまったら相手に勢いが出てしまう。今季リーグ初のコールドで勝つことができた。この勢いで打ち勝つ野球をしていきたい。明日は課題の守備を克服し、勝って最終節につなげたい」

▼能塚
「同大戦で連敗はしたが、まだ優勝が狙える位置にいると思うし、その中でも1戦も落とせない状況ではあるので、不甲斐ないピッチングだけはしないでおこうという感じだった。今日はテンポ良く打たせて取るということを心掛けていた。打たせて取れたので良かったと思う。調子は今までで一番良かった。味方の失策で先頭を出してしまい、苦しい場面もあったが、今日は全体的に良かった。(クリーンアップに対しての攻めは)試合中に試している。バッテリーを組んだ経験がまだ少ないので、試合中にどれだけ修正していけるかという感じだった。ピンチはあったけど、踏ん張れたと思う。(6回は)1点入ったのは仕方ないと思って他の走者、無死で出した走者に集中していた。(次に向けて)今日みたいな投球ができるように頑張りたい」

▼木下

「バッティングは良い感じ。ちゃんと自分のゾーン、ポイントで打てていることが今のバッティングにつながっているかなと思う。(6回は)チームで逆方向を意識していた。前の2打席の内容が悪くて、開き直って自分のバッティングをしてみたのがつながったのかな。打ったのは真っ直ぐ。意外と打球が伸びたので、打点につながって良かった。自分の安打からチームが流れに乗った感じ。明日につなげていけたらなと思う。(6回2回目の打席は)相手投手は代わっていたが、一番手と球速もそんなに変わっていなかった。良い感じで走者が出ていたので、初球のストライクから思い切って振っていこうと思っていた。明日も打ちます!」

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