【ソフトボール】川添意地の一撃も 1点差に泣く

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◇第49回西日本学生選手権大会準々決勝対環太平洋大◇7月10日◇宮崎市KIRISHIMAヤマザクラ軟式野球場B◇

環太平洋大 002 100 0=3
関   大 000 002 0=2

(環)先村、糸数、先村―山内
(関)松田、大久保―黒木

1時間前に行われた福岡大戦をエース松田祐汰(人4)の好投で完封勝ちした関大。続く準々決勝は優勝候補の環太平洋大戦だ。体育会昇格以来初の優勝をつかんだ2年前の西日本インカレ決勝では白熱した戦いの末、最後の最後まで追い詰められた相手だけに、今回も苦しい展開が予想される。

連投となった松田は3回に先制点を与える。四球で出した走者を犠打で二塁に進められると、1番宇根に二塁打を浴び失点。その後、1死一、三塁の場面で代打小見山を遊ゴロに打ち取る。遊撃手の新宮魁(情4)は二塁に転送するが、その間に三塁走者の宇根がホームイン。川添裕貴主将(人4)が「レベルが高い」と振り返ったように、試合巧者の環太平洋大は一瞬の隙を見逃してはくれなかった。

4回にも1点を失った関大は、5回から大久保博貴(情3)がマウンドに上がる。大久保は5回にエラーの走者を出すが、併殺で切り抜けるなど安定したピッチングで3イニングをぴしゃりと締めた。

1点でも返したい関大は6回裏。先頭の新宮がセンターへの三塁打で出塁する。1死となり、3番川添が打席に入った。「完璧だった」。ど真ん中に浮いた球をとらえると、打球は右中間方向へぐんぐんと伸びフェンスオーバー。1点差に詰め寄ると、ベンチは大盛り上がり。本塁打後おなじみの団体ゴイゴイスーを披露すると、川添は樫原悠平(商2)とハンドシェイクを決め白い歯がこぼれた。

2-3とし、このまま一気に関大ペースかと思われたが、反撃もここまで。今大会不調だった打線はつながりに欠け、1点差に泣いた。

「リーグ戦とはレベルが違う」と川添。格が一段と上がる大会では、主力選手以外の活躍も求められてくる。全日本インカレまであと約2か月。チーム全体のレベルアップが悲願の日本一へとつながる。【文/写真:嶋健太朗】

▼川添主将
「抽選決まった時点でこの日は松田に連投してもらうと考えていた。今大会は全体的に打撃陣が絶不調で、打てない中でどうするかを考えてやった。リーグ戦はそれがうまくはまったが、選ばれた大学しか出られないレベルの上がった大会でうまくチャンスが作れなかった。リーグとはレベルが全然違う。今日の2点目の取られ方も環太平洋大のランナーのレベルの高いプレーにやられた。(ホームランについては)完璧。とても気持ちよかった。0-3でリードされていてチャンスで回ってきた。1点返さないといけないと思っていた。ど真ん中に来たので、うまくバットに乗ってくれた。この大会での収穫はほとんどない。全日本インカレは悔いのないように終わりたい。自分たちの代は『勝者のメンタリティ』を残そうと言い続けてきた。レベルの高いプレーができるように、全日本インカレまで2か月あるのでしっかりと詰めていきたい」