【ソフトボール】杉田がダメ押しの一発!西日本インカレ初戦突破!

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◇第49回西日本学生選手権大会1回戦対至学館大◇7月9日◇宮崎市清武町総合運動公園第2野球場◇

至学館大 000 000 0=0
関  大 100 050 X=6

(関)杉本、平木―江口

3年ぶりの出場となった西日本インカレ。昨日開催予定だった1回戦が雨天順延となり、仕切り直しの初戦を迎えた。4年生にとっては今大会で引退となる。27人で挑む熱い夏が幕を開けた。

関大の先発は杉本樹菜(人2)。今春のリーグ戦から主戦として着々と力を伸ばしている左腕は先頭打者に四球を与えたもの、無失点でまずまずの立ち上がりを見せる。

先制点を取って主導権を握りたい関大はその裏。先頭の山元麻莉絵(人3)が左越え三塁打で出塁すると、1死から3番杉田裕子(人4)の左越え二塁打で鮮やかに先制に成功する。

その後は、両チーム共に得点の糸口を見いだせない。非常に速いテンポで試合が進んだ。しかし、関大の4回裏の攻撃前。曇り空だった宮崎の空が急激に雨音を立てる。そこから2時間以上試合は中断。続行は不安視されるが、選手や地元の高校生などが必死にグラウンド整備を進める。多くの人の尽力もあり、試合は再開した。

「0-0の気持ちでいこう」。ミーティングで気持ちを引き締め直す。2時間のブランクがあり難しい状況の中、関大は決して集中力を切らさなかった。

すると、5回裏。打線が爆発する。1死満塁から暴投で1点を加えると、二、三塁に場面は変わり、2番佐伯瞳(社2)が走者一掃のタイムリーを放つ。そして、圧巻だったのは先制打を放った3番杉田だ。「狙っていた」という言葉通り、得意のインコース低めを思い切りすくい上げる。とらえた打球は理想的な放物線を描き、ライトフェンスの向こうに消えた。杉田の一発で2点を加え、勝負あり。

最終回は、平木琴実(人3)がきっちりと締め、杉本との完封リレーで快勝に花を添えた。

初戦を突破した関大は、明日11時から中国屈指の強豪、環太平洋大と2回戦で対戦する。 「明日も普段通りの楽しく試合をする関大らしさで最後まで全力でやっていきたい」と安平泉主将(人4)。大阪だろうが、宮崎だろうが関係ない。楽しく自然体でソフトボールをする。それだけで、勝利の女神はほほ笑んでくれるはずだ。【文/写真:嶋健太朗】

▼安平主将
「(昨日中止になったが)気持ちは切れていなかった。部屋でトレーニングする子や宿の隣でティーバッティングをしたりしていた。室内でがっつりやれたこともあって、モチベ―ションは下がっていなかったと思う。(4年生が教育実習で抜けたが)だらけずに自覚持って練習してくれていた。1週間前に戻ってきた自分が一番不安だった。(雨の中断もあったが)そこで意識がしっかりと変わった。序盤はフライを上げていたのをしっかりゴロ意識でグラウンドを生かした攻撃ができた。明日も普段通りの楽しく試合をする関大らしさで最後まで全力でやっていきたい」

▼杉田
「(1打席目は)絶対還す気持ちで、いい場面で回ってきたなと気合いが入った。中断中も気持ちを切らさず、相手も気持ちが入っていると思ったし集中していこうと思っていた。(1-0で勝っていたが)ミーティングでも0-0の気持ちでいこうという声が出ていた。(ホームランについては)一番好きな球。インコースの低めに来て、一発狙っていった。昨日、男子部と合同で室内練習をして、男子のスイングを見て吸収していたこともあるし、素振りでもいいイメージができていた。チームとしては一つずつ真剣に戦って、打席の中では自分のスイングをしていきたい」

▼杉本
「先頭打者にフォアボールを出してしまって、いつもの課題が出てしまった。無駄なランナーを出してしまって、自分で苦しめてしまった。流れがいい時にフォアボールを出さないようにしないといけない。低めに投げて浮かないことを意識して無失点に抑えられたのはよかった。一昨日に雨の中で練習していたので、今日の雨もピッチングに影響が出なかったと思う。4年生と1戦でも多く楽しく試合をできればと思う。流れを持ってこられるようにフォアボールをなくしていきたい」