【ハンドボール】ダブルスコアで敗戦 “関大女ハン”今こそ立ち上がれ!

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◇平成29年度西日本学生選手権大会インカレ出場決定リーグ戦最終節対関学大◇7月9日◇福岡市立早良体育館◇

【前半】関大6―15関学大
【後半】関大8―13関学大
【試合終了】関大14―28関学大

ブザーが鳴った瞬間、選手たちは呆然と立ち尽くした。インカレ出場権をかけたライバル関学大との運命の一戦は、ダブルスコアで敗戦。“関大らしい”ハンドボールは影を潜め、完敗だった。しかし、まだ終わったわけではない。今こそ全員で立ち上がる時だ。

試合序盤から苦しい展開だった。8分過ぎまでに2-6と離され、すかさずタイムアウト。しかし、一度失った流れは簡単に引き戻すことができず、その後も我慢の時間が続く。迎えた19分過ぎ、髙橋遥歩(社1)の強烈なシュートで、ようやく劣勢ムードを一蹴。


▲髙橋遥歩

点差を縮め、後半に望みをつなげた。


▲片山愛梨主将


▲新川紫央(人2)

勝負の後半、しかし、今日の関大はなかなかエンジンがかからない。寺内監督が「守れないと勝てない」と振り返ったように、得意の『ディフェンスから速攻』の形を作れなかった。関学大の枠内シュートが次々とゴールになるなど、ツキにも見放されて13分過ぎには9-24。完全に試合の主導権を握られる中、一人孤軍奮闘する選手がいた。コートを縦横無尽に駆け回るポストの藤村祐理子(商2)だ。


▲藤村祐理子

1年生時からレギュラーで活躍し、献身的な動きが持ち味だが、この日は得点を量産。糸口が見えないオフェンス陣を奮起させるかのような、気迫あふれるプレーでチームを鼓舞し続けた。徐々に理想の形での得点シーンも増えるが、残された時間があまりにも短かった。


▲稗田眞子(人3)

最後は14-28で試合終了。西日本学生選手権大会を1勝2敗で終え、インカレ切符を手にすることはできなかった。

「悔しいし、応援してもらった人に申し訳ない」(片山愛梨=人4)。試合後、涙ながらに声を振り絞った主将。結果はもちろん、“関大らしさ”が消えた試合内容に悔しさだけが残った。しかし、まだリベンジの機会は残されている。勝負の秋に向け、今こそ全員で立ち上がれ。【文:高橋良輔/写真:奥井健太】

▼寺内監督
「ディフェンス、GKの差が出てしまった。守らないと勝てない。速攻の形に持っていけなかったのと、大会を通して決定力が悪くなってしまった。西カレを1勝2敗で終えて、やっぱり総合力は劣っていたのかなと思う。春リーグと同じ順位になったので、そこは自覚しないといけない。でも、いいところもたくさん増えているのは事実。これをいい経験にして次に生かせるかどうか。責任は全部自分にある。選手たちは試練だと思ってプレー面でもマネージメントでも、もう一度頑張ってほしい。もっとできると思っているので、今後に期待したい」

▼片山主将
「プレーではなくて、気持ちの部分だったと思う。自分たちはまだインカレに出場する資格がないということ。ディフェンスとGKは課題。でも、それ以上に自分たちがいい状態で試合に入れるように準備をしなければいけない。プレー、雰囲気も含めて関大らしさは出すことができなかった。自分自身も、もっとリラックスさせてみんなを試合に臨ませてあげたかったと思う。今日会場に応援に来てくれた人、ここにはいなくてもたくさんの人に応援してもらっていたのに、こんな試合になって申し訳ない。コートの中の7人がもっと頑張らないといけない。強くなれるように、関大らしさを出せるようにこれからやっていきたい」