【ハンドボール】苦しみながらも、初戦白星! “インカレ切符”18人で掴み取る!

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◇平成29年度西日本学生選手権大会インカレ出場決定リーグ戦第1節対環太平洋大学短期大学部◇7月7日◇福岡市立早良体育館◇

【前半】関大12―9環短大
【後半】関大10―12環短大
【試合終了】関大22―21環短大

1点差の勝利も、選手たちの表情は曇ったまま。全日本学生選手権大会(インカレ)をかけた福岡決戦の大事な初戦は、課題の残る一戦になった。しかし、要所で得点を重ね、相手の猛攻を退けてつかんだ価値ある1勝。最大の山場である大同大、関学大撃破に向けて確かな一歩を踏み出した。

「出だしでつまずいてしまった」(片山愛梨主将=人4)。その言葉通り、関大のスローオフから始まった試合は、環短大が先に流れをつかむ。開始10分で2-5と関大はいきなり追う展開になった。しかし、稗田眞子(人3)の得点を皮切りに、篠崎佑夏(情3)が続き、驚異の6連続得点で逆転。


▲稗田眞子

3年生コンビがチームをけん引し、徐々に流れを引き寄せる。その後は相手のミスを突き、1対1で確実にゴールネットを揺らした。片山も前半だけで4得点と気を吐き、12-9とリードして前半を折り返す。


▲片山愛梨主将


▲藤村祐理子(商2)

迎えた後半、前半に苦しんだ髙橋遥歩(社1)が得点を挙げ、相手に流れを渡さない。


▲髙橋遥歩

しかし、片山が「ディフェンスが機能しなかった」と振り返ったように、相手のロングシュートを止め切れず、試合は一進一退の攻防を見せた。

時計の針が進むにつれ、シュートまでの形が作れない時間が続き、17分過ぎにはついに同点。稗田の気迫あふれるプレーで応戦するも、ラスト5分でまさかの逆転を許した。20-21と絶体絶命のピンチを迎えるが、ここから一気にギアを上げる。


▲新川紫央

プレッシャーがかかる緊迫した場面にも関わらず、新川紫央(人2)がきっちりと決めて追いつき、この日一番の連動したパス回しから最後は篠崎。


▲篠崎佑夏

チーム最多の自身8得点目で勝負を決めた。苦しみながらも、22-21のシーソーゲームをものにして見事に白星発進を決めた。

この日の試合を振り返って寺内監督、片山主将ともに反省を並べたが「勝ち切ったことが収穫」と前を向いた。明日は最大の山場であり、関学大を倒した大同大との試合を控える。試合後は、大事な一戦を前に「気持ちを切り替えよう」と選手だけで改めて思いを共有する場面があった。七夕の日に18人が再確認した思いを、必ず結果に結びつける。インカレ切符まであと2勝だ。【文・写真:高橋良輔】

▼寺内監督
「満足はしていないけど、ひとまず勝ててよかった。インカレをとることが西日本の大きな目標なので、勝ったことは次につながる。でも、勝てる相手ということでゆるみがあったと思う。立ち上がりの悪さは課題だし、今日の出来だと明日以降は通用しない。6月から練習の雰囲気も良くなって、関関戦でいいゲームができたのでもう一段上がっていかないといけない。明日、明後日に勢いを持っていければ良かったけど、しっかりと切り替えてプレッシャーに負けないようにしてほしい。その中でも稗田のプレーはよかった。要所でチームに緩急をもたらしてくれて気持ちが入ったプレーを見せてくれた。明日が山場。でも悪い内容で初戦をとることができたので、もう1度切り替えて前向きにやっていきたい」

▼片山主将
「まったくイメージとは遠い試合だった。負けてしまうという焦りはなかったけど、出だしからつまずいて、思った以上に点差も広がらなくて苦しい展開にしてしまった。ディフェンスから速攻をミーティングから意識していたが、相手の1対1が独特のタイミングでディフェンスが機能せず、オフェンスにも響いてしまった。足も止まっていたし悪循環になっていた。ぎりぎり勝つことができたけど、明日以降はこんなゲームではだめ。気持ちを切り替えて、みんなも分かっていると思うので、コートの中にいる人はしっかりと自覚をもって18人で自分たちの良さを出していきたい。明日、明後日も厳しい試合が続くけど、自分たちのプレーであるディフェンスから速攻を意識してインカレ出場権を獲得できるように、しっかりと勝てるように頑張りたい」