【レスリング】脇田が両スタイルでの入賞!田中、一瀬も3位に輝く。

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◇平成29年度西日本学生新人選手権大会◇7月2日◇金岡公園体育館◇

【男子グレコローマンスタイル】
59㌔級 加藤 5位
71㌔級 松下 予備戦敗退
一瀬 3位
85㌔級 脇田 準優勝
98㌔級 田中 3位

昨日行われたフリースタイルでは、脇田俊之(人2)が大学初優勝を飾るなど、1日目で早くも昨年を超える成績を収めたレスリング部。2日目のグレコローマンスタイルにも加藤優輝(人2)、松下直樹(法2)、一瀬剣(社2)、脇田、田中颯人(人1)の5人が挑んだ。8月に控える全日本インカレに向け、好成績を収めたいところだ。

59㌔級加藤は、1回戦からの出場となった。相手のパッシブで先制すると、場外への投げで相手を倒し、開始1分30秒でフォール勝ちを収める。続く、準々決勝は、タックルからバックを取り2ポイントを奪う。その後パッシブで1点を失うも、場外へと押し出し3-1で第1Pを終える。続く第2Pでも、背後を取り2点を追加。またもパッシブで1点を失うが、投げで点数を追加すると7―2で勝利した。迎えた準決勝。いきなり直立から投げを決められ4点を失う。しかし、バックを取り2点を返す。さらに投げを決め追加点かと思われたが、相手側のビデオ判定要求によりノーカウントとなる。その後は両者攻め手を欠き2-4で、第1Pを終える。巻き返したい第2Pだったが、開始から圧倒される。2度の投げを食らうとそのまま背後を取られてしまう。25秒でテクニカルフォール負けを喫し、3位決定戦へ回ることとなった。3位決定戦はバックで先制するが、場外へ2度押し出されてしまい同点とされるとその後もテイクダウンなどで4点を追加され、2―6で敗戦。入賞とはならなかった。

71㌔級松下は予備戦からの出場。果敢にタックルを仕掛けるとバックを取り2ポイントを先取するが、その後2度背後を取られるなど7点を失う。最後は投げからのローリングを決められ、テクニカルフォール負け。無念の初戦敗退となった。

同じく71㌔級の一瀬。予備戦・1回戦を得意のバックからのローリングで一気に点を奪い危なげなくテクニカルフォール勝ちで突破する。しかし、準々決勝では「バテバテだった」と語ったように、投げとバックで4点を先制されてしまう。その後、相手のパッシブで1点を返すが、場外へ押し出されてしまい、1―5で第1Pを終える。第2Pは、いきなりバックを取られてしまうとテクニカルフォールまで後2点とされてしまう。しかし、「あきらめなかったので勝てた」と一瀬。背後を取り2点を返すと、タックルを仕掛けバックからのローリングでさらに4点を追加。最後は、またも背後を取り土壇場から9―7で逆転勝利を収めた。しかし、疲れからか準決勝では首投げを決められるとそのままフォール負け。その後行われた3位決定戦。場外へ押し出され先制されるも「3位決定戦は自分のやりたい技が決まって気持ち良く勝てた」(一瀬)。まずは、投げからの抑え込みで4点を獲得し、逆転すると背後を取り2点を追加。その後、得意のバックからのローリングを決め、第2R開始1分でテクニカルフォール勝ちを決めた。だが、「1番になることに価値がある」と一瀬は3位という結果に満足していない。課題である減量と技の少なさを克服し、インカレで上位進出を狙う。

昨日、得意とするフリースタイルで優勝した脇田は、85㌔級に出場した。準々決勝はバックで先制すると相手のパッシブで1点を追加。さらに、投げられそうになった状態から再び背後を取り5―0で勝利した。準決勝も無失点で突破したが、「攻め手がなかったのでテクニカル(フォール)にはならなかった」と余念はない。両スタイル優勝への期待が高まる中、迎えた決勝だったが「相手を崩せたけど崩し切れなかった」と脇田。第1P、第2Pで一つづつパッシブを取られると、両者攻め手に欠きこのポイントのみで6分間が終了した。試合終了後脇田は、「決勝まで行ったので優勝したかった」と悔しさをあらわにした。両スタイルで表彰台に上っただけに、全日本インカレでのメダル獲得に期待が膨らむ。

98㌔級には唯一の1年生田中がマットに上がった。1回戦は昨日のフリースタイル優勝者であり、昨日の準決勝で敗れた福岡大・執行との対決に。場外へ押し出され1点を失うが、相手の2度のパッシブで逆転に成功。その後相手の反則で2点を追加すると、パッシブを取られるも2点を守り切った。リベンジを果たしたが、「もっと攻められたと思う」と反省を口にした。準々決勝は1点を失うが、投げを決め逆転に成功する。しかし、第1R終了間際にパッシブを取られ同点とされてしまう。第2Rでは、場外への押し出しとテイクダウンで3点を失うと巻き返せず敗戦を喫し、敗者復活戦に回った。敗者復活2回戦は、開始早々首投げを決めると25秒でフォール勝ちを収める。多くの選手が見守る中行われた3位決定戦。開始早々、巻き投げで4点を奪われ「だいぶ焦った」と田中。しかし、準々決勝の反省を生かし、積極的に攻めるとタックルからのバックで2点を返す。さらに相手のパッシブで1点を追加する。その後は両者攻め手を欠いたが、第2P30秒となったところで試合が動く。田中が素早いタックルから背後を取り、2ポイントを獲得するとそのまま逃げ切り勝利。残り30秒での逆転劇に、選手、マネジャーともに歓声を上げた。インカレに向け、「ベスト8に入れるように頑張りたい」と抱負を口にした。

脇田が両スタイルで表彰台に上るなど、昨年のこの大会の雪辱を果たしたレスリング部。8月に控える全日本インカレ、そしてリーグ戦へ向け関大レスラー達は、さらなる進化を遂げる。【文:奥井健太/写真:永津星斗】

▼一瀬
「1番になることに価値があって、天皇杯に出られるから1番と3番のメダルの色の違いはでかい。今回色んな課題が見つかって、減量のやり方とか技のレパートリーの少なさとかが見えた試合が多かった。点を取れる技を増やしていきたい。予備戦と1回戦は、すぐにバックを取ってローリングで行けた。2回戦はぎりぎりの戦い。最初7-1ぐらいで後2点で負けるという危ない場面だったが、あきらめなかったので勝てたが相手が体力があって最初の動きをされたら多分負けていた。減量の仕方がダメだった。3位決定戦は自分のやりたい技が決まって気持ち良く勝てた。最初は相手のガードが固くて攻めきれないところがあった。もっと最初に技を仕掛けられたら良かったというのはある。(課題は)減量と技の少なさ。バックを取ってからのローリングは得意。グランドからなら攻める技があるが、グランドにもっていくまでが技がない。2回戦と準決勝は相手は体力回復していたが、自分はバテバテだった。体力の差は感じていた。試合感覚が短く、減量を失敗しているので回復できなかった。(全日本インカレに向けて)東日本もいて、新人戦よりもレベルが高くなると思うので、賞状を取れるように練習を頑張っていきたい」

▼脇田
「今日は決勝まで行ったので優勝したかった。決勝は相手を崩せていたのにそこから攻めることができなかったので、練習で修正していきたい。最初に相手に前に出られたことが敗因。疲れはなかった。昨日は実力だと思う。フリースタイルの方が得意。1、2回戦はいいように言えば無失点だが、攻め手がなかったのでテクニカル(フォール)にはならなかった。(決勝は)相手を崩せたけど崩し切れなかった。課題は崩しからの展開。フリーでも、勝つことはできたが追加点を増やしていきたい。収穫は、自分の崩しが前よりも効いたということと結果が残せたのは自信が付いた。優勝も準優勝も始めて。3位はあった。決勝まで行ったのでせっかくなら両スタイル優勝したかった。(全日本インカレに向けて)去年は関東の選手に歯が立たなかったので、まずは関東の選手から1勝すること。そこから上位入賞を目指していきたい」

▼田中
「準々決勝では点も取れていい勝負ができたが、自分の技の甘さや攻め方が全然できなかった。敗者復活と3位決定戦は準々決勝ダメだった分いい動きができたと思う。1回戦は昨日フリースタイルでぼこぼこにやられた相手。昨日の分のリベンジを果たそうと思い自分からやっていたつもりだった。もっと攻められたと思う。でもリベンジできたのはうれしかった。準々決勝は、1回戦の自分の動きが良かったと思ったのでその分自分から攻めていこうと思ったが相手も力が強くて押されて、押されてポイントを取られという部分が負けにつながったと思う。3位決定戦は、準々決勝で力の差があってポイントを取られて負けたので下がらないことを意識して、攻め続けて最後の30秒ぐらいで点が取れて逆転することができた。初めに点を取られてだいぶ焦ったが、ここで焦ったらまた同じ技を食らうし、相手は投げを打ってくる選手と分かっていたのでその分距離を縮めて前に出るという準々決勝の反省がうまくいったと思う。この大会は大学入ってから2回目の大会だった。4月のJOCでは2回戦で負けた。大学に入ったばかりの試合で、身体もできておらず体力ばてもしていた。しかし、練習して今回体力ばてはそんなになかったと思う。(全日本インカレに向けて)まだ1年なのでこれから練習に取り組んでベスト16、ベスト8に入れるように頑張りたい」