【漕艇】新人男子エイトが優勝!

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◇平成29年度関西選手権競漕大会◇7月2日◇大阪府立漕艇センター◇

【女子シングルスカル 準決勝3組】
4着 甲田 9:45.24→準決勝敗退
【男子エイト 敗者復活3組】
3着 6:36.15→敗者復活敗退
【浜寺杯男子エイト 敗者復活1組】
4着 9:31.38→敗者復活敗退
【男子ダブルスカル 準決勝2組】
6着 8:31.90→準決勝敗退
【男子舵手付きフォア 準決勝3組】
6着 7:50.35→準決勝敗退
【女子ダブルスカル OPEN1組】
5着 9:23.55→総合11位
【浜寺杯男子エイト 決勝】
1着 A 7:36.98→優勝
【女子舵手付きクォドルプル 決勝】
4着 8:02.69→総合4位

大会2日目は前日とは打って変わって穏やかな天候のもと行われた。また、コース距離も1000㍍から本来の2000㍍に戻され、各々がレースで奮闘した。中でも浜寺杯男子エイトに出場した、1年生が中心のクルーである男子エイトAが優勝。これからの活躍への期待がより一層高まった1日だった。

▲女子シングルスカル甲田

この日初めにレースに出場したのは、女子シングルスカルの甲田侑希(商4)。序盤は2、3番目を走るが、結果は4着。決勝進出には手が届かなかった。

続いて行われたのは男子エイト敗者復活戦。前日にスパートで驚異の追い上げを見せたが、あと1歩の所で決勝進出を逃してしまった。スタートで前に飛び出し、1000㍍地点を1着で通過。順調にレースを進んでいたと思われたが、後半で失速してしまう。「スパートで巻き返せなかった」と川添司樹(かずき=情4)主将が振り返るように、関大が得意とするゴール直前での加速は歯が立たず、惜しくも3着で決勝には進めなかった。

▲男子エイト

▲男子ダブルスカル 岡尾(左)・植野

▲女子ダブルスカル 天野(左)・林

▲男子舵手付きフォア

また、浜寺杯男子エイトの敗者復活戦では男子エイトBが4着ではあるが、かけ声を絶やすことなく最後まで健闘。男子ダブルスカルの準決勝に挑んだ、バウ・岡尾匠弥(政策4)と植野修爾(経3)も6着ではあるものの、「自分たちの漕ぎができた」と岡尾は胸を張る。男子舵手付きフォアも最後の最後まで他艇に食らいつこうとするも、6着。ストローク・天野優希(社4)と林奈々(社4)の女子ダブルスカルも3、4番目を走っていたが終盤で他艇の追い上げを喫し、5着でレースを終えた。

▲浜寺杯男子エイトA

上位進出をかなえたクルーは出ず、大会は終盤を迎えるが、浜寺杯男子エイトに出場した男子エイトAが悪い流れを断ち切った。立ち上がりから他艇を大きく引き離しトップに躍り出、そのまま中間を通過する。しかし、終盤では5レーンの神大と先頭を奪い合う。「他艇に出られることも焦ることもなく、強みのドライブを生かし、他艇を抜ききることを信じて漕いだ」と杉方翔也(商3)。多くの部員が岸から見守る中、先頭争いを制し1着でゴールに滑り込んだのは関大の艇だった。「最高としか言えない気持ちだった」と杉方は喜びをかみしめた。

▲女子舵手付きクォドルプル

大会最後のレースは女子舵手付きクォドルプルの決勝。浜寺杯の優勝の勢いに乗り、この種目でも優勝を飾りたい。しかし、レースには立命館大、龍大、富国大などの強者が揃い苦しい展開になり、3艇には離されてしまう。だが、「いい勝負ができたのはよかった」と染矢希実(政策4)の言葉通り、必死に食らいつき差を縮め、総合4位。また、昨年から負け続けていた5着の大府大に15秒差をつけることができた。

▲浜寺杯男子エイトAのクルー

今回の大会では、新人を中心としたクルーの男子エイトAが浜寺杯制覇という快挙を成し遂げた一方、「悔しい思いをしたクルーも多い」という川添の言葉通り、なかなか上位に進出することができなかった。だが、「チームとしてはインカレに向け動き出そうという雰囲気ができあがってきている」(川添)。各々が課題を発見し、これから行われるインカレ、11月の加古川レガッタに向けての大きな一歩を踏み出した。
【文:柴村直宏/写真:松山奈央】

▼男子エイト・川添主将
「浜寺エイトAは優勝したけれど悔しい思いをしたクルーも多い。でも、とりあえずエイトAはよくやったと思う。対校エイトでは、いいスタートで1000㍍地点を通過したけれど、そのつけが後半に回ってしまい失速してしまった。それで、スパートで巻き返すことができなかった。また、今日は逆流ということもありレートが落ちやすかった。昨日は1000㍍に短縮されたが、今回は2000㍍だったのでレース展開とか戦略も大きく変わった。そして、チームとしてはインカレに向け動き出そうという雰囲気ができあがってきている」
▼浜寺杯男子エイトA・杉方
「私自身はもともとトレーナーであるが、能力のある1年生と優勝できて安堵(あんど)の気持ちでいっぱいだ。ラストスパートでレートを上げきれないという課題があったが、みんなが僕のコールに応えてくれてスパートで上げるできた。また、スタートで前に出ることができて、有利な状況だった。他艇に出られることも焦ることもなく、強みのドライブを生かし、他艇を抜ききることを信じて漕いだ。1着でゴールした瞬間は最高としか言えない気持ちだった。クルー編成から4週間しか経過していないが、今までやってきたことが報われた。初心者が多いクルーだったので、乗艇回数を増やして1本1本練習に取り組んできた。今後の目標は、11月の加古川レガッタ。今回の優勝はこれに向けてのいい通過点となった。これから自信をもちつつ、おごることなく頑張りたい」

▼女子舵手付きクォドルプル・染矢
「今日は結構しんどかった。途中で出られてしまい、差をつめることはできたけど最後に離されてしまい、追い上げ切れなかった。自分たちの気持ちの弱さだと思う。けれども、富国大や立命大などの強豪といい勝負ができたのはよかった。また、大府大には昨年から負け続けていたが、最初から離すことができた。、インカレではこのクルーでの出場になるかわからないけど、来年は自分とCOXの浜田千種(環都4)が抜けるだけで、漕手は3人残る。来年はもっとレベルアップしてほしいし、頑張ってほしい」

▼男子ダブルスカル・岡尾
「昨日よりコンディションもよく、自分たちの漕ぎができた。しかし、他大との差も出てきてしっかり基本に忠実に、ファイナルで押し切ることや、艇のバランスを安定させたままゴールできるようになることが今後の課題。ストレッチャーにプレッシャーをかけれるように両足とも均等に重心を真ん中に置くように意識する」