【漕艇】大幅に予定が乱れるも、5組が予選突破!

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◇平成29年度関西選手権競漕大会◇7月1日◇於・大阪府立漕艇センター◇

【女子シングルスカル 予選2組】
3着 甲田 5:03.98→準決勝進出
【男子ダブルスカル 予選1組】
4着 4:20.93→準決勝進出
【女子ダブルスカル 予選5組】
5着 4:18.26→敗者復活戦
【男子舵手付きフォア 予選1組】
4着 3:42.72→準決勝進出
【女子舵手付きクォドルプル 予選1組】
1着 3:37.44→決勝進出
【浜寺杯男子エイト 予選1組】
1着 A 3:24.75→決勝進出
【浜寺杯男子エイト 予選2組】
4着 B 4:16.34→敗者復活戦
【男子エイト 予選2組】
2着 3:08.11→敗者復活戦

ついに始まった集大成の関西選手権。1日目は、朝から強風とそれに伴う波で大会は中断される。再開されたのは午後3時からと、大幅にタイムスケジュールが乱れてしまった。しかし、その中でも5組が、準決勝または決勝への切符をつかんだ。

▲女子シングルスカル・甲田

まず初めに行われた女子シングルスカルのレースには甲田侑希(商4)が出場。スタートから他艇に抜かされるが、差がこれ以上開くことのないように粘りを見せ、4着で準決勝進出を決めた。

▲男子ダブルスカル・植野(左)・岡尾

▲女子ダブルスカル・天野(左)・林

続いて、男子ダブルスカルにはバウ・岡尾匠弥(政策4)とストローク・植野修爾(経3)が乗艇。立ち上がりに他艇から大きく離されることなく、3・4番を争う。「1レーンの艇がずっと見えていて余裕が持てた」。結果は4着であったが、5着とは差をつけ準決勝へと駒を進める。女子ダブルスカルに出場した、ストローク・天野優希(社4)とバウ・林奈々(社4)も予選敗退を喫するものの、最後まで粘り続けた。

▲男子舵手付きフォア

男子舵手付きフォアはスタートでのリードに成功し、中間までトップをキープ。順調にレースは進んでいったが、フィニッシュ直前で他クルーに追い抜かされ、4着。だが、「スタートではいつも通りの実力が出せた」と笠原拓哉(シス理4)が振り返るように、大幅なスケジュールの乱れがあったことを思わせないスタートを切ることができた。

▲女子舵手付きクォドルプル

ここまで多くのクルーが準決勝に進出し、優勝への機運が高まる中迎えた女子舵手付きクォドルプル。先月の西日本選手権で優勝した、染矢希実(政策4)、森千聖(ちさと=外3)そして山本昌奈(あきな=文3)が乗艇。また、決勝まで進出していた山本千咲(文2)、COX・浜田千種(環都4)といったクルーもおり、上位に食い込むことが期待された。立ち上がりから、前に飛び出しそのまま後半を迎える。「落ち着いた漕ぎができた」と染矢。しかし、途中で隣レーンの艇が追い上げをかけ、先頭争いにもつれこむ。若干リードを許しながら2番を走っていたが、最後にはガッツを見せて1着に返り咲き、決勝進出を手にした。

▲浜寺杯エイトA

▲浜寺杯エイトB

大会初日も終わりに近づく中で行われた、浜寺杯エイトのレース。関大はAとBの2組が出場。両クルーとも1年生、2年生のクルーが中心となって編成されており、普段出場することのない選手たちの実力を図る貴重な機会だ。最初にレースに挑んだのはA。中盤を1着で通過し、2着のクルーを大きく離し見事1着。力を見せつけた。続くBは真っすぐ進めずに苦戦し4着だが、COXの川﨑登夢(経2)の「諦めるな」という掛け声とともに、最後まで漕ぎ切った。

▲男子エイト

そして、最後の男子エイト。このレースは決勝に上がることができるのは1着のみ。序盤は前を走った。「いいスタートを切ることができた」とストローク・川添司樹(かずき=情4)主将。しかし、後半で4レーンの神大と2レーンの滋賀大が追い上げ始め、若干のリードを奪われていた。三者が先頭を奪い合う中、関大はレートを一気に上げ、1番前に躍り出た。岸からの部員の声援も徐々に白熱していく。だが、直後に思わぬ刺客が現れた。沈黙していた、5レーンの大府大がゴール直前で一気に順位を浮上。そのまま、追い越され結果は2着。惜しくも敗者復活戦に回ることになったが「1着にはかなわなかったけど、いつも通りにいけた」と川添は評した。

当初の予定が大幅に変更された初日だったが、多くのクルーが準決勝または決勝に進むことができた。また、惜しくも予選で敗北を喫した者もいたが、明日には敗者復活戦を控えており、上位進出の可能性は十二分にある。「まずは関西制覇を目指したい」(川添)。そのためにも、今日の課題を生かし明日に臨む。
【文/写真:柴村直宏】

▼川添主将
「今日は最初の予定が大幅に狂って、若干の戸惑いがあったけれども、それがレースに影響することはあまりなかった。2000㍍のコースが1000㍍になって、レースプランが変わって、レートとかピッチ、タイミングが練習とは違った。スタートは悪くはなく、むしろ良いスタートを切ることができたと思う。ラストスパートは自分たちの強みとしているので、1着にはかなわなかったけど、いつも通りにいけた。敗者復活戦では、1着のみが決勝に上がることができるので、2000㍍での勝負になるがまた、今回は新人が中心となった男子エイトAのクルーが優勝し、1年生は今年は大柄の者も多く、良い結果を残してくれたので期待できると思うし、チームの主軸になってほしい。そして、チーム全体としては、男子は関西選手権は集大成としての気持ちが高まっていると思うし、女子も同じだと思う。インカレもあるが、まずは関西制覇を目指したい」
▼男子ダブルスカル・岡尾
「荒れていてスタートが延期になって、実力も出し切れなかったし、もっとタイム的にも上位を狙えたかなと思う。スタートでうまく決め切れずに、崩してしまった。逆に良かったところとしては、4着上がりで1レーンの艇がずっと見えていて、余裕を持てたこと。もうちょっとリラックスして、落ち着いて実力を出したい。今回の関西選手権での目標は決勝戦を狙っている」
▼シングルスカル・甲田
「朝ははじめ、波と風で中断して、昼の3時から再開となって今から漕ぐのかというきもちになってしまったのと、誰が速いかということもいまいちわからなかった。結果としては3着で、妥当かなと思っている。とりあえず準決勝に行けてよかった。点数をつけるならば、100点中、80点。差が開いたわけではないけど、遅れをとってしまい、それでも粘って追いつけたからよかった。準決勝は速い人が多いと思うので、悔いなく自分の力を出し切りたい」
▼男子舵手付きフォア・笠原
「こっちに遠征に来ていて、仕上がっていたけどコースの距離が変わったりして、気持ちが切り替えきれなかった。力強くやっていこうと思ったけれど、気持ちが漕ぎについて行けてなかったなと感じた。しかし、スタートではいつも通りの実力を出せたので良かった。明日は決勝進出を狙うのも無理ではないと思う」
▼女子舵手付きクォドルプル・染矢
「レース中断とかコース短縮とか色々あったけど、割とみんな落ち着くことができた。最初に追い抜かして、精神的にも1000㍍ということもあり、耐えることができた。落ち着いた漕ぎができた。普段は静かなクルーだが、声も出てたと思うし粘れていたと思う。点数をつけるなら、100点中、70点。良かったところも悪かったところもないわけではなかったから。少し崩れたところもあった。リズムは悪くなくて、細かいグリップワークとか水面をすってしまったりした。けれど、思ったよりスタートで出れて良かった。朝日レガッタでは京大に負けてたけれど、勝つことができたし、自信につながった。決勝では優勝を狙いたい」