【サッカー】[なでしこ]関関戦制し、悲願の1部昇格!

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◇平成29年度関西女子学生春季リーグ1部2部入替戦対関学大◇6月24日◇大阪体育大学◇

【前半】関大1ー0関学大
【後半】関大1-1関学大
【試合終了】関大2-1関学大

2部2位でリーグ戦を終え、1部7位の関学大との入替戦を迎えた。2年前の2015年秋季の入替戦も関関戦となったが、2年前は延長戦で逆転を許し無念の敗北。今年こそ1部昇格を果たすため、19人全員で勝利を掴み取る。

前半はMF鳥本みずほ(法1)とMF濱直海(人2)が起点となり、相手陣内に迫る。10分に処理が甘くなったボールを奪われ、シュートに持ち込まれるが、これはGK佐々木恵梨(法1)の手中に収まる。一進一退の攻防が続く中、20分にMFゴギートレイシー(経4)が中盤でボールを奪うと、オーバーラップしたDF金子眞奈(法4)にパス。金子のクロスに鳥本がタイミングよく合わせたが、ゴール上へ外れた。

関大の攻撃が続き、33分にDF𠮷田絢香(経2)のシュートが相手の足に当たりCK(コーナーキック)を獲得。MF河﨑美穂主将(社4)の放ったボールは綺麗な弾道を描き、FW大田萌(文1)が頭でゴールに押し込んだ。前半終盤に貴重な先制点を奪い、1点リードで後半を迎える。

後半は関学大ペースに。15分にカウンターを狙われるが、シュートはゴール上に外れる。しかし、その5分後にゴギーが右サイドで相手に体をぶつけてボールを保持。最後はペナルティエリア内で鳥本が吉田へマイナスにパスを出し、吉田が豪快なシュートでゴールを突き刺した。

しかし、関学大もこのままでは終わらない。33分、ゴール前でボールを奪われると、そのまま左サイドからシュートを決められ1点を返される。その直後に、DF藤崎愛乃(人1)がコースを狙ったシュートを放つが、惜しくも上にそれる。

「あと1本」。残り5分を伝えるマネージャーの声が響くと、応援に駆け付けたスタンドの部員や家族は祈るようにピッチを見つめた。相手CKが続き、緊迫した場面が続く。終盤は相手の猛攻でピンチを迎えたが、試合終了のホイッスルが鳴ると同時に関大サイドは歓喜に包まれた。

悲願の1部昇格を果たした関大なでしこ。2年前は悔し涙に包まれたが、今年はうれし涙と笑顔があふれた。1部昇格という第一関門を突破し、次は今年の目標『日本一に繋ぐインカレ出場』に向けた戦いが始まる。「時間は十分あるので、今まで以上に準備していきたい」(河﨑)。さらなる高みを目指し、彼女たちは戦い続ける。【文/写真:川﨑恵莉子】

▼足高監督
「前回は明国医大に0-1で負けたが、内容は悪くなかった。今週の練習を見ていても1部に上がるという気持ちが強く、関学大とはずっと対戦していて、けが人が多いと聞いていたので勝機は感じていた。1部に昇格できたが、1部で戦うには今のままでは厳しい。今の気持ちを維持しつつ、今後戦っていけたらと思う。今年は即戦力となる1年生が入ってきて、期待以上の活躍をしてくれている。けが人は多いが、層の厚さが出てきて攻撃や守備の幅は広がった。インカレ出場は甘いものではないが、チャンスを生かし、さすが関大だなという色が出せるチームを目指していきたい」

▼河﨑主将
「今まで6試合戦ってきて、今日の90分は一番試合の中で成長できた。苦しい場面も多かったが、下級生も声を出してくれたことで、上級生が冷静にゲームを考えることができた。今年は1年生に良い選手が入ってきたことで、競争力が出た。今日は悔しい思いもしてきた10番(吉田)が点を決めてくれてよかった。1部を経験している選手はほとんどおらず、今の自分たちで勝てる相手ではない。1部昇格は大きな勝利だが、これからが勝負。時間は十分あるので、今まで以上に準備していきたい」